W杯優勝国当てクイズ〜:FUN!TASISTA編その2 [2006年06月09日(金)]
その1からのつづきです。↓

【決勝トーナメント激闘編】

●決勝トーナメント1回戦

A組1位:ドイツ
B組2位:イングランド

C組1位:オランダ
D組2位:メキシコ

E組1位:イタリア
F組2位:日本

G組1位:フランス
H組2位:ウクライナ

B組1位:スウェーデン
A組2位:ポーランド

D組1位:ポルトガル
C組2位:アルゼンチン

F組1位:ブラジル
E組2位:チェコ

H組1位:スペイン
G組2位:スイス

しまった!上の山半分に強豪が集中した!(汗)
・・・と、言ってる場合じゃない。(笑)

(1)ドイツvsイングランド
決勝トーナメント1回戦でぶつかる事になってしまった強豪同士。
ディフェンス、オフェンスともに層の厚いイングランドがやや有利か?
但しもつれた試合になるとドイツ得意のゲルマン魂が発揮されて死闘の末、イングランドを振り切る可能性もある。

◆勝者予想:ドイツ

(2)オランダvsメキシコ
攻撃に駒を揃えたオランダが圧倒的に有利。
特に南米の選手のような足技を持つロッベンがサイドを切り裂けばメキシコ守備陣が崩壊してしまう可能性もあり一方的な試合になる可能性も高いと見る。

◆勝者予想:オランダ

(3)イタリアvs日本
頑張って決勝トーナメントに進むも相手がイタリアでは何せ分が悪いと見る。
但し、2002年大会では韓国相手に苦杯を舐めたアズーリだけに可能性はなくもないが・・・。イタリアが攻めて日本がカウンターを仕掛ける展開になれば先日のドイツ戦、コンフェデ杯の時のブラジル戦のようになる希望もあるが、何と言っても相手イタリアの得意の戦法は「カテナチオ」と呼ばれるもの。「ゴールに鍵をかけて一本のカウンターで点を取る」というのがイタリアの得意技だ。

◆勝者予想:イタリア

(4)フランスvsウクライナ
新興勢力のウクライナがシャンパンサッカーにどこまで挑めるかがこの試合の運命を握ると見る。両チームのエースFWはアンリとシェフチェンコ。両者ともに遜色のない欧州を代表するストライカーだ。こうなると鍵を握るのは2列目以降。攻守ともにバランスの取れたフランスに一日の長ありか?

◆勝者予想:フランス

(5)スウェーデンvsポーランド
イブラヒモヴィッチ、ラーションらタレントを揃えるスウェーデンが圧倒的に有利か?
結果論だが予選グループB組にとっては1位通過を取れれば自動的に準々決勝まで保証されていると言っても良い位恵まれた組み合わせになるだろう。攻撃力に特徴を持つポーランドだが、上位進出には今一つ何かが足りないと予想する。

◆勝者予想:スウェーデン

(6)ポルトガルvsアルゼンチン
お互いテクニックを持った者同士の対戦だ。欧州では屈指のテクニックを持つポルトガルだが流石にアルゼンチン相手では歯が立たないか?特徴を消しあう試合になればポルトガルにも勝機はあるが、がっぷりと組み合う可能性の高いマッチアップだけにアルゼンチンのテクニックがポルトガルを翻弄すると見るのが妥当か?

◆勝者予想:アルゼンチン

(7)ブラジルvsチェコ
ネドベド、バロシュ、コラーあたりが絶好調で何とか対等に勝負できるだろう。それだけブラジルは強い!チェコが勝つには中盤をネドベド、ロシツキーあたりが制して前線にパスを送るというのが鉄則だが、相手は何と言っても、ロナウジーニョ、カカーらを擁するカナリヤ軍団。とてもチェコが敵う相手とは思えない。

◆勝者予想:ブラジル

(8)スペインvsスイス
いつもW杯では期待されながら大事なところで取りこぼすスペインだが、ここは順当にベスト8入りを狙いたいところ。今季の欧州CLでもスペイン勢の健闘が目立っただけに普段通りの力を出せば普通に勝てる相手と見る。しかし、スイスはW杯予選で圧倒的な強さを見せたチーム。もし波に乗って予選を突破してくれば・・・?

