ワインを楽しむためのQ&Aサイトになればと思います。

ワインを楽しむためにどんなことを知っておけばよいのか、ワインの世界の常識、非常識を皆さんに知っていただけたら、、。

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ワインの飲み頃 [2007年06月25日(月)]
 
「このワインいつ飲めば良いんだろう?」 ワイン好きにとってこの問題は永遠の課題です。

「ワインは美味しいと思ったときに飲み尽くすこと」
私はこれが一番良いと思います。

ワインは若い時期の飲み頃と熟成してからの飲み頃があります。

若い時期の飲み頃を過ぎると,一時閉じたり中途半端な時期を経て,次の美味しさへと変化していきます。つまり若い時期の美味しい期間を過ぎると,次はいつ頃美味しくなるかは判定し辛いのです。

生産者によっては,若い時期が美味しくて熟成に耐えるのですが熟成後の美味しさに欠けるワインもあります。

逆に30年以上熟成しないと美味しくならないワインもあります。

若いうちも美味しくて熟成してからも更に複雑さを醸し出すワインもあります。

ちなみに有名なアンリ・ジャイエのワインは,比較的早熟で,開いてきたらその後の熟成による官能的な部分を追い求めるのは止めた方が良いと思います。最近は信じられないほどの高値で取引されていますが,正直飲み頃をすぎて落ちかけているコンディションの悪いワインばかりです。

ワインは生産者によって大きく違うわけです。

ロバートパーカーなどが、おおよその飲み頃に入る時期を明記してありますが、これも完全に当てになるわけではありません。そのワインのコンディションによっては、もっと時間をかけなければ開かない物もあるのです。まあ参考程度にはなるといった具合です。

世の中にはコンディションの良くないワインが反乱していますから、コンディション面でも当然熟成時期は異なるわけです。 またヴィンテージによっても熟成や変化の違いがあります。

時々蔵出しのバック・ヴィンテージが市場に出回る場合がありますが、その場合、大雑把ですが飲み頃が近づいているワインである可能性が高いと言えます。生産者はバックヴィンテージのワインで飲み頃が近づいてきたものを出荷する傾向があるからです。

資金と忍耐力のある方でしたら、熟成の可能性にかけてワインを買ってみるのも悪くはありませんが、一般の方はそこまでの余裕はないでしょうし、日本で保管することはかなり無理があります。

私は、バックヴィンテージのワインは蔵出しが中心。ボルドーなどに関してはイギリスなどに眠っているワインを購入することもありますが、コンディションにはかなり気をつけます。寝かせておくと当然金額的にも当時の価格より跳ね上がりますが、日本で寝かせることを考えると海外で寝かせたワインを購入する方がお得とも言えます。

ここ10年ワインは早熟に造る傾向があります。よって多くのワインは数年でかなり飲めるようになりました。以前よりもはかなり飲み頃を判定しやすくなってきましたが、逆に経験則が当てはまらないために熟成してからどのような姿になるのか想像が付かない場合もあります。

そういった事からもやっぱりワインは美味しいと思ったときに飲みきるのが一番です。
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