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松岡康史のワールドミュージック短信

ノンジャンルな我的音楽記録

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それでも恋するバルセロナ
それでも恋するバルセロナ.jpgウディ・アレン監督の最新作「それでも恋するバルセロナ」を見ました。

ウディ・アレンの映画はそんなに見てません。久しぶりだなー。この映画、キャストが豪華です。アレンの最近のお気に入りとされているスカーレット・ヨハンソンとこの映画でアカデミー助演女優賞を貰ったペネロペ・クルスの競演ってだけでも凄い感じがしますが、なんとあの「ノー・カントリー」での怪演も記憶に新しいハビエル・バルデムさんがモテモテの色男として出演されています。

いやー、なかなかに楽しいテンポのいい映画でした。それにしてもペネロペの存在感は凄かった。立派な女優になられたものです。昔はかわいい感じだったのに…。役の設定もあるのですがスカーレットがただの馬鹿っぽいヤンキー娘に見えました。

バルセロナがとても魅力的に紹介されていて気分を盛り上げます。満足しました。
2009年6月30日(火) 19:24 [ その他音楽以外 ]
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Prince / Lotusflow3r
princelotusflower.jpgプリンスの新譜が突然CD屋にならんでました。なんの情報もなかったので、日本盤も当然出るだろうと待っていたのですがなかなか情報が無い…。ちょっとあせって調べてみると、なんとアメリカのディスカウント・ストア系の店でしか販売しないという事実を知り、あわてて買いました。安定して輸入盤が日本に入ってくるかも疑問ですしね。しかし、何故?プリンス…何考えているかさっぱりわかりません。

で、中身。これまた何考えてんの?的な3枚組。うち2枚はプリンス名義のもの。それぞれ「Lotusflow3r」と「MPLSOUND」というそれぞれのタイトルがついています。で、あと1枚はBria Valenteという女性の「Elixer」というアルバム。という3枚構成になっております。

まずは「Lotusflow3r」。音的にはプリンスがギターを弾きまくるロック色の強いものになっております。

プリンスが新譜を出すたびにみんな期待するのは「あのころのプリンス」なんですがそんな期待に答えるような「あのころのプリンス」的音全開です。最近わりと大作チックな作品が続いていただけにこの粗雑なパワーはなかなか意外でした。もしかして「あのころ」に録り貯めた音源なんじゃないか?ってほどです。

特にそれは「MPLSOUND」の方にも顕著でして、こちらはもう「あのころ」と比べても何の遜色も無いファンクナンバー全開です。っていうか「パープル・レイン」以前のプリンスっぽい。

凄すぎてちょっと笑える「志村けんスタイル」のヴォイス・エフェクトに、あのプリンスの音の代名詞のようなスネアの音…。ウォーっと盛り上がります。ちょっとうれしいような今さらのような感情がこみ上げてはきますが…。

2枚総じて、みんなが期待している「あのころのプリンス」復活といってもいいようなアルバムではあります。なかなかいいです。しかし、こうして難なく音的には復活を果たしてしまったプリンスですが、復活して思うのは、やっぱりいくら音的に復活してもあのころとは違う、という事です。当たり前なんですけどね。

しかし、この音、プリンスは本気なのか…。未だに疑問が残ります。もしかしてやっぱりこのアルバムは以前の音源の寄せ集め?とかね。クレジットもなにもないのでブートっぽいんですよ。次作もこんな感じだったら信用して盛りあがれるかもなー。

で、もう1枚のBria Valenteさんのアルバム。これもクレジットとか何も無いのでよくわかりませんが多分プリンスがプロデュース、作詞?作曲は?って感じのプリンス色を感じるブラック・コンテンポラリーな内容。「おまけのわりにけっこういいじゃん」という評判もありますが、僕には理解不能。というか縁遠い音楽でした。