◆勝者予想:スペイン


●準々決勝

ドイツ
オランダ

イタリア
フランス

スウェーデン
アルゼンチン

ブラジル
スペイン

(9)ドイツvsオランダ
因縁のライバル国同士の激突となった準々決勝第1試合。試合は死闘を極めるものになるだろう。しかしここ一番で勝負を決めるのは経験の差。伝統国の持つ神通力は侮ってはいけない。ましてやここは開催国。ドイツが準決勝一番乗りを果たすだろう。

◆勝者予想:ドイツ

(10)イタリアvsフランス
共に優勝国同士。そして共に問題を抱えながらここまで勝ち上がってきたチーム。実力は全くの互角と見る。そして勝負を分けるのは、勝利への執念。大会前、スキャンダルに揺れたイタリアの思いは並々ならぬものがあるはず。一方のフランスはやはりここ一番、ジダンの衰えが致命傷となりかねない。

◆勝者予想:イタリア

(11)スウェーデンvsアルゼンチン
2002年W杯では予選グループ最終戦でぶつかった両チームが準々決勝の舞台で対戦。4年前、スウェーデンと引き分けた屈辱に火がついたアルゼンチンは怒涛のゴールラッシュ。歴代優勝国の誇りと自信を持ってスウェーデンを粉砕すると見る。

◆勝者予想:アルゼンチン

(12)ブラジルvsスペイン
本命ブラジルは余程神様に気に入られたらしい。
ここまで厳しい対戦相手は一つも無し。この試合も力の差は明らかでブラジルが終始圧倒。大量得点差でブラジルに凱歌が上がると予想する。

◆勝者予想:ブラジル


●準決勝

ドイツ
イタリア

アルゼンチン
ブラジル

(13)ドイツvsイタリア
何だかんだ言って、歴代優勝回数上位4か国が残ったベスト4の戦い。
ここまで来ると調子に乗っている選手がいる方が明らかに強い。
特に点取り屋が勢いに乗った時、相手DF陣は手がつけられなくなる。
そしてこの両チームを比較したとき、その可能性がある選手とは?
ズバリ!インザーギと見る。

◆勝者予想:イタリア

(14)アルゼンチンvsブラジル
南米の盟主を賭けた準決勝第2試合。ここに来ると影響してくるのがW杯前からの蓄積された疲労だ。本来の力を出せば圧倒的に有利なブラジルだが、欧州CLで決勝に進出したロナウジーニョ、準決勝でロナウジーニョ率いるバルサと死闘を演じたミランのカカーらの動きの悪さが影響する一方で、アルゼンチンは、リケルメこそ欧州CLでは準決勝に進出したものの、決勝トーナメント1回戦敗退のチェルシーのクレスポ、優勝はしたものの決勝トーナメント1回戦以来怪我でずっと休養していたメッシらの余力が勝ると見る。

◆勝者予想:アルゼンチン


●決勝

イタリア
アルゼンチン

(15)イタリアvsアルゼンチン
いよいよ迎えた決勝戦!
決勝の舞台、かつ欧州vs南米の図式では圧倒的に強い南米だが、歴史的にアルゼンチンはイタリアに分が悪い。
90年イタリア大会こそ勝利したもののそれ以前はイタリアにW杯で勝利したことはなく、カテナチオの餌食になる可能性が非常に高い顔合わせだ。
攻めるアルゼンチンだが決め手を作れず、一本のカウンターからイタリアにもっていかれると予想する。決勝点は、インザーギか?

◆勝者予想:イタリア

【優勝】イタリア

さて、どうでしたか?
ちなみに筆者はアルゼンチンサポーターゆえ、思い入れもあってアルゼンチンを決勝まで運んでみました。
でも優勝できないところがミソなんですよね〜。

あくまで直感ですが、82年スペイン大会の時のイタリア代表パオロ・ロッシのようにフィリッポ・インザーギがノーマークの位置から突如急浮上するような予感がしてなりません。欧州CLで見せた調子の良さ、若い時よりも鋭くなったゴールへの臭覚と、経験から裏付けされる卓越したポジショニング。

ピッポが爆発するという条件つきながらイタリアが優勝すると予想します。

でも最後に一言・・・
「これまでのW杯での勝敗予想、当たった試しがありません。」(汗)

外れたからと言って怒らないように・・・あしからず。

さて、開幕まであと3時間を切りました。
そろそろスタジアムに集中するとしましょう。

FUN!TASISTAでも開幕戦の模様を逐次お伝えしますよ。
お楽しみに〜。
Posted at 20:59 | うんちくW杯 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
  W杯優勝国当てクイズ〜:FUN!TASISTA編その1 [2006年06月09日(金)]
さていよいよ開幕までカウントダウンに入りましたね。
先ほどはW杯優勝オッズについて英国スポーツブックの最新情報をお伝えしましたが・・・。

「スポーツとは筋書きのないドラマ」。

・・・と、いうことで私が全くの独断と偏見でズバリ!W杯の勝敗予想をしてみたいと思います。
その結果、優勝は?・・・ページの下のほうに書いてありますよ。(笑)

ちなみにこの予想、根拠は何もありません。
あるのはただ一つ 「直感!」です。

完全シミュレーション開始!

