セルビア・モンテネグロ 0−1 オランダ
【得点経過】

前半)18分:ロッベン
●試合経過(前半)
C組第2試合、セルビア・モンテネグロとオランダが激突した。

オランダのキックオフで前半開始。
序盤はオランダペースで試合が進む。
前線からの速いチェック、大きなサイドチェンジなどオランダはピッチ全体をフルに使ったダイナミックな展開を仕掛ける。
一方のセルビア・モンテネグロは中盤から後ろの堅い守りと素早いカウンターをもって対抗する。
最初に大きなチャンスを掴んだのはセルビア・モンテネグロ。
前半12分、左サイドの展開から、P.ジョルジェヴィッチが切り込んで中央のミロシェヴィッチに合わせるも少しタイミングが合わず、先制ならず。
前半18分、オランダが反撃。
右サイドの深いところから出たロングボールはファン・ペルシーを経由してあっという間に中央にいたロッベンに・・・。

そのまま抜け出したロッベンがGKの動きを冷静に読みきり左足でシュートを決めオランダが先制する。1−0でオランダがリード。
21分すぎ、オランダは波状攻撃を開始する。
先制点を決めて波に乗っているロッベンが今度は中央から左サイドに流れたボールを強烈なミドルシュート。追加点かと思われたがセルビア・モンテネグロのGKの好セーブに阻まれゴールには入らない。
前半25分すぎ、リズムを取り返したセルビア・モンテネグロが反撃に転じる。
29分、右サイドのFKからケジュマンが点で合わせるもボールは枠の外へ外れる。
オランダは37分、またもやロッベン。
左サイドをドリブルで駆け上がるスピードスターがセルビア・モンテネグロのDF組織を混乱に陥れる。立て続けに2度、3度相手DFを抜き去りシュートを放つがGKのファインセーブで追加点までには至らない。
前半ロスタイム、セルビア・モンテネグロはミロシェヴィッチのポストプレーから途中出場のコロマンが惜しいシュートを放つもボールはゴール上へと外してしまう。
ここで前半が終了。1−0オランダリードで折り返す。
●前半総括
前半はまさにオランダ、ロッベンの独壇場!
非常に双方ともに速い展開を見せるが、セルビア・モンテネグロは中盤からの守備がややルーズになりそこをロッベンに突かれる展開だ。
ボールポゼッションはオランダの66%に対して、セルビア・モンテネグロの34%。
圧倒的にオランダがキープして後半に突入する。
●試合経過(後半)
後半、セルビア・モンテネグロのキックオフで再開。
1点を追うセルビア・モンテネグロはFWミロシェヴィッチに代わって身長2m2cmの大男、ジギッチを投入。空中戦から同点を狙う戦術だ。
後半序盤はセルビア・モンテネグロペース。ジギッチを投入した事で前線に楔が打てるようになったセルビア・モンテネグロはロングボールをどんどんジギッチに当ててラインを押し上げる。
一方のオランダは相変わらずロッベンを経由してチャンスを作り出す展開だ。
後半に入ってから中盤のプレスが機能し始めたセルビア・モンテネグロは後半20分すぎ、ゴール左サイドと正面からのFKを2度獲得する。同点ゴールまでには至らないまでもセルビア・モンテネグロが同点ゴールへのリズムを奏で始める。
やや劣勢になりつつあるオランダは後半24分、ファン・ニステルローイに代わってカイトを投入。セルビア・モンテネグロに傾いた流れを取り戻したいところ。
後半25分、同点にしたいセルビア・モンテネグロは左サイドを上がってきたコロマンがフェイクをかけながらオランダDFをかわしてシュート。強烈な当たりはオランダGKのファンデルサールを襲うも好セーブを見せてピンチを凌ぐ。
後半36分、ファン・ペルシーが倒されて得たゴール前右45度でのFK。キッカーはファン・ペルシー。左足から放たれたシュート性のボールはゴールファーサイドに突き刺さったかに見えたが、惜しくも外れて追加点ならず。
その後も積極的に仕掛ける両チームだが、結局後半ゴールを挙げる事は出来ず1−0で前半ロッベンが挙げた虎の子の1点を守りきりオランダが幸先よい勝ち星スタートを切った。
●後半総括
この試合の主役はロッベンだった。後半も豊富な運動量とスピードを持って何度もセルビア・モンテネグロDF陣を翻弄した。
一方のセルビア・モンテネグロは途中出場のコロマンが機能していたが、惜しくも1点を挙げる事が出来ずに悔しい敗戦となった。