ワインを楽しむためのQ&Aサイトになればと思います。

ワインを楽しむためにどんなことを知っておけばよいのか、ワインの世界の常識、非常識を皆さんに知っていただけたら、、。

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1990年代のヴィンテージ情報 [2007年06月25日(月)]
 
1999年

■ブルゴーニュ


この年は近年稀に見る偉大なワインが出来た年です。リーリース直後閉じ始めブルゴーニュ・ルージュクラス以外ほとんど飲む事すらできません。村名ワインは徐々に開き始めていますが、多分2007年の秋以降にならないと本格的な飲み頃にはならないでしょう。とにかくポテンシャルの高さは尋常ではなく、1978年を超えるワインになる可能性大です。村名ワインでさえ一クラス上のワインと同等と思ってよいでしょう。ただし当然忍耐を強いられるワインです。ヨーロッパなどのワイン専門家も同じ意見で、かなり99年を買い込んでいるようです。ただし今日本にある多くの99年はコンディションに問題があるので、それほど良さを感じる事が出来ないかもしれません。コンディションの良い99年は至福の時を約束します。


■フランス・ローヌ



この年のローヌは間違いなく素晴らしいワインばかりです。コンディションさえ良ければ絶対に買いです。今では一部のコート・ロティーなどを除けばかなり美味しくいただけるようになってきています。

■フランス・シャンパーニュ・赤


この年はブルゴーニュと同じように素晴らしいピノができていますが、ブルゴーニュより早く飲めるようになっています。エグリ・ウーリエなどのピノは今からが最高の時期。

■フランス・ボルドー


この年は早熟でかなり美味しいワインが多いのが特徴です。最近のボルドーはオフヴィンテージといわれる年のワインでも飲み頃だけの問題で若い内から美味しく飲めるという意味では全く問題のない年です。特にサンテミリオンのワインは素晴らしい出来映えのものが多いのが特徴です。

1998年

■ブルゴーニュ


この年はちょっと葡萄が焼けたような感じがするワインもあるのですが、結果ある程度熟成した状態を見るとかなりハイレベルなワインが多いことに気がつきます。1985年に若干近い雰囲気もあり、そろそろ飲み頃に入っているワインも沢山あります。熟成させるのも良いでしょうが、比較的早めに飲んでいくのがお薦めです。

■コート・デュ・ローヌ


この年のローヌは98、99、2000年と3年間続いたローヌの素晴らしいヴィンテージの一つ。シャトーラヤスなどを除けば今かなり美味しくなっています。凄くグレードの高い年です。

■フランス・ボルドー


この年のボルドーは一般にいわれるよりもかなり良いワインが出来ています。今飲み頃に入っているワインも多く熟成させるよりも飲めるワインは飲んでおくのが良いと思います。

1997年

■ブルゴーニュ


この年は早熟で果実味に溢れたワインが多くできた年です。リリース直後からかなりのワインが美味しく飲めました。今でもまだまだ美味しくいただけますが、熟成させることを考えるより飲んでしまう事をお薦めします。ある意味享楽的なワインです。

■ボルドー


この年のボルドーも果実味に溢れリリース当初から美味しく飲めます。末尾に7のつく年は早熟なワインができた年が多いのですが、特に1997年は享楽的なワインができた年でもあります。一部のグラン・ヴァンを除いて早く飲んでしまうのがお薦めです。

■コート・デュ・ローヌ


この年のローヌはちょっと軽めのワインが多いのですが、その分熟成も早く今かなり美味しいワインいなっています。飲みきるべきです。

■イタリア・トスカーナ・ピエモンテなど


この年は近年稀に見るほどのワインが出来た年です。明らかに単純に美味しいワインが多くまさに理想的な年。見つけたら買うべきです。そして今が最高の飲み頃です。

1996年

■ブルゴーニュ


この年のピノ・ノワールは実に見事です。単純にポテンシャルの高さを認識できます。1985年的な分かり易い凄みを感じることが出来、1級畑までのワインはすでに若い時期の飲み頃に入っています。今飲んでも良いですし、熟成による可能性を探ってみるのも悪くありません。グラン・ヴァンも開き始めていますが、とてつもないポテンシャルの高さにもったいないと思ってしまうでしょう。1990年代では99年が凄すぎるのですが、通常だと1985年に匹敵する年です。

■ボルドー


この年のボルドーは非常にグレードの高いワインができています。そういった意味でブルゴーニュと同じような雰囲気。グラン・ヴァンは是非寝かせて熟成の妙味を楽しみたいですね!

