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The Freewheelin' Bob Dylan

2008-08-25 14:40:48
最近買ったボブ・ディラン第3弾!これまたこんなものまで今回初購入です。しかも妻が買いました。1963年発売なので僕はまだ生まれておりません。いまさらこんなアルバムを買うのもけっこう恥ずかしかったりしますよね。でも背に腹は代えられません。

存在は知っていました。ボブ・ディラン初期の重要作だってこともなんとなく知っていました。が、しかし、ジャケの写真が…。妙に甘ったるくてなんだか軽いアルバムな感じと勘違いしておりました。「明るい明日…」的なフォークソング集かと思っておりました…。

ボブ・ディランを少し理解するようになって、あらためて聞いてみるとこのアルバムの凄みが伝わってきました。所謂トピカルソングを歌うフォークシンガーとして時代の寵児に祭り上げられたころの悲哀。代表曲「風に吹かれて」「戦争の親玉」「激しい雨が降る」。どれもがプロテストソング的に歌自体よりもとてつもなく大きなものになってしまい、政治的なものに巻き込まれて行く不快感。

ボブ・ディランの出世作にして、彼にとっては問題の多いアルバムなんじゃないでしょうか?今となっては彼も映画に中でこのアルバムをわりと冷静に語っていますが、この頃の行動と言動にはやはり戸惑いが見えますもんね。

このアルバムをアメリカ人としてリアルタイムで聞いていたらどんなだろう?たぶんヒーローとして崇め奉っていただろうなー。

で、1曲はそんなプロテストソングの中、唯一の女々しい曲「くよくよするなよ」です。僕は女々しいボブ・ディランが大好きです。

Bob Dylan / Planet Waves

2008-08-22 19:58:44
最近買ったボブ・ディラン特集第2弾!バイク事故以来、8年ぶりのツアー再開時に発売されたアルバムだと聞いております。1974年リリースなので僕は9歳。ボブ・ディランの存在も知らなかっただろうなー。

このアルバムの内容的な話題は、ザ・バンドとがっつり組んで作った初の正式なスタジオアルバムってことですよね。僕の興味もそこにあって買ってみた訳です。そんで、聞いてみると、こ、これは…。

ザ・バンドのアルバムにしか僕には聴こえません。いや、別に悪いって言うことではないんですが、もろ、ザ・バンドです。よね〜?ヴォーカルがロビーに変わればそのままザ・バンドのアルバムとしてリリースされていてもなんの違和感もないと思います。っていうか、ディランのアルバムですっていわれないで聞かされたら、僕何ぞのレベルでは確実に「あー、ザ・バンドね!ハーモニカは誰?」とかって答えてしまいそう。

まぎれもなくザ・バンドなタイトな演奏は非常に素晴らしいですが、結論的にはボブ・ディランのアルバムとしては少々整い過ぎ的印象がありますね。いや十分にかっこいいんですけどね。

で、1曲は「Hazel」です。ミディアムテンポのわりと全うなラブ・ソングにグッときます。「Going, Going, Gone」のザ・ロビー・ロバートソンな泣きのギターも痺れます。

このアルバムはディランファンの間ではどのような位置づけなんでしょうか?誰か教えて下さい。

Bob Dylan / Blonde On Blonde

2008-08-18 17:10:22
最近買ったボブ・ディラン特集第1弾!最高傑作という声も高い「ブロンド・オン・ブロンド」です。なんとこんなメジャーなアルバムですら今回初めて買ったのですよ。お恥ずかしいかぎりです。1966年リリースですので僕は1歳。

このアルバムのジャケ、存在自体はもちろん知っていたのですが、買った理由としてはやはり細野さんのルーツ50枚にこのアルバムが取り上げられていたからです。曲自体は知っているのもたくさん収録されていますが、アルバムを通して聞くとやっぱり凄いアルバムですね。最高傑作と言われるだけの風格があります。

「追憶のハイウェイ61」や「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」も聞き返すとやはり凄みのあるアルバムで盛り上がるんですが、このアルバムの魅力はその完成度の高さですね。そのぶんぼやき的荒々しさはありませんがね。2枚組というボリュームでもまったく飽きさせない、凄いアルバムです。

このアルバムで、ボブ・ディラン的にはフォークな第一幕、ロックな怒濤の第二幕を閉じる感じなんですよね。バイク事故で。

好きな曲はいっぱいあります。細野さんがとりあげられていた「Visions Of Johanna」ももちろん大好きですし、ポップな「I Want You」「Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again」も「Just Like A Woman」も大好きですが、僕の最近のお気に入りの1曲は「4th Time Around」です。ちょっと通ぶってみました。

しかし、ライナーノーツを中村とうようさんが書いているのがなんだか違和感がありますよね?当時はとうようさんもロックだったのか?

