改めて・・・中田英寿が本日21:00、引退を発表しました。
●中田引退について本人のコメントはこちらから・・・↓
「nakata.net --中田英寿オフィシャルホームページ」
これまで中田英寿の強すぎる個性に賛否両論あった事は確かですが、W杯では日本代表選手の中で誰よりも豊富な運動量を誇り、外国人選手にも当たり負けない強さを発揮し、多くの日本代表サポーターに改めてプロサッカー選手中田英寿の偉大さ、凄さを見せ付けてくれた男です。
29歳の引退での理由に、本人の中で100%、サポーターからの期待に応える自信がなくなったという完璧主義者中田英寿らしい一面も見せています。
また一方で、欧州、世界ではごく普通のことでも、日本に帰ってくるとその高すぎるプロフェッショナリズムが歪んだ形で理解され、最後までそれがチームメイトに伝わる事はありませんでした。ただこのプロフェッショナリズムがチームメイトには結果的に伝わらなかったけれども、一部のサポーターを始めとする“みんな”が理解してくれている事で中田は満足して新たな旅に出発できるとも書いています。
正直言って、中田の意思を理解できる“みんな”がこれからの日本サッカー界を変えていけるのかには大きな疑問と不安を感じます。
それは中田の意思を理解できる“みんな”の中に実際にピッチに立ってチームメイトを鼓舞できる「プロサッカーの伝道師」が見当たらないからです。
W杯の期間中、日本代表の練習で最後まで残って自主的にシュート練習を行っているのは中田一人でした。もっと言えば、「させられる練習」ではなく「する練習」をしているのは中田、ただ一人だったように思えます。
中田よりシュートの精度が落ちる選手、中田より持久力がない選手、中田よりフィジカルが弱い選手、は山ほどいたはずなのに、練習をさっさと切り上げて宿舎に帰ってしまうチームメイト達。もしかすると、いくら鼓舞しようと全く何も感じないチームメイトに中田自身が自らの行動を馬鹿らしく感じたのかもしれません。
今後の日本サッカー界に不安を感じられずにはいられません。
今回の中田の引退発表を真摯に受け止め、今後の日本サッカー界に危機感をもってピッチ上でそれを表現してくれる選手が登場してきてくれる事を願わずにはいられません。
とにかく・・・中田英寿選手、お疲れ様でした。