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助かった自分が言うのも何だけど

2008-08-20 16:56:56
産婦は実はものすごくリスキーな環境に置かれているのに、気付いていなことが多いのか(過去の自分も含めて)と思ったのが今日のニュース。
大野病院の事件について見ていると(仕事しろよオレ)、誰も悪くないのに遺族を叩く人、医師を叩く人が多くて悲しくなる。
素人なりに現状を見ると

お産についてのリスクを検診や母親学級で医師や助産婦が耳が痛くなるまで解説するべき…とはわかっているけれども、スタッフも時間も足りない。

もしかしたら、母子ともに命にかかわるようなことがあるかもしれないけれど、そんなリスクはたまごクラブにもプレモにもおは赤にもデカデカとは載らない。というより、幸せいっぱいでそんなもの見たくない。だからお産当日に愕然。(自然なお産とか暖かいお産とかいうけど、何かあったときどういう対応するのか詰めておかないと、コトが起きてからGOでは手遅れとは書いてるの見たことない)

不幸にして何かあったとき、納得がいくまで遺族に医師が解説するべきなのかもしれないけれど、医療スタッフにそんな時間はない。患者さんは常にギュウギュウ。医師も助産婦も看護師も、連日連夜のハードワークで心身ともにボロボロ。
母や娘や子をなくした家族は何だかよくわかんないけれど、有頂天からどん底に突き落とされたままで置いてけぼり。
ネットや書籍に溢れるハンパな知識や情報やニュースだけを頼りに何とか現状を把握しようとするも余計に混乱。
結果、訴訟へ(今回は刑事事件だけど、処罰感情の強さから見ると、民事でも不思議じゃない)

…こういうことなら悲しすぎる。

「大野病院じゃなければ、助かった」っていう言葉も見たけれど、百戦錬磨な医療スタッフばかりが体調も含めて万全の体制で揃っていて、血液や資材のストックにかなりな余裕があって、器材も最新のものがそろっている病院って、日本にどれだけあるんだろう?
誰が悪いわけでもなく、運が悪かったとしかいいようがないんだろうか?
後期高齢者だのジェネリックだの、お金の話しか聞かないけれど、それだけが医療の問題なの?



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