アルゼンチン 2−1 メキシコ
【得点経過】

前半)6分:マルケス

前半)10分:クレスポ

延長前半)98分:マキシ・ロドリゲス
●試合経過(前半)
メキシコボールで試合開始。
試合開始早々いきなりCKを掴んだメキシコ。
ボルヘッティがヘディングを狙うがやや合わずにゴールマウスを捉えることが出来ない。
序盤ペースを掴んだのはメキシコ。
前半5分、ゴール右サイドのFKからファーサイドに抜けたマルケスがエインセを振り切ってスライディングしながらシュート。これが見事に決まってメキシコ先制。1−0とリードを奪う。
いきなりペースを奪われたアルゼンチンだが、あっという間に取り返す。
前半10分、右サイドのCKからのボールにクレスポが飛び込む。一瞬クレスポと競り合ったボルヘッティの頭に当たりゴールに入った為、自殺点かと思われたが記録はクレスポの得点。
アルゼンチンが同点に追い付く。
一進一退の攻防見せるこの試合、メキシコがサイド攻撃を主体に攻めるのに対して、アルゼンチンはリケルメを中心にした組み立て。
決勝トーナメント独特の緊張感からか動きに精彩を欠くアルゼンチン。
前半終了間際、エインセのトラップミスによって相手にボールを奪われ、危うくGKと1対1の決定的なシーンを招く事に・・・。何とかファールで止めたエインセだが、限りなくレッドカードに近いイエローカード。ゴール前右サイドで得たFKをマルケスが蹴るも壁に当たり勝ち越し点には至らない。
ここで前半終了。
●前半総括
前半はメキシコペース。
アルゼンチンは得意のショートパスが通らず、攻撃時も後方からの押し上げが無い為、前線が孤立する展開。一方のメキシコはカウンターからの展開が良く機能しており追加点に近いのはメキシコか?後半、先にペースを握った方が追加点を奪うだろう。
●試合経過(後半)
アルゼンチンボールで後半開始。
後半に入ってもメキシコ優位の展開は変わらない。
後半8分、左サイドのロングクロスボールからファーサイドにいたボルヘッティがフリーでボールを受け決定機を作るもGKアボンダンシエリがかろうじて防いでピンチを凌ぐ。
アルゼンチンは後半10分すぎ、右サイドで得たFKをリケルメが逆サイドにいたマキシ・ロドリゲスに合わせるもタイミングが合わず。シュートがヒットせず得点には至らない。
その後、両者とも中盤での潰しあいが続く。
重苦しい展開が続くこの試合、メキシコは後半途中から入ったシーニャ、アルゼンチンは途中からテベス、メッシを投入するが決定機が作れず後半終了。
1対1のまま延長戦に突入する。
●後半総括
双方ともに疲労が影響しているのか動きが鈍い両チーム。
特にアルゼンチンの出来の悪さはこれまでの予選リーグの戦いからは想像出来なかったものだ。メキシコは想像以上の健闘ぶりが目立つ。延長戦、この試合、ずっと優位に試合を展開しているメキシコがやや有利か。
★延長戦
●試合経過(延長前半)
延長前半8分、左サイドのソリンから振ったボールが右サイドのマキシ・ロドリゲスへ。
これを受けたマキシ・ロドリゲスが胸でワントラップ後、左脚でボレーシュート。
これが見事にゴール左隅に決まり待望の勝ち越し点を決める。
1点リードを奪ったアルゼンチンは守備を固めて逃げ切りに入る。これに対してメキシコは攻め手を失い延長前半終了。
●試合経過(延長後半)
延長後半2分、同点としたいメキシコは左サイドをドリブルで抜けたシーニャがそのまま走りながらシュートを放つもボールはポスト外へと外れてしまい同点には追いつけない。完全に疲労から足の止まった両チームあと1歩がなかなか出ず決め手が掴めない。
延長後半7分、さらにメキシコはゴール右サイドでのFK。セットプレーから空中戦を挑むメキシコだがアルゼンチン必死のクリアでピンチを凌ぐ。
その後、動きの無くなった両雄。結局、延長前半マキシ・ロドリゲスのミドルシュートが決勝点となり、アルゼンチンがかろうじてベスト8へ駒を進めた。
●延長戦総括
かなり苦しんだアルゼンチンを最後に救ったのはやはり個人技だった。
中2日という過酷なスケジュールもあったのだろう。この日のアルゼンチンはいつものパスワーク、スピードが全く無かっただけに、命拾いした試合と言ってもいいだろう。
内容はメキシコだったが、勝敗はアルゼンチンという試合だった。