ワインと価格の関係 [2007年09月24日(月)]
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皆さん、ワインは出来る限りやすい方が良いと思っていませんか?
確かに私も電化製品だったら、同じ製品なら最も安いものを探します。 食品でも同じ缶詰だったら安いものを買い求めます。しかし生鮮食品やメーカーの違うものの場合、最も美味しいと思われかつコストパフォーマンスの良いものを探し求めます。 食に関しては、銘柄の名前だけで買い求めません。 例えばイベリコ豚、日本でも肉の業者がいい加減なことをやっていたのが問題になったように、米でさえも安いものを買うとどんな米がブレンドされているかわからないように、イベリコ豚も名前だけで買ってしまうとどんなランクのものかわかりません。全然味わいが違うんですよ! 食の世界は価格だけで判定するとそれなりのものしか手に入れることは出来ません。 かなり騙されていることが多いのです。 でも高ければいいのかというとそんなことはありません。よく目をこらし注意することが必要なのです。 ワインの場合はどうでしょう。 実は私たちも同じ銘柄で最安値のものを仕入れることは簡単なのです。業者は色々な条件を出してきますし。でも条件を出してくるワインとはどう言ったワインなのでしょう。 つまり売れていない、量が多すぎる、はかせたい、そういったものなのです。そしてコストを安くするために出来る限り輸入コストを削減し、一番安いワイン商から買うのです。 このようなワインが良いはずがありません。 養殖の魚で冷凍焼けしてしまっている魚を買うようなものです。賞味期限切れなのにラベルを貼り替えて売られている牛乳のようなものなのです。 ワインを安く売るためには、まず一番安いワイン商から購入し、出来る限りコストを押さえて輸入し、一番安い国内倉庫を使うのです。そして出来る限り早く売りさばく。 今まで日本では状態の良くないワインが主流というかほとんどだったために、ワインの味わいの魅力に関して多くの方が勘違いしています。酸化による疑似熟成に魅力を感じているのです。私も昔はそうでした。しかし最近のワインは弱く繊細なのでこのような感じだと多くの魅力を失ってしまっています。正直昔私たちが楽しんでいたワインと今の時代のワインとは魅力のあり方が大きく違います。 ワインが売れない時代は、長年持つワイン、つまり長熟スタイルに造られた頑強なワインが多かったのです。そういったワインは長熟させないと美味しくなりませんから、正しくはないのですが、ちょっと熱を与えて疑似熟成させると早い時期に魅力が出てきたのです。 ところが最近のような早熟系のワインはそうはいきません。熱によって繊細な部分が台無しになり、もう魅力は出てきません。 ですから、ワインは同じ銘柄で価格を比べることは無意味なのです。それよりも実際飲んでみて、管理の仕方を精査して購入することが必要なのです。 同じインポーターのワインでさえ購入するワインショップによって大きな差が出てしまうのです。 |







