
カエターノの映画がブラジルで上映されているという情報は以前にあり、僕もその映画の日本上陸を心待ちにしておったのですがDVDでリリースされてしまいました。輸入盤ですが。ということは劇場での上映はなしって事かな?ホントにブラジルでは劇場で上映されたんでしょうか?
リリース自体は去年の年末みたいです。DVDがリリースされたって情報は知っていましたがCD屋でこの前やっとみかけて即座に購入です。日本語字幕もちゃんと付いてましたよ。
まずはジャケット写真。このビジュアル、映画のポスターにもなっていたものでそのポスターはもうちょっと周りが見えておりました。んっ?この「麺」って看板どこかで見た覚えが…。なんとこの場所、職場近く、僕の通勤経路、赤坂は一ツ木通りのラーメン屋「揚州商人」の看板じゃありませんか!さっそく現地調査。やはり確かにそこでした。ここをカエターノがお通りになったのか!! なんということだ!!!
そしてこの写真、実は映画のワンシーン。映画を見るとなんとその一ツ木通りやみすじ通りといった赤坂周辺をカエターノがうろうろしているじゃありませんか!!!いつもの通勤経路をカエターノが歩いてらっしゃる!!!別にそれだけなんですが興奮してしまいました。いや、今でも興奮しています…。
2枚組のDVDです。1枚はその映画であろうもの。映像的には「フォーリン・サウンド」ツアー時のものですが、ライブ映像などはあまりなく、サンパウロ、ニューヨーク、そして大阪、東京、京都とツアー時のオフショットというか舞台裏というか、行く先々での人々との出会いや体験シーンと彼のモノローグで構成されています。いわゆる「情熱大陸」的密着ドキュメント。
サンパウロでの「フォーリン・サウンド」お披露目ライブに始まり、ニューヨークではカーネギーホールの楽屋でデヴィッド・バーンとご対面!とかありますが、なんといっても僕たち日本人的にはその後の日本での映像が興味を引くところ。日本でのシーンが半分以上もあります。僕もそのツアーは東京国際フォーラムで体験しましたが、ライブの映像はほとんど出てきません。でも、いいんです。あのカエターノ様が赤坂を練り歩かれたり、新幹線に普通に乗られたり、大阪城に行ったり、道頓堀周辺を歩いたり、京都の祇園を練り歩いたり、京都の寺でカエターノ好きのお坊さんと話したり、和菓子は嫌いと言ってみたり…。これはもうまるで「ベルリン天使の詩」のよう。日本に舞い降りた天使ですよ!
そしてもう1枚は映画でも出てくるサンパウロでの「ポケット・ショー」のライブ映像。「フォーリン・サウンド」からの演目ですが、小さな会場でのプレミアム・ライブらしいです。羨ましいですね(チケット代が高価だったらしいですが)。バンドが凄くてペドロ・サー、モレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ、あと知らないベースの人というブラジル新時代の若いメンツ。ツアーで来日の時のメンツとは違っていて貴重です。あとは友人であるペドロ・アルモドバルやミケランジェロ・アントニオーニ夫妻などのインタビューなども入っていて見所満載。
いやー、やっぱり凄かった。楽しかった。出来れば劇場で日本のカエターノファンたちと一緒に見てその興奮を共有したかったですがね。
余談ですが、ちょっとリリースのタイミングとしてそのツアーよりかなりの期間がかかったなーという印象でしたがどうやらカエターノの離婚が関係しているみたいです。