【予選グループ突破編】

●A組

ドイツ
コスタリカ
ポーランド
エクアドル

◇展望
この組は何と言っても開催国ドイツが頭一つ抜け出していると言って良いだろう。
それを追うのがポーランドとエクアドルか?
欧州という舞台、そしてアウェイとなると途端に弱くなるエクアドルの欠点を考えるとポーランドの2位通過が妥当かと見る。
よって・・・予選通過の2チームは・・・

◆予想
1位:ドイツ
2位:ポーランド


●B組

イングランド
パラグアイ
トリニダードトバゴ
スウェーデン

◇展望
優勝候補のイングランドとイングランドに相性の良いスウェーデン、この2チームがリードしていると見る。
但し、イングランドとスウェーデンの潰しあいの合間を縫ってパラグアイが2位に飛び込む可能性もあり予断は許さない混戦模様だ。
問題の1位突破だがイングランドに対して30年以上負けなしと滅法相性の良いスウェーデンが頭一つ抜け出すと予想する。
そんな中、筆者が選んだ予選突破チームは・・・

◆予想
1位:スウェーデン
2位:イングランド


●C組

アルゼンチン
コートジボワール
セルビアモンテネグロ
オランダ

◇展望
文字通り、強豪ばかりが集まった死のグループ。
一つ間違えば優勝候補が予選グループ敗退という大番狂わせも有り得る組だ。
2002年W杯予選グループでイングランド、スウェーデンと同組になり、40年ぶりの予選グループ敗退を喫したアルゼンチンにとっては4年前の二の舞だけは避けたいところ。
しかし、初戦の相手はドログバを擁するコートジボワール。もし初戦につまづけば・・・?
筆者が選んだ死のグループから生還する2チームとは・・・

◆予想
1位:オランダ
2位:アルゼンチン


●D組

メキシコ
イラン
アンゴラ
ポルトガル

◇展望
この組は上位2チームと下位2チームがはっきりと分かれる可能性が高い。
メキシコ、ポルトガルに比べると明らかに力の劣る、イランとアンゴラになかなか予選突破のチャンスは巡ってこないと見る。
問題となる1位突破だが、中盤に豊富なタレントを擁するポルトガルが有利か?

◆予想
1位:ポルトガル
2位:メキシコ


●E組

イタリア
ガーナ
アメリカ
チェコ

◇展望
大会前のスキャンダルで揺れに揺れたイタリアだが本大会ではその鬱憤を晴らすかのように本来の力を発揮すると見る。問題は2位に滑り込むチームだが現在好調のアメリカか、ベテラン頼みのチェコか?意見の分かれるところ・・・。
筆者が希望も込めて選んだ2チームとは?

◆予想
1位:イタリア
2位:チェコ


●F組

ブラジル
クロアチア
オーストラリア
日本

◇展望
何としても予選グループを突破したい日本にとっては初戦のオーストラリア戦が鍵になる。ブラジルの1位突破はまず間違い無いだけに残った1つの席にどこが飛び込むか非常に気になるところ。日本代表の勝敗予想については読者の皆様からのお叱りも覚悟して発表すると・・・

△日本-オーストラリア△
△日本-クロアチア△
×日本-ブラジル○

・・・の、2分1敗、勝ち点2と予想します。
但しブラジルが全勝して、オーストラリア対クロアチアが引き分けた場合にはブラジル以外の3チームが2分1敗で並ぶ可能性もあり、そうなった場合は最終戦にブラジル戦を控えている日本が守りを固めて引き分けを狙えば突破できる可能性もあると見る。

そして筆者が選んだ2チームは・・・

◆予想
1位:ブラジル
2位:日本(頑張ってくれ〜!)