I'm Not There / Soundtrack

2008-08-05 16:57:59
トッド・ヘインズ監督映画「アイム・ノット・ゼア」のサントラです。
今年の映画かなーと思っていたのですが、このサントラは2007年のリリースになっております。どうだったっけかな?映画は今年見たと思うんですけどね。

まあ、そんなことはさておき、このサントラはもはや映画のサウンドトラックという域を超えて、もはや素晴らしいボブ・ディランのカヴァーアルバムです。2枚組というボリュームもさることながら、参加メンバーがなんとも豪華!凄いですよ!

以下、参加メンバー:エディ・ヴェダー(パール・ジャム)、ソニック・ユース、キャレキシコ、リッチー・ヘヴンス、スティーヴン・マルクマス(元ペイヴメント)、キャット・パワー、ヨ・ラ・テンゴ、アイアン&ワイン、ロジャー・マッギン、ロス・ロボス、ジェフ・トゥイーディー(ウィルコ)、ウィリー・ネルソン、スフィアン・スティーヴンス、シャルロット・ゲンズブール、ジャック・ジョンソン、ランブリン・ジャック・エリオット、トム・ヴァーレイン、アントニー&ザ・ジョンソンズ…。うーん、痺れますよね。

そんで、なんとハウスバンド的に、キャレキシコとザ・ミリオンダラー・バッシャーズと名乗る濃い編成(リー・ラナルド、スティーヴン・シェリー、ネルス・クライン、トム・ヴァーレイン…)の2つのバンドが活躍していて、それがまた凄いことになっています。

僕の興味的には、ロジャー・マッギン&キャレキシコ、ウィリー・ネルソン&キャレキシコ、それにシャルロット・ゲンズブール&キャレキシコ!なんてのはもう夢のようなタッグですよね。それぞれの出来も素晴らしいし。

しかし、そんな素晴らしいアルバムもボブ・ディラン入門としてはどうですかねー。僕も最初は原曲を知らなさすぎたのでいまいち入り込めませんでした。聴こえてきたのは、何枚かのオリジナルアルバムを聴いたり、この映画を見てからですもんね。やはり、ちょっと詳しくないと楽しみにくいかもです。

で、1曲は、ジェフ・トゥイーディー(ウィルコ)の歌う「Simple Twist Of Fate」です。原曲は「血の轍」に入っています。選曲がバッチリはまっていて情けなくもかっこいい境地に達しています。

Ry Cooder / Paradise and Lunch

2008-08-05 10:28:22
ライ・クーダー特集。もう1枚忘れてました。1974年、ライの4枚目のアルバムです。僕は9歳。すみません、後追いです。

4枚目ってことは「失われたアメリカ」3部作以降、初めて発売されたってことですね。そんで、急にこのメキシコ接近は当時どうだったんでしょう?ジャケットからしてかなりですよね。
このアルバムは、そうはいってもこれ以降のアルバム「チキン・スキン・ミュージック」に比べるとまだ国境周辺って感じで、アメリカの端的な音が鳴っています。まあ、これを境にあのフラーコ・ヒメネスと出会い、テックス・メックス度を高めていったのでしょう。

ライさんをよく聞いていたころの僕的にはこのアルバムまでがかなりグッときたものです。ジャケットの雑なデザインと粗悪な紙質も好きでした。しかし、当時は何がメキシコなのかさっぱりわからずそれまでのアルバムと変わらない感じで聞いておりました。

ただ、タイトルにもメキシコが出てくる「恋するメキシカン」にはタイトルからかメキシコを感じましたね。この曲、最近、ドリフターズ版も聞きまして大変好きな曲なのですが、作者がバート・バカラックだったのですね。バート・バカラックさんは大変有名な方ですが、僕にはよく実態がつかめていません。今度、チャンスがあれば探りを入れたいものです。

この曲、歌詞のテーマ的には「離婚」なのですが、これまた全然悲しくない、あっけらかんとした明るさを感じられます。昔の歌って、題材は悲劇でも悲劇的に扱わない感じがいいんですよねー。粋ってもんですかね。

で、1曲はやはり「恋するメキシカン」です。なんとザ・ピーナッツもカヴァーしていたらしいです。聞いた事ないですけど。

これで、ホントに最近買ったライ・クーダーは全部です。あと、買い残したのが「ジャズ」と「ショータイム」。やっぱり買おうかなー。
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