で、1曲は「Lotusflow3r」から「Crimson And Clover」のカヴァーです。カヴァーですがプリンスの曲のようです。時代錯誤も甚だしいプロモビデオもトホホでなかなかです。
2009年6月30日(火) 14:59 [ アメリカ音楽 O〜Z ]
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Dirty Projectors / Bitte Orca
dirtyprojectors.jpgいやー、もの凄いバンドを聞いてしまいました!凄いです。凄いアルバムです。

ダーティー・プロジェクターズ。アメリカは今話題のブルックリン・シーンから登場した彼らを僕が初めて知ったのは先日のレッド・ホット・プロダクションのオムニバス「Dark Was The Night」でのデヴィッド・バーンとのコラボ曲「Knotty Pine」でした。この曲もかなりヘンテコなカッコいい曲だったのですがデヴィッド・バーンの力かと思っておりましたが、どうやら違ったようですね。

この新譜で5作目だそうです。そもそもはバンドの中心人物David Longstrethのソロプロジェクトだったようで、今みたいな編成になったのは前作からみたいです。うーん、全部聞いてみたい!

バンドの編成もよく把握していませんが新譜のクレジットには4人の名前がクレジットされています。しかし、You Tubeなどにアップされている画像(なんと!ビョークと競演!)をみると女子コーラス隊3人にギター&ヴォーカルのDavid Longstreth、あとドラムとベースでした。

この音楽をどう表現すればいいのでしょう?「Knotty Pine」もそうでしたが先が予測出来ない変態リズムとメロディー、Davidのメインヴォーカルと奇妙にマッチしている女性コーラス、いきなり轟くヘヴィーなギター…。いやー、もう虜です。

美しいジャケットの魅力に負けて輸入盤を買ってしまったので歌詞がいまいちよくわかりません。こりゃー日本盤も買うかなー。そういえば限定で5曲入りのおまけCDの付いた輸入盤も売ってました。それも買うかなー。聞きたいなー。

僕の持っている情報があまりに少ないので悲しいですが、かなりなバンドだと思います。デヴィッド・バーンやビョークもお気に入りだそうですね。

全9曲、40分強という今時には短いアルバムですが1曲目を聞いてしまったが最後、最後まで聞かずにはおれません。いわゆるロックというジャンルに入るであろう音楽でこんなにも興奮したのは何年ぶりだろう…?こういうまだ未知の音楽に出会える瞬間のために懲りずに音楽を聴いていてよかったなと思う次第であります。これは日本でも盛り上がるでしょう!新譜ツアーで来日もするんじゃないかなー?そうなったらなんとしても目撃しなくてはいけませんね。

そして1曲は1曲目「Cannibal Resource」です。しかし、このアルバム曲順も非常にねられている感じがして通して聞くとちょっとライブに行ったような興奮が得られます。短いので是非通して聞いていただきたいと思います。

間違いなく今年最高の注目作です。やっぱりアメリカは奥深いですね。参りました。
2009年6月29日(月) 14:20 [ アメリカ音楽 A〜G ]
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Sonic -Youth / The Eternal
sonicyouththeeternal.jpgソニック・ユースの新譜です。あれっパンド名「Sonic」と「Youth」の間に「-」なんて付いてましたっけ?まあどうでもいいか。

これ、彼らの何枚目のアルバムか知りませんがもはや芸歴28、9年のアメリカを代表するバンドの新作ってことになっております。で、今作からまたメジャー会社を離れインデーズからのリリースとなった模様です。アルバム「Goo」で、大手レコード会社ゲフィンと契約した彼ら、それは時代を象徴する事件でした。音楽業界でのメジャーもインディーももはや関係なし、といった風潮はこの事件をきっかけに起こったといってもいいでしょう。僕も当時はその事件に興奮いたしました。それに、「Goo」は素晴らしい内容でしたしね。

しかし、近年の彼らの充実ぶりからゲフィンになにか不満があるとは思っても見ませんでした。サーストン・ムーアが「いつまで経っても信頼のおけなかった大企業レーベル」と言い放つように何かやっぱり我々では計り知れないモノがあったんでしょうね。ちょっと残念な話しのような気もしますけど。

ジム・オルークの参加していた何枚かのアルバムが僕は好きでした。前作は彼が抜けたせいか原点回帰てきなシンプルなノイズ・ロックン・ロール全開のアルバムでした。が僕はやっぱりジム・オルークのいた頃の方が好きかもなーとも思っておりました。今作からまた新たなメンバーとして元ペイヴメントのマーク・イボルドさんがベースで参加されておられます。ってことはキム・ゴードンはベースを弾いてないのかな?

