イタリア 1−0 オーストラリア
【得点経過】

後半)95分:トッティ(PK)
●試合経過(前半)
イタリアはトッティが先発を外れてデルピエロがスタメン出場。
一方、オーストラリアは試合前キューウェルが松葉杖で歩く痛々しい姿を晒し、攻撃の中核キューウェルがスタメンを外れる構成。
前半10分まではオーストラリアのペースだが、11分すぎイタリアの素早い展開からゴール正面でペロッタが受け、ルカ・トニへ。フリーでシュートを打つチャンスだったが、オーストラリアのチッパーフィールドが身体を張ったプレーでピンチを凌ぐ。
さらに前半20分前後、イタリアは前線のトニが落としたボールをジラルディーノがシュートするもオーストラリアGKのシュワルツァーがクリア。22分頃にも前線に残ったトニが反転しながらシュートを放つもシュワルツァーが今度は足でクリア。
一方のオーストラリアは、ボールを持たせられるもののイタリアの最終ラインを突破する事が出来ない。しかし前半30分、ようやく惜しいチャンスを掴んだオーストラリア。ゴール右サイドで得たFKから放り込まれたクロスボールが流れて走りこんできたチッパーフィールドがシュート。一瞬イタリアGKのブッフォンが弾きそうになるが、すぐに抑え込んでボールをセーブする。
前半33分、オーストラリアの攻撃をカットしたカンナバーロから速いカウンターを仕掛けるイタリア。FWのトニが2度3度とチャンスからシュートを放つもゴールをねじ開けるにはあと1歩足りず。
前半40分にもゴール左サイドからのFKを得たイタリアだが、ジラルディーノがシュートミス。
欲しい欲しい1点が奪えない。
オーストラリアも先制点を奪うべく前半終了間際にCKからチャンスを得るも得点には結びつかず。前半終了。
●前半総括
前半はイタリアペース。一見するとオーストラリアがボールを保持しているようだが、イタリア得意の守って素早いカウンターの戦法にまんまとはまっている感は否めない。
オーストラリアとしてはケーヒル、ブレッシアーノあたりが後半イタリアDFの裏を取る動きが出来ればアズーリをパニックに陥れる事が可能になるだろう。
イタリアとしてはもう少し中盤からの押し上げがあると前線のトニ、ジラルディーノの2枚がより生きてくるという感じだ。
●試合経過(後半)
後半、よりオーストラリアがペースを掴む。
後半5分、イタリアのマテラッツィがブレッシアーノを倒し1発レッドカードで退場。
イタリアは10人となり、劣勢に立たされる。
その後、数的優位を得たオーストラリアはじわじわとイタリアを追い込み始める。
後半14分にはチッパーフィールド、後半33分にはブレッシアーノがイタリアゴールを脅かすもイタリアGKのブッフォンが好セーブで得点を許さない。
そしてオーストラリア優位のまま延長戦突入かと思われた後半ロスタイム。
左サイドから切り込んだグロッソが倒されて起死回生のPK獲得。
これをトッティが決めて1−0。そのまま試合が終了。
内容はともかく、結果的にはイタリアがイタリアらしさを見せて1−0で薄氷の勝利を得た。
●後半総括
決して誉められた試合内容ではなかったイタリア。
しかし劣勢に立ちながらも相手に最後まで得点を許さなかった点はさすがの一言。
イタリアらしい勝ち方でベスト8に駒を進めた。