実戦練習で見えてきた新たなる日本代表 [2006年05月22日(月)]
みなさん、こんばんわ。

ここ数日の日本代表はJヴィレッジで基礎練習を中心にコンディション調整に終始していましたが、昨日からはようやく実戦を意識したフォーメーションの練習が始まりました。そして今日には地元の高校生相手の練習試合で12−0と圧勝。3−5−2で挑んだフォーメーションでは柳沢が2ヶ月ぶりにピッチに現れ、キレのある動きを見せました。

実戦練習と練習試合・・・その中で見えてきた事とは?
福島からの合宿レポートです。

●5月21日 合宿5日目

合宿5日目、いよいよ始まった実戦練習。
代表に招集された23人がいよいよドイツに向けてチーム力を高める段階だ。
FWのレギュラー争いでは1歩先を行く高原に対して、故障明けの柳沢、フランス帰りの大黒、キリンカップで代表に滑り込んだ玉田、そして今話題の巻がそれぞれ残り1つの枠を奪取せんとばかりに熾烈な争いを繰り広げている。

一方、中盤の構成では奇妙な光景が見られた。
守備の局面練習で中田英寿が宮本、加地、福西らに指導を受けている。
以前の代表ではありえなかった光景だ。4年前ジーコジャパンが始動したとき、レギュラーを約束されたのは中田(英)ただひとりであり、文字通り中田(英)は日本代表の王様だった。中田(英)に意見する者など誰もいなかった。

それが4年経った今、確実に中田(英)以外の選手は自我に目覚め、自らの存在を日本の王様、中田英寿に示すようになった。

その光景は日本代表がもう中田英寿のチームではなくなっている事を意味していた。

●5月22日 合宿6日目

合宿6日目、地元の高校生チーム、湯本高との練習試合が行われた。

注目の先発FWは高原と柳沢、そして1.5列目に中村俊輔が陣取る現在の日本最強の布陣。
中田(英)はさらにその後ろで福西とダブルボランチを構成している。

試合は中村俊輔が自由自在にボールを操り、好きなようにFWにスルーパスを送り続ける。
もちろん相手が高校生という事もあろうが、スコットランドプレミアリーグで覇権を奪取したセルティックの司令塔は他のメンバーと比べても明らかに一段、別の次元にのぼり詰めようとしているようだった。

一方の中田(英)はといえば、持ち前の攻撃力を活かして攻撃に参加するのはいいが、攻撃に参加するたびに本来いるべきはずのヒデのポジションがポッカリ空いてしまい、相手に付け込まれる始末、相手が高校生だから良かったものの、これがW杯本番だと致命的になりかねないミスである。

さて・・・ここで議論の対象として皆さんに問いかけたい。
中田(英)は本当にボランチとして起用すべきなのだろうか?

そんな事を思った合宿6日目であった。
Posted at 21:33 | 日本代表 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(1)

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Eddie Natchel
(エディ・ナッチェル)


スポーツコメンテーター
日本生まれ、L.A.育ち。
欧州サッカーからアメリカ4大スポーツまで、様々なスポーツのコメンタリーを得意の関西弁と英語を駆使してつとめる。

他ブログで、スポーツ全般の話題を取り上げる「スポタメ!」も執筆中。
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