●G組

フランス
スイス
韓国
トーゴ

◇展望
前回2002年大会では予選グループで涙を飲んだフランスだが、今回はそんな事はないだろう。大黒柱ジダンの衰えがやや目につくが、アンリ、トレゼゲらのストライカー陣は相変わらず強烈だ。逆に前回ベスト4に進んだ韓国だが今回は苦戦すると予想する。

◆予想
1位:フランス
2位:スイス


●H組

スペイン
ウクライナ
チュニジア
サウジアラビア

◇展望
W杯予選ではずば抜けた勝ち点で本戦出場を決めたウクライナ。一方、W杯予選では苦戦に苦戦の続いたスペイン。両チームが頭一つ、二つ抜け出すと予想する。
さて1位突破の鍵を握るのは、両チームの得点能力。
シェフチェンコのウクライナ、ラウールやトーレスらタレントを揃えるスペイン。
数だけ見るとスペインだが、シェフチェンコの爆発力は尋常ではないだけに予想は難しいところ。但し、現在のシェフチェンコの状態を考えると決して良くないだけに・・・

◆予想
1位:スペイン
2位:ウクライナ

・・・と、決勝トーナメントに進む16チームを勝手に決定!
もしこの通り、事が進めば・・・

決勝トーナメントの組み合わせは大変なことに

つづく・・・
Posted at 20:09 | うんちくW杯 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
  W杯優勝国当てクイズ〜:スポーツブック編 [2006年06月09日(金)]
みなさん、こんにちわ。
W杯開幕まであと12時間を切りました。
FUN!TASISTAも開幕モード全開でガンガン飛ばしていきたいと思います。

もう既にあちこちの新聞、テレビでやっているのでご存知の方も多いかと思いますが、
イギリスのブックメーカーが今回のW杯の優勝予想オッズを発表しています。
では、スポーツブックの老舗「William Hill」の予想を基本に開幕直前の最新の優勝予想倍率を見てみましょう。
ずら〜っと参加32チームすべてを羅列します。
あなたの応援しているチームはどこに入っているかな?

●優勝国予想(※国名の右側の数字は倍率)

1位 ブラジル 3.25
2位 イングランド 7.00
3位 ドイツ 8.00
4位 アルゼンチン 9.00
5位 イタリア 10.00
6位 フランス 13.00
7位 スペイン 15.00
8位 オランダ 15.00
9位 ポルトガル 23.00
10位 チェコ 34.00
11位 スウェーデン 41.00
12位 メキシコ 51.00
13位 コートジボワール 51.00
14位 ウクライナ 67.00
15位 クロアチア 67.00
16位 アメリカ 81.00
17位 オーストラリア 81.00
18位 セルビアモンテネグロ 101.00
19位 ポーランド 101.00
20位 スイス 151.00
21位 韓国 201.00
22位 パラグアイ 201.00
23位 日本 201.00
24位 ガーナ 251.00
25位 チュニジア 401.00
26位 エクアドル 401.00
27位 トーゴ 501.00
28位 イラン 501.00
29位 コスタリカ 501.00
30位 サウジアラビア 751.00
31位 アンゴラ 751.00
32位 トリニダードトバゴ 1001.00

日本は32チーム中、23位で倍率は201倍でした。
やっぱり本命はブラジル。
それに続くのがイングランド、ドイツ、アルゼンチン、イタリア、フランスとW杯歴代優勝国ばかりです。
やっぱり歴史の重みを感じるオッズですね。

この他にも、海外のスポーツブックでは今大会の得点王候補、MVP候補などのオッズも出しています。
こちらもちょっと見ていきましょう。

●得点王候補

1位 ロナウド(ブラジル) 11.00
2位 アドリアーノ(ブラジル) 12.00
3位 アンリ(フランス) 13.00
4位 ファン・ニステルローイ 13.00
5位 ロナウジーニョ(ブラジル) 15.00
6位 オーウェン(イングランド) 15.00
7位 パウレタ(ポルトガル) 17.00
8位 トーニ(イタリア) 17.00
9位 クローゼ(ドイツ) 21.00
10位 クレスポ(アルゼンチン) 21.00

ここでも上位を占めるのは、やはりブラジル。
トップ10の中に3人も占めているというのは脅威ですね。
カナリヤ軍団恐るべし!


●MVP候補

1位 ロナウジーニョ(ブラジル) 4.50
2位 アンリ(フランス) 11.00
3位 ロナウド(ブラジル) 13.00
4位 バラック(ドイツ) 15.00
5位 アドリアーノ(ブラジル) 19.00
6位 ジェラード(イングランド) 21.00
7位 メッシ(アルゼンチン) 21.00
8位 カカー(ブラジル) 21.00
9位 リケルメ(アルゼンチン) 21.00
10位 オーウェン(イングランド) 26.00

1位のロナウジーニョは、やはりという感じですね。
結構意外だったのは6位に入ったイングランドのジェラード。
ベッカムでもルーニーでもランパードでもなく、イングランドが優勝する鍵はジェラードの爆発にかかっているとブックメーカーは見ているようです。
さすがイングランドのブックメーカーだけに期待も半分あるのかもしれませんが・・・。

さて当たるかな?

