日本代表のW杯が終了した。

予選リーグ敗退という現実。言葉にこそ出さなかったものの多くの国民が薄々感じていた日本代表の実力に対する思いが顕在化しただけのことだ。
しかし思うことがある。このままでいいのだろうか?
8年前、フランスW杯に初出場した日本代表は勝ち点を挙げる事なく3戦全敗で大会を去った。その時、多くの日本を応援するサポーター達は日本の実力不足という現実を目の前に突きつけられ危機感をもって日本代表に叱咤激励を送った。ところが4年前、日韓W杯で日本が決勝トーナメントに出場した事によってメディアを含め多くの日本代表を取り巻く環境が過保護に一変してしまった。
そして2006年、日本はなるべくして「予選リーグ」敗退。ましてや8年前から続く「決定力不足」は何一つ変わっていない。
さてこうした事態を考える時、今後の日本サッカー界はどこに進んでいくべきだろうか?実は今大会、日本代表の将来を考えるにあたって大きなヒントとなるチームが存在する。アメリカ代表である。
アメリカ代表の監督ブルース・アレーナ氏は既に代表監督を8年やっている。
つまり強化を目的にしたアメリカサッカー界は他の強豪国のようにW杯で負けた時点で監督の首を挿げ替える事なく、自らのアイディアと戦略をもってアメリカ代表をここまでアレーナ氏に預けてきた。
その結果、アメリカ代表は著しい進化を遂げ、今や強豪国を脅かす存在にまで成長した。(今大会では実力を発揮することなく日本同様に予選敗退を喫したが・・・)
だがよく考えてみよう。日本にJリーグが誕生したのは1993年、アメリカにメジャーリーグサッカー(通称:MLS)が登場したのはその後の1996年、つまり日本よりも遅く、本格的にサッカーの強化に取り組んだアメリカ代表が日本を追い抜いているという事が解る。
他の国のこういう事例を垣間見た時、日本代表はそれでも次の2010年W杯を目指して監督人事を進めるのだろうか?そしてまたもや2010年W杯でも予選リーグ敗退を繰り返すのだろうか?
かなり厳しい言い方だが、4年周期の監督人事では日本の課題である「決定力不足」は永遠に解消出来ないと思っている。アメリカの例とは対象的に日本と同じく4年周期で監督を代えるお隣の国韓国では日本より以前の1986年より6回連続でW杯本大会に出場しているが、未だ予選グループの壁は彼らの前に大きく立ちはだかっている。
日本がここから先、サッカー発展途上国からサッカー先進国に脱皮する為には、10年計画で代表を見れる監督が必要だと強く言及する。2010年のW杯は例え予選リーグで敗退しても監督交代なく持続できる監督にお願いしたい。そして重要なのは10年計画で強化をはかる日本代表を、1戦1戦で一喜一憂することなく長い目で評価、現実を見据えた上で応援していけるメディアとサポーターの環境を整える事かもしれない。

今大会の日本代表、1次リーグ敗退という結果で幕を閉じました。
4年間のあいだに、幾多の奇跡を起こしてきたジーコJAPAN、
今回も一瞬のはかない夢をみたけれど、ワールドカップという舞台は甘くはありませんでしたね。
今日は、このところの寝不足の疲れが一気に来... [ReadMore]