ワインを楽しむためのQ&Aサイトになればと思います。

ワインを楽しむためにどんなことを知っておけばよいのか、ワインの世界の常識、非常識を皆さんに知っていただけたら、、。

皆さんからの質問やコメントも待っていますね!

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ワインの抱えるリスク [2007年12月19日(水)]
 
ワインを購入する際に抱えなければならないリスクが沢山あることを皆さんはご存じでしょうか。
ワインの場合、商品に対する責任の所在が明らかになっていない事が多いのです。
現実的にその責任はワインを抜栓した人にかかってくるのが現状。そんな現状からどうやってリスク回避していくかを考えることがワインを美味しく楽しむ秘訣なのです。
ワインホリックではこのリスクをいかにワインショップ側で回避するか最大限の努力をしていますが、管理以外の部分で問題が起こることも多いのです。

ではまずワイン固有の問題点を挙げたいと思います。

ワインを瓶詰めする際に、いったん混ぜてから品質を均等にするための作業を行う場合と、樽から直接詰める場合とがあります。
混ぜてから瓶詰めすると品質は一定しますが、良い物とあまり良くない物とがブレンドされるために、本来素晴らしい出来映えだった樽のワインが品質が落ちることになります。
樽から直接詰めると、かなり製品差が出来ます。樽ごとの違い、上と下との違い、つまり同じエチケットがはってあるのに、飲むたびにちょっとずつ違ってくる可能性があるのです。これは生産者の考え方によって異なるのが現状です。
日本酒でもステンレスタンクで作っているのにもかかわらず、タンク差がかなり出るそうです。

ワインはコルクで守られています。コルクにはまずブショネという問題があります。次にコルクの圧縮度の違い、これによりワインの中に長期の熟成過程において空気が混入する危険度の高さ、熟成過程の違いなどの個体差が出てきます。不良コルクの場合、コルクの成分がワインに溶け出してるように感じることもあります。最近の人工コルクでさえ、その圧縮度の違いやコルクの整形の問題でコルク差が出てくることが知られていますし、殺菌の際に残る残留成分によってブショネのような現象が起こることも言われています。

最近ではかなりセラーの衛生管理が行き届き雑菌が混入するようなリスクは少なくなりましたが、全くないとも言えないのが現状です。それによるワインへの影響も現実としてありそうです。

さて次に問題なのが、日本への輸送課程の問題です。

ワインのピックアップから日本の倉庫で管理され出荷されるまでに問題は山積みです。
97%以上のワインにおいてこの過程の問題でなにがしかの問題が起きています。ただワインの現実という問題から見ると、私たちが扱っているワインは特殊という見方も出来ます。最先端と見る見方も出来ます。つまり最近までは極一部のワインのみが生産者の元で楽しむワインと遜色ない物であったわけで、このようなワインが世界中に沢山あるのではないのです。つまり今まではあまり問題視されていなかったわけで、それでもワインは売れていたわけです。ある意味変質したワインが当たり前であるという常識があったわけです。この常識は実はそれほど非現実的な話ではないのです。80年代前半までのワインの場合、このワインにとって不条理のような状況が、良い方向と思われるような疑似熟成によって美味しく感じる事が多かったのです。
ところがワインブームも手伝って早熟なワイン、良質なワインが増え、また酸化防止剤をあまり使わないワインも増え、今までの輸送方法では完全に悪くなってしまうワインが増えたのです。つまりワインの生産方法が変わってきたのに、それを扱う人達の対応が変わっていないのです。これはフランスなどのワイン生産国でさえその傾向があるのです。
ワインはそういった意味で他のスピリッツなどのお酒に比べ、高いわ、難しいわ、業者側の扱いが悪いために状態が悪いわとリスクがあることばかりなのです。
でもそれでもワインが飲みたい!そう思う人が多いからワインは売れています。

ちょっと余談ですが、状態の良いワインを飲んで「酸っぱい!」っと叫ぶ人がいます。いままでよっぽど熱の入ったワインばかり飲んできたのかな?などと思ってしまいますが、実はワインをお勧めする側にもこのような人は多いのです。つまり日本のソムリエ、酒屋さん、ワイン業界側にいる人達の多くが、状態の良くないワインで育ってきていて、ワイン本来の姿をわかっていないのです。
当然、わかっている人もいますよ!でもなかなかそういったことを業界内で具現化していくことは難しいのが現状なのです。私たちがこうやって皆様にこのようなことを言ったりこのようなワインを普及していくことは、かなり業界から反発を買っているのです。
でも私たちは、来年このようなちゃんとしたワインを普及させるために大きな流れを作っていきたいと思っています。まずはワインの飲んでいる皆様方の圧力こそ、ワイン業界を良くしていくための力なのです。