1995年

■ブルゴーニュ


この年のピノ・ノワールはとにかく果実味の柔らかいふくよかなワインが多くできました。昨年年末あたりからその果実実が落ち熟成のための時期に突入しています。特に上のクラスのワインにその傾向が強く待つべきです。1級以下のワインに関してはもう既にかなり美味しくなっていますが、後1年は待った方が良いでしょう。状態が良いことが基本になります。

■ボルドー


この年のボルドーもとても果実味主体のワインです。状態が良くないと落ちた感じがしてしまうかも知れません。ポテンシャル自体は高いのですが、状態にかかっていますね!

■イタリア・トスカーナ・ピエモンテなど


この年のワインは若い時期硬質感があって、なかなか開いてくれないワインでした。所謂長熟タイプのワインで、最近になってようやく開いて美味しくなってきているワインが見受けられます。ちょっと地味目な傾向がありますが、かなり良いヴィンテージであることは間違いないようです。


1994年

■ブルゴーニュ


この年のブルゴーニュは正直言って厳しいワインが多いのです。コンディションに不安があるワインは絶対に買うべきではありません。しかし今飲み頃に入っています。ぎすぎすした感じがとれ滑らかさが出てきています。もしかしたら後1〜2年で官能的な要素が出てくるワインもありそうです。

■ボルドー


厳しい年ですが、サンテミリオンなどのワインにはかなり美味しいワインがあります。すすんで買う年ではありません。

1993年

■ブルゴーニュ


この年のブルゴーニュはかなり難しいワインが多いのです。ちょっと焼けたような硬質感のあるワインが多く、1988年的な飲み頃の難しいワイン。花開くには後2〜3年は必要なグラン・ヴァンが多く見かけられます。欲しいワイン以外はさけた方が無難でしょう。

■ボルドー


この年のボルドーもあえてすすんで買わなくても良いでしょう。

1992年

■ブルゴーニュ


この年のブルゴーニュは早熟で今ひとつポテンシャルにかけるワインが多いのが特徴です。今あえて探し求める必要はありません。お薦めだけにしておくのが無難でしょう。

■ボルドー


この年のボルドーは一般的な評価よりもちょっと低いと考えてよいでしょう。線が細く価格の割に良いとは感じないはずです。早熟なヴィンテージで果実味主体のワインを買った方が良さそうです。ただ熟成状態に入ってきたワインに関しては比較的早熟な年なので魅力が早く開きます。マルゴーやグランヴァン系のワインは今飲むには最適です。このように飲み頃に入っている旨味ののったワイン以外はあえて買うことはないでしょう。

1991年

■ブルゴーニュ


この年のブルゴーニュは一般的な評価よりも良いワインが多いのが特徴です。ただし早熟なワインが多かったために現在どうなっているかは不明です。最近はこのヴィンテージのワインを飲む機会もなく現在の状態は分かりません。

1990年

■ブルゴーニュ


この年のブルゴーニュはリリース直後から美味しく飲めたワインが多くそれでいて熟成にも十分に耐えるワインが出来た年です。最近は飲んでいないので何とも言えませんが、ポテンシャルは高いので買っておいても良いと思います。

■ボルドー


この年のボルドーは驚くほど高いワインが多いのです。リリース直後から美味しく飲めそれでいて長熟にも耐える理想的なワインが出来た年。ただしこの時期はワインブームで投資目的で買われたワインも多く今後出回ってくる90年は価格も高いし状態に不安のあるワインが多いでしょう。私はあえて手を出したくありません。
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