で、今作はマーク・イボルドさんの参加によって特に変化が起こったような感じは無いですが、やっぱり開放感漂うサウンドとなっております。これこそ原点回帰といいますか、芸歴28年とは思えない若々しいインディー・バンドのよう。貧乏バンドのような音です。お金もテクニックもそれなりにあると思いますけど、いつまでたってもこの素人のような佇まいと勢いはもはや「業」の域。やっぱり根っからのインディーズ・バンドなんですよね。そこがたぶんリスペクトされる所以だと思います。

アルバム全体的にはそんな勢いもあってかけっこう一本調子な部分もありあきてしまう感じもしますが、曲単位で聞くと全部いい曲です。素晴らしいです。日本盤にはボーナス・トラックにBECKのカヴァーなんてのも入っています。

「新たな旅立ちと自由を記念するアルバム」とサーストン・ムーアも語っているように、まさにインディー・バンドのファースト・アルバム的であります。

で、1曲は「Antenna」です。メロディーとノイズの融合したなかなか素晴らしいミディアムテンポのナンバーです。僕はキム・ゴードンよりリー・ラナルドよりやっぱりサーストン・ムーアがリードをとる曲が好きですね。


2009年6月22日(月) 16:53 [ アメリカ音楽 O〜Z ]
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Neil Young / After The Gold Rush
neilyoungafterthegoldrush.jpgニール・ヤングの初期の名盤を買ってみました。1970年発売なので僕は5歳。その頃の記憶もありません。ぼーっと生きておったんでしょうね。まあ、今でもあまり変わりませんけど。

随分昔、雑誌「ロッキン・オン」の特集で「アーティストのこの1枚」的な企画がありました。各アーティストが自分の心の1枚を持っている写真とコメント的なことで構成されておりました。で、その特集でなんとジム・ジャームッシュがこのアルバムを持って登場されておられたのです!てなことで、いつかは聞いてみたいと思いながら時間が過ぎましたが、ようやく買えました。ほんと、ジム・ジャームッシュってニール・ヤング好きですよね。

で、この名盤の誉れ高きアルバム、やっぱりいいですね。僕がニール・ヤングを初めて聞いたのがアルバムタイトルは忘れましたがかなりの爆音アルバムだったのでその印象をずーと引きずっていたのですが、どうも初期のアルバムは枯れていて好きです。ってまだファーストとこれしか聞いてませんがね。

初め僕は気づきませんでしたが「Only Love Can Break Your Heart」はセイント・エティエンヌもカヴァーしていましたね。あまりにアレンジが違うのでわかりませんでした。妻に教えてもらいました。他の曲もいろいろカヴァーされている曲があるようですが、今までに聞いた覚えのある曲はこの曲ぐらいです。

しかし、どの曲も素晴らしく、時折唸る荒々しいギターもどこかシンプルめに響きます。かっこいいです。40年近くも前にリリースされたアルバムとは思えない。古さは全く感じませんね。新譜も出ていますがこのアルバムとあと「ハーヴェスト」が初期の代表作という評が多いので次は「ハーヴェスト」を買ってみたいと思います。

ちょっと苦手かなーと思っていたニール・ヤングですが、最近わりと気になってきています。僕にとっては嬉しいかぎりです。最近、彼をリスペクトする若いミュージシャンが増えてきているように感じられますが、ニール・ヤング自身は今、どんな感じでしょうかね?ボブ・ディランのようにまた再び自身のピークを迎えようとしているのでしょうか?

