D組:ポルトガルvsイラン [2006年06月17日(土)]
ポルトガル 2−0 イラン 

【得点経過】

後半)63分:デコ
後半)80分:C.ロナウド(PK)

●試合経過(前半)

D組では昨日、メキシコがアンゴラに痛恨の無得点引き分けを演じた事で、ポルトガルにとっては今日勝てば決勝トーナメント進出が決定、1位突破に向けて有利なポジションをキープしたいところ。

イランボールでキックオフ、試合開始。

試合開始早々、攻撃に出たポルトガルは、右サイドのフィーゴを起点にチャンスを作り出す。
一方のイランは中盤でボールをカットされ、なかなか理想的な展開が行えない。

序盤はポルトガルペース。
中盤でのフィーゴ、デコ、C.ロナウドあたりが組み立てて、前線のパウレタを走らせる展開も決定機までには至らない。

前半34分、先制点が欲しいポルトガルは右サイドからC.ロナウドがイランDF2人を抜いて左脚で強烈なシュートを放つもボールはゴールサイドネットの外に突き刺さり得点ならず。

その後の前半終了間際、ポルトガル怒涛の攻撃。
C.ロナウド、パウレタが決定的なチャンスを作るも、ゴールをこじ開ける事が出来ず、前半終了。

●前半総括

ポルトガルにとっては攻めに攻めながら先制点が奪えない消化不良の展開。
一方のイランは攻撃に出たいものの、ポルトガルの押し上げに全体的にラインが下げられている状態。今日負ければW杯が終わってしまうイランにとっては後半ダエイを投入するか?
ロングボールをダエイに当てて、2列目からマハダビキアあたりが絡めば充分に得点のチャンスはあると見る。


●試合経過(後半)

ポルトガルのキックオフで試合開始。

後半に入っても前半同様、ポルトガルが主導権を持った状態でゲームを展開するも、イランDFを完全に崩しきる事が出来ない。

この嫌な流れを消し去ったのは、デコの個人技だった。
後半15分すぎ、左サイドからボールを持ったフィーゴが中央にいたデコにパス。
これを受けたデコが約25mの位置から右脚を一閃。
ミドルの位置から放たれた一撃は相手GKを一歩も動かすことなく、ゴール左のサイドネットを直撃。ようやくポルトガルが先制する。

1点をリードされたイランは後半23分、ポルトガルDFのミスを突いて裏に抜け出した11番のハティビが左サイドでGKと1対1の決定的な局面を作るも放たれたシュートはゴール右へ外れてしまい同点に追い付く事が出来ない。イランはこの試合で初めて迎えた決定機を逃してしまう。

更に後半32分、右サイドからの展開にハシェミアンがフリーでヘディングシュートを放つも、コースが悪くGKに止められてしまい得点を奪えない。この決定力のなさがポルトガルに決定機を与えてしまう。

その直後、左サイドでイランのゴルモハマディがフィーゴを倒してPK。
これをC.ロナウドが決めて2−0。
ほぼ試合を決める2得点目。
ポルトガルが決勝トーナメント進出を決める得点となった。

●後半総括

数少ないチャンスをものに出来なかったイラン。
ストレスの溜まる展開ながら、デコ、フィーゴらの個人技で状況を打破したポルトガル。
やはりここ一番の決定力の違いが試合を決める要因となった。

Posted at 23:43 | 試合速報フラッシュ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
  C組:オランダvsコートジボワール [2006年06月17日(土)]
 オランダ 2−1 コートジボワール 

【得点経過】

前半)23分:ファン・ペルシー
前半)27分:ファン・ニステルローイ
前半)38分:B.コネ

●試合経過(前半)