話がそれましたが、皆様がワインをお飲みになるのは飲食店か、ワインショップで購入してということになります。

飲食店でも未だにセラー管理をしていないところが多いのです。それこそ1日店内に置いておいたら間違いなく劣化します。3日もおいてあったら、もう飲むに値しません。あとは疑似熟成による当たればラッキー的な存在になってしまいます。

ワインショップにおいても同様のことが言えます。

また高価なワインはセラーにいれ、安価なワインは外に出しっぱなし。これってどういう事なんでしょう。そのワインもセラー管理は必要ですが、安いワインほど弱いという現実に逆行しています。それだったら品数を減らすべきです。

現実的にそのようなショップで買う場合、賢い人は回転の良さそうな物を買います。でもそれでも問題はあるんですけど、、。

皆さんがワインを購入する際に参考とするワイン雑誌。
ワイン雑誌はワインファンしか購入しないために、部数が限られています。当然広告費によって成り立っている部分も多く、ワイン業界からの広告が多いのです。
当然おわかりでしょうが、こういった理由でコンディションのことに関しては深く追求できないのです。また売れるためには皆さんの興味を引くような記事が中心になります。諸外国のワイン事情とは違った旧態然とも思われる記事も目につきます。
最近は神の滴などの漫画の影響も大きいのは皆さんもご存じでしょう。
今まで誰も手をつけなかったワインが突如売れ出す現象さえもあります。
私としてはこのような大きな影響力がある雑誌や漫画の方達に、少しずつでも良いのでまっとうな方向へ向かう努力をしていただきたいと思っています。

このようなリスクが沢山あるワインの世界、一体責任の所在はどこにあるのでしょう。
ワインの管理に知識がない業界人のために起こってしまっているリスク、ワイン管理のための基準がないリスク、ワインの状態を判定する基準がないことのリスク、生産者側でのリスク、コルクによるリスク、他にもあります。
現実的には、これらのリスクは出来うる限り最良のワインを選別して皆様にお届けすることしか現時点では見あたりません。
現状ワインの世界はこのように成り立っているので買えていくためには時間がかかります。
ただ皆様にお願いしたいのは、現状として多くのリスクがあるということです。これらの現実を受け止めワインをご購入いただきたいのです。

最高に美味しいワインに出会うために!
ワインと価格の関係 [2007年09月24日(月)]
 
皆さん、ワインは出来る限りやすい方が良いと思っていませんか?

確かに私も電化製品だったら、同じ製品なら最も安いものを探します。

食品でも同じ缶詰だったら安いものを買い求めます。しかし生鮮食品やメーカーの違うものの場合、最も美味しいと思われかつコストパフォーマンスの良いものを探し求めます。
食に関しては、銘柄の名前だけで買い求めません。

例えばイベリコ豚、日本でも肉の業者がいい加減なことをやっていたのが問題になったように、米でさえも安いものを買うとどんな米がブレンドされているかわからないように、イベリコ豚も名前だけで買ってしまうとどんなランクのものかわかりません。全然味わいが違うんですよ!
食の世界は価格だけで判定するとそれなりのものしか手に入れることは出来ません。
かなり騙されていることが多いのです。
でも高ければいいのかというとそんなことはありません。よく目をこらし注意することが必要なのです。

ワインの場合はどうでしょう。
実は私たちも同じ銘柄で最安値のものを仕入れることは簡単なのです。業者は色々な条件を出してきますし。でも条件を出してくるワインとはどう言ったワインなのでしょう。
つまり売れていない、量が多すぎる、はかせたい、そういったものなのです。そしてコストを安くするために出来る限り輸入コストを削減し、一番安いワイン商から買うのです。
このようなワインが良いはずがありません。
養殖の魚で冷凍焼けしてしまっている魚を買うようなものです。賞味期限切れなのにラベルを貼り替えて売られている牛乳のようなものなのです。

ワインを安く売るためには、まず一番安いワイン商から購入し、出来る限りコストを押さえて輸入し、一番安い国内倉庫を使うのです。そして出来る限り早く売りさばく。

今まで日本では状態の良くないワインが主流というかほとんどだったために、ワインの味わいの魅力に関して多くの方が勘違いしています。酸化による疑似熟成に魅力を感じているのです。私も昔はそうでした。しかし最近のワインは弱く繊細なのでこのような感じだと多くの魅力を失ってしまっています。正直昔私たちが楽しんでいたワインと今の時代のワインとは魅力のあり方が大きく違います。

