H組:スペインvsウクライナ [2006年06月14日(水)]
 スペイン 4−0 ウクライナ 

【得点経過】

前半)13分:シャビ・アロンソ
前半)17分:ビジャ
後半)48分:ビジャ(PK)
後半)81分:トーレス

●試合経過(前半)

スペインのキックオフで試合開始。
この試合のファーストシュートはスペイン。
前半2分、シャビが起点となった攻撃から右サイドに展開。セルヒオ・ラモスが速いグラウンダーのクロスをシャビがシュート。ボールはゴール左外へ逸れる。

一方のウクライナ。
前半4分にゴール左サイドからFKを得るも得点には至らず。

前半13分、先制点はスペイン。
左サイド、シャビのCKからシャビ・アロンソがヘディングシュート。
シャビ・アロンソの先制により、スペインが1−0とリードを奪う。

勢いに乗ったスペインは前半17分、ゴール前中央やや左寄りの位置より得たFKをダビド・ビジャが直接狙う。壁に当たったボールは角度を変えゴール中央右寄りに決まり2−0。
早くも序盤20分弱で2点のリードを奪う。

一方ウクライナは、守備の意識が高すぎるのか?それともW杯の初戦の緊張からか?ラインが引きすぎの上に、相手選手へのプレッシャーも殆ど無い為に、スペインの攻撃陣に楽々とバイタルエリアまで侵入されている状態。相手のボールを奪えず、なかなか得意のカウンターに持ち込めない。

前半42分、ウクライナにとってはこの試合初めてのビッグチャンスが訪れる。
前線でボールを受けたシェフチェンコが相手DFを引き付けてボロニンへとスルーパス。
GKと1対1の場面を作ったかに見えたが惜しくもオフサイド。あと1歩が届かない。

結局前半はスペインが主導権を握る形で終了。

●前半総括

スペインの2点はCK、FKと全てセットプレーからのもの。
混戦が期待されたこの試合だが前半はスペインがウクライナを圧倒する形となった。
カウンターを得意とするウクライナは攻撃が単調となっており、なかなか良い形が作れない。
シュート本数はスペインの10本に対して、ウクライナはたったの2本。
スペインはこのまま後半も相手に主導権を与える事なく、進めたいところ。
一方のウクライナは、プレスをかけてボールを奪い返して速いカウンターをかけなければこの試合ウクライナにとっては厳しいものになるだろう。


●試合経過(後半)

ウクライナボールで後半開始。

後半開始早々の2分、ウクライナボールを奪ってカウンターに入ったスペインは中央からトーレスが突破。マークに付いたウクライナDFのワシュクがペナルティエリア内でトーレスのパンツを掴み倒してファウル。ワシュクは一発退場となり、スペインはこのPKをビジャが決めて3−0とする。

後半10分、スペインはこの日2得点のビジャに代わって、大黒柱のラウールが登場。

後半15分すぎ、ようやくウクライナらしい速攻が展開できた攻撃は、右サイドのボロニンが切り込んで中央に折り返す。一旦攻撃が寸断されたウクライナだったが、右に出たボールを再度ボロニンがシュート。一瞬決まったかに見えたがボールは惜しくもゴール左ポストぎりぎりに外れる。得点ならず。

1点を返したいウクライナは更に後半28分、右サイドの展開から、中央へとパス。
中央にいたのは途中出場のレブロフ。ゴール前フリーで狙える状態だったが、シュートは遥かバーの上。ウクライナは2度大きなチャンスを逃す。

後半36分すぎ、ウクライナボールを奪ったスペインが素早くカウンターを開始。
DFであるプジョルが左サイドから上がると、そのまま3本のパスでラストパスはプジョルからフェルナンド・トーレスへ・・・。これをトーレスがスピードに乗ったシュートをゴール左側へ決めて4点目。試合前の予想とはあまりにも違う内容となった。

その後もトーレス、ラウール、アルベルダらが波状攻撃を仕掛けるスペインに対して、ウクライナは完全に意気消沈。
後半44分、飛び出したスペインGKのカシージャスを抜いたボロニンだがシュートまで時間がかかり、相手DFにCKにクリアされてしまう。

試合終了。
スペイン圧勝。ウクライナにとっては散々な結果になってしまった。

●後半総括

後半反撃を開始したかったウクライナだが、開始早々、味方の退場、相手にPKを与えて3点目を献上するなど踏んだり蹴ったりの内容だったウクライナ。
H組の1位通過を決める混戦が予想された中、この結果はウクライナにとって単なる敗退以外に得失点差−4という大きなハンデを背負う事になってしまった。予選グループ突破どころか、予選グループ敗退という危機も考えられるウクライナである。

一方のスペインは理想的すぎる内容。この日はトーレスの速さばかりが目立った。
Posted at 22:47 | 試合速報フラッシュ | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
  【連載企画】注目選手紹介(17) [2006年06月14日(水)]
みなさん、こんばんわ。
日本敗戦のショックは癒えましたか?

そろそろ次のクロアチア戦に向けて気持ちを切り替えていきましょう。

それにしても日本代表はドラマを作るのが好きだなと改めて思いました。

「ドーハの悲劇」に始まって、 「ジョホールバルの歓喜」 、 「マイアミの奇跡」 と続いた日本代表のドラマ。
恐らく今回は「カイザースラウテルンの悪夢」などと呼ばれるんでしょうね。
良かった事が2回、悪かった事が2回、今回が悪かった事なので、次は良いドラマを作ってくれると信じましょう。

近いうちに3回目を演じてくれないかな?例えば、 「ドルトムントの復活」あたりでどうでしょう!?ちなみにドルトムントでは現地時間の6月22日、日本vsブラジル戦が行われる予定です。

さて今回の更新はいつもやっている注目選手紹介。
今日はこの後行われるスペインvsウクライナ戦からウクライナ代表でもあり世界を代表するストライカー、シェフチェンコをご紹介しましょう。

怪我の為、出場が危ぶまれたシェバ(シェフチェンコの愛称)ですが、何事もなかったようにこの後のスペイン戦ではスタメンで出場する事がさっき発表されました。

やっぱり日本戦のオーストラリア代表キューウェル同様、監督の三味線だったのでしょうか?
その結果はもうすぐわかります。

●アンドリー・シェフチェンコ

ウクライナ代表FW
1976.9.29生まれ(現在29歳)
183cm、73kg
所属:ACミラン→チェルシー

ご存知、現在の世界サッカー界でロナウド、アンリらと肩を並べるトップストライカーのひとりがこのアンドリー・シェフチェンコだ。
ずば抜けたスピードとシュート力を武器に所属するACミランでは数々のビッグタイトルがシェフチェンコのゴールによりもたらされてきた。

W杯欧州地区予選では圧倒的な強さで他のチームを寄せ付けずいち早くW杯本戦出場を決めている。シェフチェンコ自身もチームトップの6ゴールを挙げ、チームに大きく貢献している。

W杯予選グループでは優勝候補のスペインと同組になった。その上W杯初戦が優勝候補との激突という事でいきなりの大一番を迎える。
この試合にシェフチェンコが爆発するか否かによってウクライナの今後を占うとまで言っても過言ではないだろう。
Posted at 20:36 | 選手のウ・ワ・サ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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Eddie Natchel
(エディ・ナッチェル)


スポーツコメンテーター
日本生まれ、L.A.育ち。
欧州サッカーからアメリカ4大スポーツまで、様々なスポーツのコメンタリーを得意の関西弁と英語を駆使してつとめる。

他ブログで、スポーツ全般の話題を取り上げる「スポタメ!」も執筆中。
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