で、1曲は…。うーん、悩みますがタイトルトラック「After The Gold Rush」です。ピアノ弾き語りてきなシンプルな曲ですが彼のハイトーンな声が立っていてグッときますね。素晴らしい。



2009年6月17日(水) 17:57 [ アメリカ音楽 H〜N ]
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Leonard Cohen / Live in London
leonardcohenliveinlondon.jpgレナード・コーエンの最新ライブアルバムが2枚組というボリュームでリリースされました。DVDもリリースされるみたいです。

僕は今までレナード・コーエンの40年におよぶ活動を網羅しているわけではありません。むしろ知らないと言ってしまった方がいいかもしれません。知っているのは最近のスタジオ録音盤2作と、ヴェンダース監督映画「ランド・オブ・プレンティ」の主題歌、それと他のアーティストのカヴァーした数曲くらいなものです。古い超有名曲のオリジナル録音も聞いた事がありません。

しかし、皆さんもご存知のように音楽を長らく聞いているとレナード・コーエンという名前はいろんな所でしょっちゅう登場しますし、影響を語るミュージシャンも多いです。トリビュートアルバムが何枚かリリースされているように、いろんな方面でリスペクトされているミュージシャンです。

なので、気にはなっているけどどこから入ればいいかわからない的な人も多いんじゃないでしょうか?僕もそうでしたし、その「ランド・オブ・プレンティ」をきっかけに新しめのアルバムを買ってみたのはいいがいまいちよくわからなかったというのが本音です。

しかし、しかし、再びレナード・コーエンを聞こうと思ってその美しいジャケットに期待しながら手に入れたこのライブアルバムは、2枚組というハードルの高いボリュームでありながら最高のライブアルバムです。おそらくはライブアルバム史上にも名を刻む傑作アルバムなんじゃないでしょうか!素晴らしいです。

キャリアを総括したような選曲、観客を楽しませるMC、素晴らしいバンドの演奏、レナードのダンディーな佇まいと声…、哲学とユーモア…。全てが一体となった完璧なショーがこのCDに奇跡的に再現されています。録音もいいしね。

そして僕が助かったのは日本盤に付いている訳詞。歌詞だけではなく曲間のMCまでちゃんと丁寧に訳されていて素晴らしかったです。まるで映画の字幕。感謝です。これなしで僕はここまでのめり込めなかったかもしれません。

もう高齢だし、これでツアーは最後かもという噂もあるみたいですが、新曲はまだ作られているみたいだし…。どうなんですかね?もはやこれ以上のものはないような気もします。

で、1曲は「Bird On The Wire」です。「私は私のやり方で自由になろうとした…」感動します。曲は知ってましたが、恥ずかしながら初めて詩の内容をしりました。
2009年6月12日(金) 12:46 [ アメリカ音楽 H〜N ]
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Radiohead / In Rainbows
radioheadinrainbow.jpgRadioheadの今のところの最新作をついでに買ってみました。2007年の発売みたいですね。CDリリースの前にダウンロードで値段を各自勝手に決めて手に入れる事が出来たみたいなのは話題になっていましたね。

「OK Computer」を聞いて、今ひとつ煮え切らないモヤモヤ感を抱えながらも気になって購入してみた訳であります。で、聞いてみたんですが、「OK Computer」とさほどの違いが感じられませんでした。結局この2枚しか聞いた事ないのでこのバンドの軌跡的なことはなにもわかりませんからね…。困った事です。これは「Kid A」とかまた聞かねばならないかなー。

プロデューサーもナイジェル・ゴドリッチさんなんで音響自体もあまり変わった感じがしませんが、あえていうと少しシンプルな方向になってきているのかなーといったところです。しかし、あまり普通では考えられないような歪な音響具合は相変わらずですね。

傑作、傑作、最高傑作!という評判は今回も僕にはやや理解出来ませんでした。いいとも思うんですがそのカリスマ性はやはりまだまだ感じ取れません。残念ながらまだ、トム・ヨークは僕には語りかけてきません。

構成もなんだか「OK Computer」に似ています。「No Surprises」的な癒しを今回も「Nude」という曲が担ってますしね。いつもアルバムにはこのタイプの曲が1曲入っているんですかね?