ワインが売れない時代は、長年持つワイン、つまり長熟スタイルに造られた頑強なワインが多かったのです。そういったワインは長熟させないと美味しくなりませんから、正しくはないのですが、ちょっと熱を与えて疑似熟成させると早い時期に魅力が出てきたのです。

ところが最近のような早熟系のワインはそうはいきません。熱によって繊細な部分が台無しになり、もう魅力は出てきません。

ですから、ワインは同じ銘柄で価格を比べることは無意味なのです。それよりも実際飲んでみて、管理の仕方を精査して購入することが必要なのです。

同じインポーターのワインでさえ購入するワインショップによって大きな差が出てしまうのです。
店舗販売の難しさ [2007年09月09日(日)]
 
実は昨日うちのお客様からメールをいただきました。
とある状態のよいインポーターのワインショップでワインを買ったら状態があまり良くなかったというのです。

そうなんです。これが店舗販売の難しさなんです。

ワインショップで店舗に全くワインが置いていないワインショップなんてほとんどありませんよね。大体のワインショップはエアコンをかけているにしても店舗にそのままワインを陳列しています。これはお客様がワインを直接手にとって見ることが出来たり、実際にワインを直接見れるようにするためですが、店舗はお客様の出入りも多いために一日の温度変化が大きすぎるのです。このためにワインの劣化が著しいのです。

ワインショップの中に更にワインセラーが完備されている場合でも実は大差ありません。当然その中にお客様が入るわけですから、温度変化の影響を受けますし、空調設備自体一日の温度変化があります。ワイン以外のスペースも広いために影響をワインがもろに受けてしまうのです。

つまりワインは部屋の中でも必ずケースに入れて外気と遮断する必要があるのです。こうするとセラー内の温度変化からワインを守ることが出来るのです。

通販のワインショップでもセラー内にワインをそのまま陳列しているところが多いのです。これはワインを直ぐに箱詰めするために便利だからです。実はこれがワインが悪くなってしまう原因なのです。皆さんこれに意外と気がつかない。

通常家庭にあるワインセラーは何故大丈夫かといえば、ワインを入れるとワイン以外のスペースが少なくワイン自体が相互に冷やす効果で温度変化が少ないのです。ワインセラーも小型のものよりも大型のものの方がその効果が高いのです。それに安くて小型のセラーは、それほど高度な技術が使われていないということもあります。

フランスやイギリスなどヨーロッパではよく岩盤をくりぬいたような地下セラーがあります。このようなセラーの場合そのままワインが置いてあることがよくあります。ヨーロッパは湿度が低い上に地下セラーで隔離されていますので温度変化がほとんど無いのです。年間の温度変化はある程度あるのですが、外気の1日の温度変化の影響はほとんど無いのです。それにエアコンなどの空調設備は必要ないのです。

つまり空調設備がくせ者なのです。温度が設定温度になると止まりある程度温度があがるとまた下げようとする。この間に起こる温度差が問題なのです。ですからそこから守るために更に箱に入れる必要があるのです。

私たちも出来れば来年実店舗を考えています。ヴァン・ヴィーノ・ブリュレのセラーが実に理想的なセラーなのでそのようなセラーを完備し販売していこうと思っています。色々と難しい面はあるのですが、いかにそれをクリアーしていくかが課題です。
2005年ヴィンテージ [2007年09月07日(金)]
 
さて現在市場に出てきているブルゴーニュの2005年に関して、最新のデーターを皆さんにご紹介します。

まず白ワイン。かつてないほど素晴らしいワインが出来上がっています。今飲んで美味しいワインというと最近では2004年ですが、2005年は倍素晴らしいワインです。そして比較的早くから楽しめ、今だったらブルゴーニュ・ブラン、村名クラスを買っておくべきでしょう。これでもワンクラス上の味わい。

赤ワインは、、。
結論から言うと、2002年と1999年の中間的存在。かなり品質は高く絶対買っておいて良いヴィンテージですし、市場に出回っているワインの数もこの年はかなり少ない。ただ飲み頃は少し時間がかかりそうです。ですから、特定の早飲みスタイルの生産者以外はブルゴーニュ・ルージュクラスか、村名ワインを買っておいてちょっと寝かせて飲むのが最適です。

