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そして戻らない

2008-05-30 02:00:24


「地獄の沙汰も金次第」だそうですが…
実際は、ソコまで行く前に既にカネ次第なんですな、これが


言うでしょ?「三途の川」の渡し賃


戦国武将・真田氏の紋所でもある「六文銭」がソレですね
死んじゃえば、お金がかからない…ってワケじゃないんですよ(笑)



5月4日、12時41分。父親が永眠しました

寝るのが好きな人だったので、さぞ今の暮らしには満足してることでしょう



死因は…腎不全、ということになってますが

直接的には、入院していた病院の看護婦の処置ミスでしょう
当日、朝まで、容体は悪いなりに、血圧も呼吸も脈も正常だったのが
看護婦が「それじゃ処置しま〜す」といって、毎度の痰取りなんぞをやった直後から
血圧が急低下し、そのまま逝っちゃったんですから


病室にいた母親の話によると、普通なら5分程度で終わる「処置」なのに
このときに限って30〜40分もかかり、終わると何故か
手足は包帯でぐるぐる巻き…????


棺桶に入れる時にみたら
左手の甲、両足首の皮が20センチも裂けて開いてました
それを隠すために、せっせと包帯巻いたのね…
それで、1人でカラダをあっち転がしこっち転がししたんでしょう
「なんか、バタバタやってた」と母親
弱った内臓からでも、一気に出血したんではなかろうか



痰取りの機械も、乱暴に挿入したのでしょう
痰受けの容器に、相当、血が混じっていたそうですから



急激な血圧低下だったから、苦しむヒマもなかっただろう…
とは、母親の言ですが… まあ、本職ではないのでアテにはなりません


しかしながら、今となっては、そうであった、と願いたいですな




さて、死んだ後は、一応、葬式…つーことになるのですが
これがまた、いろいろと容易でない


そもそも、実年齢は77歳だったのですが
誕生日が9月なので、享年は79となります
何だかこれだけでも「一体ナンなんだ?」って感じですわ…


あれにもコレにもカネがかかります
なにげに並ぶ花輪にも、祭壇(つーのかな?あれ)の花も、供物も
遺影も、香典返しも、精進上げの食事はもちろん
坊さんへの謝礼(つーのか?あれ?)、戒名代から位牌代
位牌にかぶせるカバー代、喪服、霊柩車、手っ甲に脚絆に杖…
火葬場で待ってる間の茶菓も…すべて、カネ、カネ、カネ、カネ…です

貧乏人は、まさに、死ぬに死ねませんわ、これでは
資本主義経済社会に生きていて、そして死んでいくことを痛感します


おかげで今年のGWは大忙しでした…
30日〜2日が休みだったので、ここを利用して都内で人に会っていたのですが
その1日昼前に、最初の「危篤」連絡
予定していた仕事をすべてキャンセルして実家へ



主治医を交えて「もって1週間」との話
「無駄な延命治療はしない」「心マッサージはしない」「呼吸器つけない」
などの同意書にサインして
それでいて、小康状態を保ったので、「こりゃ10日ぐらいは大丈夫かな」



もう一回、生きているうちに会えるだろう…と思いつつも
3日昼に、一応の「今生の別れ」を済まし、東京へ戻り
当初の予定通り、4日昼前の飛行機で大阪へ帰ることに…


羽田から飛行機の中では、富士山を眼下に眺めながら…


「あ、今までありがとう、って言うの忘れた…!」
「ま、も、一回、チャンスあるかな…」


などと思っていて伊丹着いて
蛍池で阪急に乗り換えようと思ったら公衆電話の着信
今朝の定時連絡では、「異常ナシ」だったのに…


「もしもし、○○ちゃんげ? あのね、12時41分、亡くなったから」と伯母さん


まったく予想していなかったことではないけれど…
ココロの準備が出来てた、といったところで、それは準備なわけで
これって、どうよ?…ってくらい動揺はしたのだけど


仕方がないので、当初の予定通り、そのまま出社して
総括次長が出社してきたところで事情説明。「すぐに」と言われても
今から戻ったところで、急ぎすることもなし
母親も「最早、あわてて来なくていい」


「オヤジもおとなしく寝てるから、大丈夫だから。顔色悪いけどね…」


結局、そのまま仕事をこなし、翌日から忌引


つまり30日〜3日=休み、4日出社、5日〜11日=忌引


なるほど結果的には10日以上も休んだのですが、ちぃとも休みにならず…
ま、疲れたGWでした



驚いたことに…まあ、よー泣きましたわ(笑)
1エピソード1泣き(爆)
そのくせ、同じ話では2度泣かない


泣き疲れました。まだまだ泣けそうな気はするけどね…





ま、そんなこんなで…


ナニゴトも始まりがあれば、終わりがある
人は死ぬモンだし、カタチあるものに永遠はあり得ない


そんなワケでして…
当店「東京えんやこら」も、今回をもちまして、追加更新がなくなり
実質的な「開店休業」となります


コイツは、たまさか、かへぼろの画像データがいっぱいになっちまった…
ってのホントの理由なんですがね(笑)店主も実は4月に大阪に転勤しまして
関西暮らしをしておりますんで…



まあ、そんなこんなで
長らくのご愛顧、ありがとうございました
とりあえず「東京えんやこら」、第1部(仮称)は、これまでです
何やら、最終回のくせに、これまでとはテイストも、趣も異にしますが
そこんトコは、死人に免じ、平にご容赦を




ちなみに「大阪」編は、密かに、既にスタートしてます(笑)
タイトルは「大阪えんやこら」ではありません(←一部には、既に見つけられてますがね)


では、まあ、そういうワケで…これからも宜しう

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コメント


ご不幸があったというだけでも悲しいのに、
ブログのお引越しを知り、さらに悲しくなります。

遅ればせながら、お父上のご冥福をお祈りいたします。

土方節が私の元気の素でした。
転勤先について行きたい。
Posted by:ヒロイン at 2008年06月03日(火) 21:40

  さま
  さま

  ま、ホント、人は死ぬもんなんですがね… 

 いまだに泣ける自分に驚いてますよ〜。別に悲しいワケじゃないのにね…
 じいさん、ばあさんと親とでは、やっぱ違いますなぁ…
Posted by:店主 at 2008年06月02日(月) 01:59

土方さま
ご愁傷様でした。
もう一ヶ月近く経ちますが、
この後も七七日など法事が続きますね。
今頃は、三途の川の渡し賃もしっかりお渡し済みで
あちらの世界で土方さんを見守ってくださっていますね。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
Posted by:あひる at 2008年06月01日(日) 18:36

大変でしたね!
私の父が亡くなったときの事を思い出しました。
もうそろそろ危ないよ!と言う連絡を受け
家族で九州に帰り、病院を訪ねたら
あら!意外と元気そうじゃない!
「お父さん、来たよぉ〜!解るねぇ〜?」
というと
いつもは会話不能な父の口から
「おぉ〜!」
といつになく元気な声!
数時間病院で過ごし、
この調子だと今日は大丈夫そうですねと
病院の方々からも言われ
それじゃ一旦、食事に帰りますと、病院から車で3分の実家へ!
着いて10分ほどだったでしょうか!
亡くなった!と電話が!
家族の誰も死に目に会えなかったのです。
20年間寝たきりで、
生前何度となく
「生き地獄だ!」
と言っていた父ですから
土方さんのお父様同様
たぶん何不自由ないだろうあちらの暮らしに
満足している事でしょう!

土方さんのお父様のご冥福をお祈り致します。
Posted by:かぼ花 at 2008年05月31日(土) 22:00








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