現地時間、6月4日15:00、ドイツ、デュッセルドルフのLTUアレーナにて日本代表W杯前の最後のテストマッチ、対マルタ戦が行われた。FIFAランキングでは18位の日本に対して、125位のマルタの対戦。ここでは気持ちよく勝利して本戦を迎えたいところだ。
日本代表 1-0 マルタ代表
【得点経過】
前半2分:玉田圭司
●スタメン発表
前回のドイツ戦で怪我を負った高原、柳沢に代わり、玉田、大黒を起用。
また、サイドバックの加地に代わり駒野がスタメンに名を連ねた。
フォーメーションは前回同様の3-5-2を採用。
●試合経過(前半)
立ち上がりから積極的なプレスが目立つ日本代表。
その成果が前半2分、早くも表れる。
左サイドの三都主が上げたクロスを玉田がダイレクトで合わせる。
シュートは相手DFの脚の間を抜けてゴール左隅へ・・・。
日本代表が早くも先制点を挙げる。
その後も攻勢が続く日本代表。
この試合では左サイドの三都主が度々駆け上がるシーンが多く見られ、そこからのクロスやセットプレーから前半14分、17分にも大黒のヘディングシュートで追加点のチャンスを掴むなど、一方的な日本ペースで試合が進む。
前半25分にはゴール前中央から三都主のパスを受けた大黒が素早く反転してシュートを放つもボールは左ポストを直撃。
ここまでは圧倒的な日本の展開で推移したマルタ戦だが、28分すぎ、マルタのFKからやや展開が変わり始める。
30分すぎ立て続けにマルタがチャンスを掴むも、日本代表DF陣が何とか守りきり、ゴールは許さない。
44分すぎには、マルタのセットプレーからGK川口が右に左に飛ぶ必死の守りで同点ゴールは許さなかったも、やや守備陣の集中力に問題のあるプレーが見られた。
前半は1−0と日本リードで折り返す。
●前半総括
ボールポゼッションは日本。
但し、前半20分までに何度かチャンスがありながらもシュートまで持っていける展開に出来なかった点に課題が残る。
それが前半の終了間際度々ピンチを迎える伏線となっているだけにペースを掴んでいるうちにきちんと追加点を奪っておくことが必要か。
何とか前半は1−0とリードを奪って後半を迎えるので、追加点を狙って攻撃的にいくのか?守備を固めて1−0で守りきる戦術を取るのか?
本番を見据えたシミュレーションをきちんと行う事が重要となりそうだ。
●試合経過(後半)
坪井に代わって小野が登場。
後半2分、右サイド中村俊輔のCKから福西がヘディングにてゴールを狙うもシュートはバーの上を通過。
後半6分にも同じような展開から福西がヘディングを狙うがGKがセーブ。なかなか追加点が奪えない日本。
一方のマルタは後半6分すぎ日本のCKの隙を突いて一瞬のカウンター。
攻守の切り替えがややルーズな日本代表の裏をついて同点機を狙うもシュートまでは至らず。
その後日本は中田浩二、小笠原、稲本、巻を交代にて次々投入。
3-5-2から4-4-2、4-5-1と本番を想定したフォーメーションチェンジを試すジーコ。
後半30分すぎセットプレーからチャンスを掴む日本代表だが、プレーにキレがなく大雑把なフィニッシュにゴールマウスを捉えきれない。
更に日本代表は39分、ゴール中央やや左寄りのFKから小笠原、41分には駒野からのロングクロスを小野が直接左脚でボレーシュートを放つもボールは遥かゴール上方に吹かしてしまう。
結局後半は0−0で試合終了。
日本が1−0で勝利した。
●後半総括
結局勝利はしたが決して素直に喜べない内容だった日本。
追加点を狙いながら、追加点を奪えなかった日本代表にやや不安が残る。
試合途中、選手を入れ替えフォーメーションチェンジを試行したが、選手を交代すればするほど展開がチグハグになった点についてはフォーメーション毎の戦術の徹底を最後に見直すべきだろう。
もし先発陣が機能しなかった時に、途中出場した選手がこれではかなり不安が残る展開だ。
いずれにしても次の試合はW杯のオーストラリア戦。
我々は日本代表を信じて応援するしかない。