さぁ皆さんの予想は
Posted at 15:07 | うんちくW杯 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
  FIFAにもの申す!! [2006年05月25日(木)]
みなさん、こんにちわ。
ジーコJAPANは昨日キャンプを打ち上げ、明日の出発まで、今日は暫しの休息です。
・・・と、言っても選手、監督たちには多くの取材が殺到しており、ゆっくり休む暇などないかもしれませんが・・・。

「ガンバレ!ニッポンとか言いながら、選手に休息の暇も与えず取材攻勢をかけ続けるメディア達。お互い仕事と言ってしまえばそれまでですが、本当に「ガンバレ!」という気持ちをもっているのなら、選手や監督のコンディションの事を考え、ちょっとは自粛するのも必要かもしれません。自戒の念も込めて、今日のコラムスタートです。

●揺らぐW杯の価値

「W杯が危ない!」・・・と、言っても現地でのテロの話でもなければ、開催が危ぶまれている訳でもない。大会直前にして各代表に怪我人が続出しているのだ。
相手の主力選手が怪我で出られなければ日本代表にとって有利に働くなんて言って喜んでいる場合ではない。大会開催側だけではなく、全世界のサッカーファンにとってもW杯で世界最高のプレーが見られないのは深刻な問題だ。

4年前の日韓W杯の際、大会直前にジダンやベッカムが怪我を負ってしまい、世界最高の祭典でありながら、世界最高のプレーは見ることが出来ず、日韓両国が頑張ったものの大会全体としては決して成功したものではなかった。

そして今回のドイツ大会、ここ数日の報道によると、アルゼンチンのメッシが大会に間に合わないかもというニュースが飛び込んできた。イングランドのルーニーの怪我に加え、メッシが怪我で出られないとなると大会は大きな若手注目株2本柱を失うことになる。
これに加え、今世界でアンリ、ロナウジーニョらと肩を並べるストライカー、ウクライナのシェフチェンコも怪我を負っており本調子で大会に挑めるかは定かではない。

90年代までW杯は4年に1度、サッカー世界一を決める大会だった。ところが2000年以降、欧州サッカー協会(UEFA)を筆頭に世界中の各サッカーリーグは国内のリーグ戦だけでなく、国内のカップ戦、欧州戦(欧州各国のリーグが国を超えてクラブチーム同士で対戦を行うリーグ及びカップ戦:欧州チャンピオンズリーグ、UEFAカップなど・・・)など複数のリーグ、トーナメントを同時期に開催することにより、超過密な試合スケジュールが発生。
選手にとっては2〜3日に1度試合を行う計算になってしまったのだ。こうなってしまうと選手にとってはコンディショニングの維持や疲労を解消出来る時間的猶予など与えられるべくもなく、次々に試合をこなすうちに疲労からくる骨折や捻挫など様々な怪我を負うリスクも高まり、そのうちに怪我を負ってしまうという悪循環に陥っている。

こういった過密な試合のスケジュールから選手たちは各リーグ戦やトーナメント戦が終わる頃には既に疲労困憊の状態に陥っており、W杯が開催される6月には体力も気力も失せてしまっているというのが現実である。

これは一重にサッカービジネスの発展という事象が皮肉な結果を招いていると言ってよかろう。各国のサッカー協会にとって新たなリーグ、カップ戦を開催するという事は新たな収益モデルを作り出すという事を意味する。試合を行う事で得られる見込み収益は、スポンサー費、放映権料、入場料収入、グッズ売上など数億に及ぶ莫大なものだ。

しかしこの事態に今真摯に目を向けなければ発展を続けてきたサッカービジネスがこの先、大きな問題を抱える事になると危惧しているのは私だけではあるまい。
超過密日程の中、スタジアムなどの施設は維持出来ても、実際にプレーをして観客に感動を与えるのは選手という生身の人間である以上、その労働には限界があるはずなのである。

今一度、W杯を前にしてFIFAにはこの事を考えてもらいたい。
「W杯が世界一の大会としてあるために・・・」
Posted at 11:39 | うんちくW杯 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)
  W杯まであと1ヶ月! [2006年05月08日(月)]
みなさん、こんにちは。
トリノ五輪の金メダルにWBCでの一位獲得など、華やかな話題が多い2006年のニッポンスポーツ界。
そしていよいよあと1ヵ月後には世界最大のスポーツの祭典、
サッカーW杯2006ドイツ大会が幕を開けます。