今の時期に飲むのならば、間違いなく2004年です。でも1級畑以上はもう少し待ってください。
ボジョレー・ヌーボ [2007年08月31日(金)]
 
今年のヌーボは11月15日木曜日。
ヴァン・ヴィーノ・ブリュレではまた水曜日の深夜12時から
開始予定です。

ヌーボはこの時期に届くものは全て航空便。
どのボジョレーも日本で最もコンディションの良いワインであることは確かです。
つまりどのヌーボを飲んでもコンディションだけは素晴らしい。

さてここで問題です。当然生産者によって内容は毎年違うのですが、
どのようなワインを買えば美味しいんでしょうか。

ここ数年の私の経験上、自然派のヌーボが良いですね。
ガメイ独特のぎすぎすした感じや、
強すぎる感じが少なく滑らかで質感が良い。
当然生産者は選ばなくてはいけませんが、、。

では2007年はどうでしょう。

どうもあまり良くない噂がワイン業界を騒がせています。
暑い時期が続いたかと思えば、
寒すぎる日がついいたりとその繰り返し、。
現在の気温は約17度。収穫は9月初旬のところが多いようです。
今年は病気にやられているところが多く生産者はその対策で大わらわ。

収穫量もかなり少なくなるのは必至。
その上にブドウの選別にかなりの労力がかかりそうです。
こうなってくると、金銭的にも余裕がないと、人の手配が大変。

私としては不出来とされた2004年のピノがこんなに美味しかったので、
何とかならないものかと淡い期待は持っていますが、、。


そうそれだけに、今年のヌーボは、興味があるんです。
フィネス [2007年08月23日(木)]
 
フィネス、皆さんここのワインがなかなか購入できなくて
困っていませんか?

フィネスといえば昔は富士発酵というインポーターだったんです。

富士発酵が倒産しかけたときに、今の社長藤田さんがワイン部門を買い取って
はじめたのがフィネスなんです。

ですから、ここのスタイルは以前の富士発酵と変わらないのです。

ラシーヌがアバンギャルドだとしたら、フィネスはオーセンティックなスタイル。

まさにワインもそういった感が強いものです。

非常に慎重で手堅く、一度お付き合いをはじめた生産者とは
よっぽど問題がない限り付き合いを続けています。

コンディションの良さは、折紙付き。

ルーミエやメオ・カミュゼ、ルネ・ロスタン、ディディエ・ダグノーなどの
輸入元として有名です。

ルーミエもっと欲しいなっと思うんですが、毎年割り当て。

輸入されると瞬間的になくなるんです。

でもザムリエやノエル・ヴェルセなんていうマニアックで
絶品なワインも扱っていて
これがみんななぜか買わないのである意味ラッキー。

ここのワインが何故あまり出回っていないか。

そう、良い意味で気に入ったお店にしか卸さないんです。

自分たちのポリシーを守るための努力をしているんですね。

こんなインポーターが増えて欲しいし、今後どんどん良いワインを
輸入してもらいたいものです。
ラシーヌ [2007年08月09日(木)]
 
ラシーヌといえば、日本で最も優れたバイヤーである合田さん率いるインポーターです。
合田さんは、八田商店をスタートに、ル・テロワール、その後に一部のインポーターに所属しましたが、その後現在のラシーヌを立ち上げます。

八田時代から、ワインのコンディションには定評があり、私も八田時代にシェリーを購入していた記憶があります。私が合田さんと親しくなったのはル・テロワール時代。彼女の輸入するワインをはじめはなかなか受け付けなかった私も、徐々に世の中のワインのコンディションが問題が多くなるに連れル・テロワールのワインに価値を感じ今に至ったのです。

その当時からすると、コンディションは更に良くなり、アイテムも素晴らしいものが揃ってきています。入れたくても契約関係で輸入できないワインもありますが、ここのインポーターが何が凄いかといえば、全てのワインのコンディションが素晴らしいこと、有名銘柄よりも無名に近いワインのアイテムが多いことです。無名に近いアイテムがいかに素晴らしくとも営業的には非常に厳しいのが現実です。それらを理解し売ることの出来る酒屋なりレストラン、ワインバーの支持がなければ成り立たせるのが難しいのです。

そういった意味で今ラシーヌが流れに乗り始めています。自然派のワインが世の中の支持を受け始め、その流れと共に今大きく前進しているのです。
ビオ・ディナミを中心とした自然派のワイン、そう、合田さんの輸入するワインは最も優れた自然派のワインが中心なのです。実際のテイスティングを元に十分吟味を重ね輸入されたワインは自然で嫌なところをほとんど感じさせないのです。