「日本の若いアーティストはほとんどみんなトム・ヨークになりたがっている」ということをどこかで読みました。なるほど…。そういえば日本人の音楽趣向というか今のサブカルチャーの傾向とも相性いいのかもしれませんね。トム・ヨークも村上春樹好きみたいですしね。黒人音楽の影響をあまり感じないところも日本の若いロックミュージシャンと似ているかもしれません。

で、1曲は「Nude」ですね。彼らのこのタイプの曲には多少グッと来てしまいます。プロモビデオもなかなかカッコいいなぁ。
2009年6月10日(水) 14:52 [ イギリス音楽 ]
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Radiohead / OK Computer
radioheadokcomputer.jpgとうとうRadioheadを聞くチャンスがやってきました。彼らの代表作という評判も高い「OK Computer」妻が買ったのです。1997年のアルバムなので、僕は32歳。東京で働いてますね。

今まで僕は、Radioheadを聞いてきませんでした。っていうかあまり感心もありませんでした。昔はUKものに夢中で、そればかりを追いかけていた時期も長かったのですが、ちょうど興味を失いかけていたころに出現したバンドなんですよね、彼らは。

時期的にはオアシスやブラーなど、いわゆるブリットポップと言われておったムーブメントと重なるように記憶しておりますが(ちょっと後?)、そんなUKの流れとはちょっと違うポジションで現れたように感じておりました。トム・ヨークのちょっと神経質な声&歌いっぷりが当時は少し苦手に感じてしまって魅力が理解出来ませんでした。数多のUKバンドと同様、すぐ消えるだろうと…。

しかし、Radioheadは今も活躍されているどころかUKロックシーンの最重要バンドとしてシーンに君臨しております。いつか聞かねばならないと思いつつ、今まで聞いた彼らの曲は、映画「スパニッシュ・アパートメント」で聞いた「No Surprises」という曲だけ。これがRadioheadが…と思いつつ、意外と普通だなとも思ったものです。

こうしてこの「OK Computer」を聞いてみても初めはなかなか入り込めませんでした。何度か聞くうちに多少は入り込めるようになったのですが、それでもまだまだ、その人気を理解するまでには至りません。やっぱりリアルタイムに聞いていないってことと、僕がオッサンになってしまったことが原因だと思います。日本の若いミュージシャンにもRadioheadの影響を口にする人は多いし、その年代に与えた影響は計り知れないものがあるんだなーと思います。

一時代を象徴するバンドなので、わりと観念的な話しがしたくなるバンドですが音的にはなかなか変わったロック、歪なロックを繰り広げておられます。オアシスみたいなストレートなロックじゃなく、けっこうノイジーといいますか…。ナイジェル・ゴドリッチの繰り広げる複雑な音響がその歪な世界観作りに重要な役割を果たしています。今では有名なナイジェルさん、もしかしてこのアルバムで名を上げたのかな?

最近公開されたトラン・アン・ユン監督の話題作「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」にも彼らの曲が使われているみたいだし、やっぱり人気があるんですね。凄いです。

今さらファンになれるかなー?もう少し聞いてみます。

で、1曲はやっぱり「No Surprises」ですかね。殺伐としたアルバムの中の癒し的な存在の曲ですかね。


2009年6月8日(月) 14:59 [ イギリス音楽 ]
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Bob Dylan / Together Through Life
bobdylantogetherthrough.jpgなんとボブ・ディランの新譜がなんともあっさりリリースされました。事前に3月くらいにリリース情報を聞いた時はにわかに信じられなかったんですが、ホントでしたね。

もうすでに日本盤もリリースされていますが、いつものように待ちきれず輸入盤で買ってしまいました。っていうか日本盤とアメリカ盤ではおまけCDの中身が違うとのことなので日本盤も買いたいところです。早めに買わないとね。

しかし、ホントに快調ですね、ボブさんは!日本ではもう死んでしまった人のように思っている人も多いんじゃないかってほど世間的には噂になりませんが、本国と英国で発売時チャートのNo.1に輝いたそうです。素晴らしい事であります。

