ドイツ 2−0 スウェーデン
【得点経過】

前半)4分:ポドルスキ

前半)12分:ポドルスキ
●試合経過(前半)
スウェーデンボールでキックオフ。開始4分、いきなりドイツが先制する。
ゴール中央やや右サイドからロングボールが前線のクローゼへと入る。
これを受けたクローゼが前線でボールをキープ。一旦はスウェーデンDF陣にクリアされかけたこの攻撃だが、後方にいたバラックがこれをフォローし、再度クローゼへとボールを入れると、このボールにクローゼと競ったスウェーデンDFだったが、こぼれ球にいち早く詰めたポドルスキがシュートを決めて先制。ドイツが1−0とリードする。
更に前半12分、今度はゴールやや左サイドの展開からクローゼが前線でタメを作り、相手DFを3人引き付けて今度は意図的に中央にいたポドルスキにパス。フリーでこれを受けたポドルスキがシュートを難なく決めて2点目。早くも2点のリードを奪う。
その後もドイツの一方的なペース。
左右の押し上げからバラックがミドルシュートを狙うなど攻勢が続く。
一方のスウェーデンは前半20分すぎ、相手陣内に押し込むもドイツの堅い守りにシュートが打てない展開。
さらにドイツは前半31分、左サイドを深くえぐったラームからマイナスのボールがクローゼに入りシュートを放つもスウェーデンGKのイサクソンが好セーブを見せクリア。その後もフリングス、シュバインシュタイガーが果敢にミドルシュートを狙っていくと、一方スウェーデンは前半35分、ルチッチがこの日2枚目の警告を受け退場。スウェーデンは早くも窮地に追い込まれる。
反撃したいスウェーデンは前半40分ようやくチャンスを掴む。
後方からのロングボールにこぼれた球を受けたイブラヒモヴィッチが反転してシュート。
シュートしたボールはゴールマウスを捉えていたが、ドイツGKレーマンがこれをブロック。
ゴールを許さない。
前半終了間際、チャンスを掴んだのはまたしてもドイツ代表。
左サイドからシュバインシュタイガーが持って上がると、何度か叩いたボールをクローゼがシュートするが惜しくも相手GKに阻まれ追加点ならず。
前半終了。
ドイツが2点リードでハーフタイムを迎えた。
●前半総括
ドイツの一方的なペースで前半終了。
ボールポゼッションはドイツが60%、スウェーデンが40%。
シュート本数に至っては、ドイツの12本に対して、スウェーデンの3本と完全にドイツペース。
その上、ルチッチの退場により10人のスウェーデンはかなりの劣勢。
試合前、スウェーデンの2トップの攻撃に期待をかけたが、チャンスすら得られない状態に陥っている。後半スウェーデンが早い時間で1点を返さないとチャンスは無いだろう。
ロングボールをイブラヒモヴィッチに落として2列目の組織的な押し上げが欲しいスウェーデンである。
●試合経過(後半)
ドイツボールで後半開始。
1点を返したいスウェーデン。
後半7分、左サイドでボールをキープしたイブラヒモヴィッチが前線へ持ち上がって中央のラーションへパス。ペナルティエリア内でボールを受けたラーションに対してメツェルダーが後方から痛恨のファール。ペナルティキックを与えてしまう。
ところがこのPKを蹴ったラーションがシュートを大きくゴールマウス右上に外す痛恨のミス。1点を返す大きなチャンスを逃してしまう。
後半開始早々、一瞬ピンチを迎えたドイツだが、その後は再びドイツペース。
バイタルエリアでボールを受けた選手が次々と早い展開でミドルシュートを狙っていく。
ドイツは後半27分、シュバインシュタイガーに代わってボロウスキーを投入。更に29分、ポドルスキに代わってノイビルを交代させると、一方スウェーデンも27分、イブラヒモヴィッチに代わってアルベックが入る。
早く1点を返して追い上げムードを作りたいスウェーデン、一方3点目を入れて試合を決めてしまいたいドイツ。両者ともこれからの1点が欲しいところ。しかし試合は相変わらずのドイツペース。後半の終盤になってもドイツのシュートラッシュは鳴り止まない。
結局、内容、結果とも一方的なドイツペースで進んだこの試合。
シュート本数もドイツが26本、スウェーデンが5本と圧倒的。
2−0でドイツが危なげなくベスト8へ駒を進めた。
●後半総括
試合前はスペクタクルな白熱の攻防が予想されたこの試合だが、蓋を開けてみればドイツの完勝。前半15分までの2得点で試合が決まってしまった。スウェーデンから見れば後半開始直後のラーションのPK失敗が悔やまれるところ。あの場面で1点を返しておけば、緊張感が漲った試合だけに残念でならない。これもやはり開催国のアドバンテージか・・・。