本日から始まった「FUN!TASISTA(ファンタジスタ)」では、この祭典を皆さんと一緒に楽しむため、これから7月9日の決勝戦まで約2ヶ月間にわたりサッカーW杯に関わる様々な話題を私、スポーツコメンテーターのエディ・ナッチェルが皆様にお伝えしていきます。

過去の名選手列伝から現在のスーパースターの最新ニュース、サッカーW杯に関するうんちくネタなど、コアなファンからサッカー初心者まで幅広く楽しめる内容でお届けしていきます。
これから2ヶ月、皆さんで一緒に盛り上げていきましょう!

こんな事が知りたい、あんな事が聞きたいなど、リクエストがあればどんどんコメント欄に書き込んで下さいね。「可能」な限り、実現させたいと思います!(笑)


【W杯ってなぁ〜に?その1】
まず記念すべき第1回は、今回初めてサッカーW杯を見てみようと思っているW杯初心者のあなたに、「サッカーW杯」がいかにスゴイ大会かをご紹介しましょう。

「そんなこと今さら言われんでも知っとるわ!」という方もおられるかと思いますが、ここは「FUN!TASISTA」。「楽しくなければサッカーじゃない!」(←どっかで聞いたことのあるフレーズですが気にしない気にしない・・・)とばかりに、ちょっとばかりハミダシた視点でW杯がいかに国民を巻き込んだ一大イベントかをクイズ形式を交えながら紹介していきましょう。
では、スタート!

■ジーコのおかげでとばっちり・・・
今や日本代表監督としてお馴染みの神様ジーコ。選手時代は白いペレとしてブラジル代表栄光の10番を背負ったスーパースター。さて1986年のメキシコW杯、そのジーコのおかげでとんだとばっちりを受けた鳥とは何でしょう?

1.カナリヤ
2.ニワトリ
3.カラス

さて何番が正解かわかりますか?

♪アンサータイム♪アンサータイム♪アンサータイム♪
♪アンサータイム♪アンサータイム♪アンサータイム♪
♪アンサータイム♪アンサータイム♪アンサータイム♪


さぁ正解です。
正解は2番のニワトリ
どうですか?正解しましたか?

カナリヤ軍団と呼ばれるブラジル代表のエースナンバー10を背負うジーコだけに正解はカナリヤと答えた人も多かったのではないでしょうか?

当時のジーコのキャラクターシンボルはニワトリ。
1986年W杯準々決勝のフランス代表戦、後半途中から交代で出場したジーコはピッチに入るなりPK獲得というビッグチャンスを迎える。
これを決めれば2−1とブラジルリードの大事な場面。そしてキッカーはジーコ。
ところがジーコはこのPKを失敗。試合も延長戦〜PK戦の末、フランス代表に苦杯を舐めてしまう。

大会前、優勝候補の本命と目されていたブラジル代表の思わぬ敗退にブラジル国民はガックリ。PKを外したA級戦犯(?)のジーコ憎きとブラジル国内ではあっちこっちでジーコのキャラクターシンボルであるニワトリが大量に絞め殺されたという。
とんだとばっちり・・・ニワトリにしてはいい迷惑!

日本ではとても考えられない光景ですが、ラテン系の熱い血を持つ人たちは何かしないと怒りが治まらなかったようですね。
W杯とはそれ程、国民を熱くさせる大会なのです。
ちなみに、この話をジーコの前でするのは厳禁です!
機嫌悪くなるから・・・(笑)

そしてそのジーコ率いる日本代表のW杯前の大事なブルガリア戦が今晩大阪の長居スタジアムにて行われます。W杯日本代表の発表(15日)を前にして選手たちはどんなパフォーマンスを繰り広げてくれるのでしょうか?

「FUN!TASISTA」もこの試合を独自の視点でマ・ジ・メ(?)に取り上げます。
明日の更新をお楽しみに!
Posted at 20:34 | うんちくW杯 | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(1)

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Eddie Natchel
(エディ・ナッチェル)


スポーツコメンテーター
日本生まれ、L.A.育ち。
欧州サッカーからアメリカ4大スポーツまで、様々なスポーツのコメンタリーを得意の関西弁と英語を駆使してつとめる。

他ブログで、スポーツ全般の話題を取り上げる「スポタメ!」も執筆中。
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