みなさん、こんにちは。

W杯の開幕を6月9日に控え、各代表選手とも調整に余念がない中、今晩注目の大一番が行われます。
現在世界最高のゲームメーカー、ロナウジーニョ(ブラジル代表)と現在世界最高のストライカー、アンリ(フランス代表)が決勝の舞台で激突する注目の1戦、欧州チャンピオンズリーグFINALが日本時間18日の未明、フランス、パリ郊外(サン・ドニ)のスタッド・ドゥ・フランスにてキックオフ

を迎えます。
2006年のW杯を初めて見ようと思っている方には予習がてら是非ご覧頂く事をお薦めします。今、世界最高のサッカーがどんなものかを目の当たりにする事が出来るでしょう。
●バルサ2度目の栄冠か?アーセナル念願の初タイトルか?
誰がアーセナルの決勝進出を予想しただろう?

2003-2004シーズン、プレミアリーグで26勝12分無敗という圧倒的な強さで国内リーグを制覇したアーセナルと比べると明らかに現有戦力は見劣りする。
イングランド国内では強いが欧州戦となると途端に弱いと揶揄されたガナーズ(アーセナルの愛称)だったが、今季から4−5−1の新たなシステムを採用。完全にアンリを前線に残して中盤から守りを分厚くするカウンターサッカーが身を結んだ結果だろう。
しかし何とも皮肉なことに、今季のアーセナルが採用したフォーメーションはヴィエラ、エドゥーらこれまでの分厚い中盤を支えてきた選手がチームを去った結果、仕方無く構成されたものだ。ところが、これが欧州戦の舞台に見事にフィット、堅守からの1本のロングパスからFWアンリが並外れた快足を飛ばしてゴールを奪う形が強豪レアル・マドリードやユヴェントスを絶望の縁に突き落とした。
一方のバルセロナ。
昨季から優勝候補の本命との呼び声が高かったスペインの名門チーム。昨季は同じくイングランドのチェルシーの前に苦杯を舐めたが、雪辱を誓った今季、ロナウジーニョ、エトーら豪華なタレントを擁する超攻撃的布陣で対戦相手を撃破。昨季のリターンマッチとなった決勝トーナメント1回戦のチェルシー戦では終始ゲームを支配し、敵将モウリーニョの野望を打ち砕いている。
試合の行方は大方の予想通り、攻めのバルセロナ対守りのアーセナルの構図になると見る。2列目でロナウジーニョ、デコがボールを操り、守備の隙を突いて前線のエトー、ラーションが飛び込む形だ。その上、チェルシー戦では相手DFをパニックに陥れたメッシが復帰するという情報が飛び込んできた。
これにアーセナルDF陣がどう対応するかが一番の見どころ。
但し、派手な攻撃陣とは背中合わせに決してバルサのDFラインは強くない。
よく裏を取られるDFこそがバルサ唯一の弱点であり、昨季のチェルシー戦では見事相手にその弱点を突かれて逆転負けを喫している。奇しくも今季のアーセナルはそのチェルシーと同じスタイル。その上、現在世界で最も高い決定力を誇るアンリに裏を取られれば、それはすぐ得点を意味することになる。
攻撃のバルサか?守備からカウンターのガナーズか?
先制点
が大きな意味をもつこの1戦。
W杯開幕を前にして世界トップクラスの一戦に興奮が高まる・・・。