で、今回のアルバムは、なんだか映画用に書いた曲をきっかけに一気にアルバムも録音してしまったというようなこともあるのか、わりと軽い存在感の楽しいアルバムになっております。っていうかホントこのアルバムもサントラのよう。

音楽的な注目点はなんといってもアコーディオンの存在感!今までになく Tex-Mex風味です。メキシコですよメキシコ!なんなんですかねー、この軽やかさは!ブルースとTex-Mexの融合ですね。その存在感のあるアコーディオンの奏者はあのロス・ロボスのデヴィッド・ヒダルゴさんなんです。うーん、流石です。もはや、ボブ・ディランは何をやってもカッコいい域に突入しましたね。そんなことで「Modern Times」なんかに比べるとやや肩の力が抜けたアルバムと感じるかもしれませんが、これはこれで楽しいです。しわがれ声にも妙にマッチしてますしね。

そして僕の買った輸入盤についてるおまけCDとDVDの中身ですが、CDはボブ・ディランがホストを努める「Theme Time Radio Hour」というラジオ番組の「Friends & Neighbors」というテーマの回が収められたもの。DVDは「The Lost Interview」と題されたRoy Silverさんのインタビューが入ってます。こちらは「No Direction Home」のアウトテイクらしいです。当然日本語字幕もないので僕はよくわからなかったですがね。

で、1曲は「I Feel a Change Comin' On」です。が、どの曲もかなりいいです。あぁ、もう、次回作が待ち遠しい…。
2009年6月4日(木) 16:22 [ アメリカ音楽 A〜G ]
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bonobos / オリハルコン日和
bonobosオリハルコン.jpgボノボの新譜がなんだか随分久しぶりにリリースされました。なんでもレコード会社を移籍したり、自分たちのレーベルを立ち上げたり、そしてなんとソングライティング&ギターでバンドの中核を蔡くんと担っていたコジロウくんの脱退…。いろいろあったみたいですね。

かつてのヒット曲「Thank You for The Music」で僕はこのバンドを知りました。かつてはカラオケなんかで熱唱したりして。そして前作(といってもだいぶ前)のアルバム「あ、うん」で彼らの人気は最高潮に…。そんな時期だったんでね、ちょっと心配してましたよ。しかしこの新作を聞いてみて一安心。以前と変わらず気持ちのいい音楽を奏でていらっしゃいます。

このバンドの魅力はなんといっても蔡くんの歌ですね。高く繊細な感じにも聞こえるその声ですがなんともソウルフルでパワフル。元気で健康的な感じ。とても好きです。彼の書く歌詞もちょっと独自でおもしろいしね。コジロウくんがいなくなって、今作はその蔡くんが全ての曲を書いています。っていうか蔡くんが「全部自分の曲でいきたい」といったのでコジロウくんは脱退していまったようです。別にソングライターが二人いても聞く方としては全然いいのに蔡くんは嫌だったみたいです。簡単に言うとそんな感じなので「蔡くん、ひどい!」とか思ってしまう感じもありますが、そんな簡単な状況じゃないんだろうなー。バンドって難しいですよね。そもそもやってる音楽の割にはちょっと大所帯バンドすぎたのかもしれません。

長く準備期間があったためかじっくり細かく作られた感のある曲がならんでます。以前のようなモロレゲエな感じの曲は影をひそめています。まあそれはそれで別に印象的には変化なしって感じですけどね。

デビュー当時は「フィッシュマンズの関西版」とか言われていたみたいですが、もともとフィッシュマンズとはけっこう違う音楽だと思います。新生ボノボ、そんな次元を軽々と飛び越え、独自のやさしい音楽で突き進んでいってほしいです。是非、長く続けていただける事を願っております。赤坂BLIZという職場近くでまもなくライブがあるみたいです。当日券とかあるんだったら行ってみようかな。

で、1曲は「GOLD」です。1曲目です。シングルなんですかね?なかなかいい曲ですよ。
2009年6月3日(水) 13:39 [ 日本音楽 ]
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