グラスの違いでワインはこんなにも表情が変わるのです [2007年06月25日(月)]
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ワインを楽しむにまずワイングラスが必要になる。
「今日は普通のコップでいいや」 なんていう場合は間違っても高いワインに手を出してはいけません。実にもったいない。 少なくともこれからワインを飲もうというときはワイン・グラスくらい用意しておきましょう。 リーデルというワイングラスが定番となってからもう随分と経ちます。リーデルが葡萄の品種やワインのクラスによってグラスの形状や品質をかえグラスをリリースして以来、グラスでこれほどまでにワインの香りや味わいが違ってくることを思い知ったもです。現在ちょっとまともなレストランではリーデルが定番ともなっています。 リーデルには一番高価なソムリエシリーズ、ヴィノム・エクストリーム、ヴィノムといった種類があります。 通常はヴィノムで十分ですが、もっとワインの深みをと思えばエクストリームを試してみると良いと思います。 本当に素晴らしいワインならばこのグラスがその要素を余すところなく出し切ってくれるでしょう。ソムリエ・シリーズはお金持ち用。普段使うにはちょっと高価すぎますし、薄いので割れやすいのです。 さてヴィノムといえども1個2500〜3000円位します。 普段使うにはちょっとという人のために、シュピーゲルというグラスがあります。リーデルを模倣したものですが形状が若干違います。正直リーデルの方が品質は高いがシュピーゲルのワイングラスは1個1500円以下。普段自宅で使うには十分だと思います。自宅で完璧な状況で飲みたい人にはリーデルがお勧め。 さてこれらのグラスは基本的に形状の大きなものが多い。大きければいいかというとけっしてそんなことはない。 大きいグラスは形状によってそのワインの要素を引き立ててくれるが、逆にポテンシャルの低いワインやコンディションの悪いワインの場合欠点を引き出すことになってしまう。 つまり、まずさを引き立ててしまうわけで逆効果。こういった場合はできるだけ小さなグラスで飲むのが基本だ。大きいグラス神話は考えなければならない。 面白いことにいくら有名銘柄でもワインのコンディションが良くない場合や、あまり美味しくないと思ったら小さなグラスで試してみると良い。意外に美味しく感じるものだ。 もしグラスの形状でそんなに味が変わるのか疑問に思ったら、例えばブルゴーニュのワインをボルドーグラスで、ボルドーのワインをブルゴーニュグラスで飲み比べてみると良い。驚くほどに違うはずである。 家庭ではそんなに種類が揃えられないだろうからお薦めしたいのはボルドーグラスとブルゴーニュグラス、があれば良い。シャンパンが好きならシャンパングラス。この3アイテムがあればとりあえず何とかなるだろう。ちょっと美味しいシャンパンをブルゴーニュ・グラスで試すなんていうのも面白い。余談だが、それぞれのワインのポテンシャルによって違うグラスで試すことによりより要素が引き立つことがある。いろいろと試してみるとワインの世界がいっそう広がって面白い。 例:素晴らしいシャルドネをブルゴーニュ・グラスで 素晴らしいシャンパンをテンプラニーニョのグラスで 家庭でいろいろなタイプのグラスを購入するのは理想的だが、なかなか難しいので基本は3〜4種類用意しておくと良いと思う。 ![]() ブルゴーニュグラス。 このグラスでピノ・ノワール、ガメイ、シャルドネ、アリゴテを飲む。 ![]() ボルドーグラス このグラスでボルドーなどのカベルネ、メルロー系のワイン、シラー。グルナッシュなどの南仏系品種、イタリアのワインもこのグラスで代用できる。白だとシャルドネ以外はこのグラスで代用。 ![]() リースリング用グラス。 このグラスでゲヴェルツ、リースリング、などのドイツ、アルザス系品種、ロワールの品種もこれで代用しても良いと思う。 ![]() シャンパングラス。少し口のすぼんでいるものが理想的。 シャンパンは物によってはブルゴーニュグラスで飲むのも良い場合がある。 |












