日本 0−0 クロアチア
●試合経過(前半)
日本代表にとって後のない1戦。
クロアチアボールでキックオフ。
前半2分、早くも日本のチャンス。

宮本から長いボールが柳沢へ、これを柳沢が中村俊輔へパス。
右サイドで相手DFをかわした中村に相手DFがたまらずファウル。
右サイドでFKを得るも、中村から放たれたボールはクロアチアにクリアされCKにされる。
このCKも相手GKの前に飛んでしまい、日本代表最初のチャンスを逃す。
序盤、積極的なプレスと豊富な運動量で主導権を握った日本代表だが、
ボールを奪ってからの展開にやや精度とスピードを欠き、シュートまでは持ち込めない。
一方のクロアチア。
前半13分にようやくボールをキープすると、右サイドのスルナ、中央のプルショあたりが押し上げを見せるも日本DF陣が身体を張ったクリアで相手にチャンスを与えない。
前半16分、日本代表は中盤でゆっくりしたボール回しから右サイドの加地が裏に抜け出して中央にクロスを上げるが、高原にややタイミングが合わず。
前半20分、右サイドでボールを持ったダド・プルショが宮本との1対1を突破してペナルティエリア内に侵入。これを宮本が後ろから引っ掛けてしまいファウル。PKを与えてしまう。
キッカーはスルナ。クロアチア先制のチャンス。
ペナルティスポットから放たれたボールはゴール右サイドへ・・・これをGK川口が超ファインセーブでゴールを死守。クロアチアは先制の大チャンスを逃してしまう。
その後、日本代表は三都主、小笠原、高原、クロアチアはクラニツァール、クラスニッチあたりが積極的にシュートを放つもGKの好セーブやゴールマウスを捉えきれず得点には至らない。
前半35分、日本代表は右サイドで中村俊輔が相手DFをかわして、後ろにいた中田英寿にボールを出すと、これを中田が強烈なミドル。
決まったかに思われたが、相手GKのプレティコサが横っ飛びでこれをセーブ。
惜しくも先制点のチャンスを逃す。
前半終了間際もクロアチアのペース。
散々右サイドのスルナからのクロスが上がる展開だが、シュートが決まらず0−0のまま前半終了。
●前半総括
決まったパターンで右サイドのスルナから攻撃の起点を作るクロアチアに対して、
何度も同じように相手に突破を許す三都主。前半は運良く得点にはならなかったものの、このまま同じパターンを許すと相手に得点されるのは時間の問題だ。早くこの部分の解決を行う必要があるだろう。
一方の攻撃だが、こちらもシュートはしてるものの、非常に精度が低い状態。
相手ボールを奪った時、誰が攻撃の起点になるのか?中田か、俊輔か?はっきりさせないと得点は生まれないだろう。
●試合経過(後半)
ジーコは福西に代わって後半、稲本を投入。

日本代表ボールで後半開始。
後半開始早々、クロアチアは右サイド45度、絶好の位置でFKを獲得するも壁に当たりチャンスを活かしきれない。
日本代表は後半開始7分、小笠原が右サイドを突破。相手DFを振り切った状態で中央の柳沢に折り返し。相手GKも小笠原につられていた為、柳沢のゴール前はがら空きだったのだが、これを痛恨のシュートミス。決定的なチャンスを外してしまう。
この後、クロアチアはクラニツァールが決定機を掴むもこちらも痛恨のシュートミス。
お互いイージーなミスが多くなっており決定的チャンスをモノに出来ない。
後半16分、日本代表は柳沢に代わって玉田が入る。
とにかく1点が欲しい両チームだが、暑さによる疲労からか動きが徐々に鈍くなる。
日本にも増してチャンスを得ながら決定機を活かしきれないクロアチア。
押し込んではいるものの全く精度が伴わない。
後半40分、日本代表は高原に代わって大黒を投入。
消耗戦となったこの試合、結局両者決め手なく0−0で終了。
勝ち点1は取ったものの次戦がブラジル戦である事を考えると首の皮1枚で残ったものの非常に厳しい状況に追い込まれた事は間違いない。
●後半総括
日本以上のチャンスがありながら、それを逃したクロアチア。
この試合は流れから言って日本が取れる試合だっただけに残念でならない。
残り1戦、ブラジル戦に全てを賭けるしかない日本代表。
この4年間の最後の試合に奇跡が起きる事を信じるしかない。