直前の試合でアルゼンチンがセルビア・モンテネグロに大勝。
C組のライバル、オランダ、コートジボワールにとってはアルゼンチンに続きたいところ。

オランダのキックオフで試合開始。

序盤はオランダペース。
左右のウィンガー、ロッベンとファン・ペルシーが押し上げる展開を見せる。

しかし前半15分すぎまで両チームともシュートなし。

この試合最初のシュートは、コートジボワール。
左サイドから22番のエンドリがシュートを狙うもグラウンダーのボールはGKの正面。

このあたりからボールキープはコートジボワールに傾く。

前半20分すぎまでシュートがなかったオランダだが、前半22分最初のシュートが最初のゴールになる。右サイドから切り込んだファン・ペルシーを倒し、FKを得たオランダ。このゴール右サイド45度の位置から得たFKをファン・ペルシー自らが直接決めて1−0。オランダが先制する。

更に4分後、左サイドから展開したボールはロッベンのドリブルを経て、前線にいたファン・ニステルローイにラストパス。これをファン・ニステルローイが豪快に決めて2−0。シュート2本で2ゴールを決めたオランダが2−0。一気にリズムを取り返す。

一方のコートジボワール。前半32分には左サイドから中盤のゾコラが強烈なミドルシュート。シュートがバーを叩くもゴールには至らない。何とか速く点を返したいコートジボワールだが、前線のドログバになかなか決定機が訪れない。

しかしシュート本数はコートジボワール。
これが38分に結実する。

前半38分、ゴール中央からドリブルを始めたB.コネが右に流れながらドリブルシュート。
これが見事にゴール左隅へ決まり1点を返す。

さらに、前半ロスタイム、A.コネが中央からミドルシュートを放つも惜しくもシュートはバーの上、同点には至らない。

そして前半終了。

●前半総括

お互いに攻撃が持ち味のこの試合。
非常にダイナミックな展開だ。
得点は2−1でオランダがリードしているが、ボールポゼッションはほぼ互角。
後半、オランダが追加点を奪うか、それともコートジボワールが同点に追いつくか、
次の1点を奪ったチームがこのゲームを取る事になりそうだ。


●試合経過(後半)

コートジボワールボールで後半開始。

後半開始早々、ゴールからゴールへの速い展開が繰り広げられる。
オランダは右サイドからファン・ペルシーが持ち込めば、コートジボワールも右サイドからA.コネがシュートを試みる。

後半15分まではややコートジボワールのペース。
中盤からバイタルエリアまでは非常に速いパスワークで良い形を作るコートジボワール攻撃陣だがA.コネ、B.コネら最後のシュートがゴールマウスを捉えきれない。

一方のオランダは25分前後、左サイドのロッベンからファン・ニステルローイ、ファンデルファールトあたりが追加点を狙うがゴールマウスをこじ開ける事は出来ない。

その後も双方ともに1点を狙う緊張感ある展開を繰り広げる両チーム。
30分以降、なんとか同点にしたいコートジボワール。カウンターから速い展開を仕掛けたいところだが、疲労からか後方からの押し上げが少ない為、前線が下がってボールを受ける形となってしまい速攻が仕掛けられない。

後半ロスタイム、コートジボワールが怒涛の攻撃を見せるも精度に欠けるフィニッシュが得点に繋がらず試合終了。オランダが2−1で勝利した。

●後半総括

この試合の勝敗を決めたのは、オランダとコートジボワール、個々の選手の精度の違いであった。スピード、展開力はオランダとほぼ互角、いやそれ以上に素晴らしいパフォーマンスを見せたコートジボワールだが、パスの精度、フィニッシュの精度がオランダとは大きく異なった。ドログバ1枚に頼らざる負えないコートジボワールに対して、ロッベン、ファン・ペルシー、ファン・ニステルローイら高い決定力を持つ選手を多く持つオランダが最後は押し切った試合であった。
Posted at 00:25 | 試合速報フラッシュ | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(1)

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Eddie Natchel
(エディ・ナッチェル)


スポーツコメンテーター
日本生まれ、L.A.育ち。
欧州サッカーからアメリカ4大スポーツまで、様々なスポーツのコメンタリーを得意の関西弁と英語を駆使してつとめる。

他ブログで、スポーツ全般の話題を取り上げる「スポタメ!」も執筆中。
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