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負けるが勝ち? アルゼンチンvsオランダ戦展望 [2006年06月21日(水)] |
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-- 決勝トーナメントを睨んだ駆け引きが始まった!? --
予選グループA組とB組の突破チームが決まった。
A組は昨日の試合で2位エクアドルに3−0で快勝したドイツが1位突破。
B組はイングランドが1位、スウェーデンが2位で決勝トーナメントに進出している。
今日は予選C組、D組、明日はE組、F組、明後日はG組、H組がそれぞれ予選第3戦を行い今週末には決勝トーナメントに進出する全16チームが顔を揃える事になる。
そしていよいよ負けたら終わりのノックアウトトーナメントの火ぶたが切って落とされる訳だが、今日あたりの試合から強豪各チームは決勝トーナメントを見据えた駆け引きを始めだす。
まず死のグループと呼ばれたC組。第3戦を控えた現在の順位は1位アルゼンチン、2位オランダというものだ。
今晩にはそのアルゼンチンとオランダが直接激突する訳だが、現在得失点差で大きくリードするアルゼンチンをオランダが逆転、1位で予選を通過するためには今晩の試合に勝つしかない。
しかし、ここで問題になるのが本当に1位で突破するのが今後有利に働くのかという疑問である。
もし1位で突破した場合、そのチームはA組を1位で突破したドイツと同じブロックに入る事により順当にいけば準々決勝で開催国ドイツと対戦しなければならない。一方、2位で突破した場合はB組1位のイングランドと同ブロックになり、こちらも順当にいけば準々決勝でイングランドとの顔合わせが待っている。
もちろん、両チームとも優勝候補として今大会屈指の好チーム、どちらと当たるのが良いかという答えは一概に甲乙つけがたいものだ。
ただここまでの両チームの戦いぶりを見ている限り、対戦相手から見てどちらが嫌なチームかと問われれば、筆者は間違いなくドイツと答えるだろう。
中盤は豪華だが前線に不安のあるイングランドに比べて、今のドイツは前線、中盤とどこからでも点を取れる多彩な得点パターンを持っている。
ルーニーがようやく怪我から復帰したものの昨日のスウェーデン戦で脚を痛めたオーウェンの欠場により今後もイングランドには決定力不足の不安が付き纏う。一方のドイツはと言えば、開幕戦でラーム、フリングスの中盤が長距離砲を決めたかと思えば、第2戦、第3戦ではFWがきっちりと仕事をこなして勝利する理想的な展開だ。
その上、ドイツは開催国という絶対的な地の利を得ている故、相手にとってはドイツを倒すのは並大抵の事ではないはずなのである。
そうなると必然的にC組は2位で突破するのが有利になるという結果が見えてくるのだが、アルゼンチン、オランダの両監督はどのように考えているのだろう。
試合前の情報では、両チームともレギュラークラスを温存するとも言われている。
もし筆者の予想通り、2位で突破する目論見が両チームにあれば確実に現在2位のオランダは攻めないだろうし、アルゼンチンは負けに行くだろう。(※負けにいったアルゼンチンに対して、攻めないオランダ…業を煮やしたアルゼンチンが自殺点を入れたりしたら大ニュースになるかもしれない。)
「勝たなければいけないW杯」で負けにいくという前代未聞の試合展開が見られるかもしれないのだ。
これこそが「負けるが勝ち」である。 |
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Posted at 14:33
| もうすぐキックオフ
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