
ちょっと前から気になっていた「サケロック」の去年(2008年)出たアルバムを買ってみました。
まず、聞く前にCDに付いていた気合いの入った読み物ブックレットに大注目!なんと星野源くんと細野さんが対談されているじゃありませんか!そういう感じのバンドだったのか!と初めて知り、「サケロック」というバンド名もあのマーティン・デニーの曲名からとられたという事実!うーん、これはなかなかやるのでは…。
期待満々聞いてみました。なるほど、なるほどー…。なるほどですね。トロンボーンやマリンバなどロックな文脈にはあまり登場しない楽器がフューチャーされるなんとも愉快な音楽。ロックじゃありませんね。しかしアカデミックな感じも全くしません。坂本龍一さんの名曲「千のナイフ」と「妖怪道中記」というゲームの音楽を合体した曲なんかにも驚きました。
細野さんのトロピカル3部作を聞いて「これだ!」と思ったという星野君。既になかなかに注目株みたいですね。
ただ、アルバムを通して聞くのはちょっとつらい感じもしました。ちょっとキレイすぎるというか上手にまとめました感もしてしまいます。ライブだと違うのかなー?どんな感じなんだろう?トロンボーンの浜野くんの「押し語り」というコーナーもあるみたいだし楽しそうですね。
たぶん星野くんは器用な若者で、アイデアも豊富な感じだったりするみたいなので、バンド自体も今後変化していくような気もしますが、難しい感じの音楽になりそうな感じが全くしないのが若い人っぽくていいですね。
しかし、音楽を長く聞いているとやっぱり現れてくるんですよね、こういう人たちが。なにか時代を象徴するようなたいそうなバンドにはならないかもしれませんが、マーティン・デニーを聞いた細野さんがいて、細野さんのトロピカル3部作を聞いた星野くんがまた音楽をつくる…。なんだか嬉しい事であります。
しかし、それなりにでも売れているのかな?応援しています。
で、1曲は「千のナイフと妖怪道中記」です。残念ながら彼らのオリジナル曲ではありませんけどね。