自然派というだけで状態の悪いワインや、造りのあまり良くないワインが氾濫する今の日本市場。あまりにも品質に差がありすぎるのです。その差を購入する側が自覚しはじめているのです。

合田さんは以前からワイン業界では評判がよくありません。それは同業者によるやっかみなのです。そういった事を聞いている同業者が人づてに更に悪評を流しているのです。これもある意味危機感なのでしょう。大手のインポーターの営業は小さいインポーターは信用できませんよなどといって飲食店に触れ回っているものさえいる始末です。どうしようもない自然派のワインを販売しているところにはけっしてワインを卸さないという姿勢も反感を買っているのかも、、。しかしコンディションの良いワインを扱いの悪い酒屋さんに卸すことで他のワインと同じような状態になってしまうことを避けなければやっていることが全て無駄になってしまいます。そこがラシーヌが抱える一番難しい問題です。

ワインの本質に対しては非常に厳しい人ですが、ざっくばらんでとてもいい人。彼女の輸入するワインはまさに人柄がそのままワインになっているようです。

ブルゴーニュのワインでも、今やほとんどが探され尽くしている感があるにもかかわらず、オーレリアン・ヴェルデなどの素晴らしい生産者を捜し出します。
通常のインポーターはいかに有名生産者を獲得できるかに血眼になっているのを横目に本質的に優れたワインを探し出すのです。
有名生産者だからといって実は今現在素晴らしいワインを造り出しているとは限らないのです。

不思議なことに彼女の輸入するワインは年を追うごとに品質が高くなります。品質が劣ってくると当然輸入を止めてしまいます。そういった姿勢が、今までのインポーターにはなかったものではないでしょうか。

彼女のそういった姿勢こそが、顧客側からいえば一番顧客よりであるとも言えます。私たちも出来うる限り顧客側にたった観点でワインを販売していきたいと思っています。私たちの顧客、それはワインを楽しく美味しく飲みたいと思っている人達です。
ワインの購入方法 [2007年08月07日(火)]
 
ワインの購入方法は、ワインショップによって異なってきます。
今回はワインホリックにおけるワインの購入方法を考えてみたいと思います。

皆さんは今までワインを購入することによって、それぞれの経験則をお持ちのはずです。
この価格帯のワインは外れが多い。お金を出しただけの価値がないとか、安いからある程度は諦めている、高価なワインを買って痛い目にあった、ブルゴーニュは有名銘柄じゃないと、、ブルゴーニュは1級畑以上じゃないと美味しくない。

例えば上記のような基準をお持ちではないでしょうか。

コンディションの良いワインは上記のような基準は当てはまらないのです。

安価なワインであっても驚くほど素晴らしいのです。高価なワインになると今まで感じることの出来なかった要素まで明確に感じることが出来るのです。
ですから今まで皆さんが避けていたクラスのワインでも安心して替えるということをお約束します。

例えば、ブルゴーニュの村名クラスのワイン。私だったら若くて美味しく飲むワインは村名から選びます。早熟で一番早く開く可能性があるのは村名ワインです。開いているワインと開いていないワインとの差は歴然です。いくらポテンシャルが高くても開いていない状態では、簡単に村名ワインに美味しさが劣ってしまうのです。

安価なワインは、単調な美味しさしか皆さん期待していないでしょう。でもコンディションが良ければ驚くほどに複雑さを感じられるのです。「これが本当に同じワイン?」そんな声は良く聞きます。

最近阿佐ヶ谷のイグレックを再オープンしましたが、同じワインを他のお店で飲んで印象が悪かったのにイグレックで飲んで吃驚しているお客様がいらっしゃいます。同じインポーターのワインでさえここまで印象が違うのですから、本当にワインの扱い方による差は歴然なのです。

大手のインポーターはよく大きな会社の方が安心できるはずなんて言っていますが、インポーターの世界ではそれは通用しません。インポーターは全体的に見ると小規模のインポーターの方が良い場合が多いのです。

酒屋さんによっては、マジ顔でワインは強いからセラーに入れなくても大丈夫なんていっていますが、本当にどうしようもない事です。

ですから、コンディションの良いワインだけからワインを選ぶということは全く基準が変わってくるのです。

有名銘柄は名前だけで売れるので大きなインポーターや営業力のあるインポーターがこぞって獲得しようとします。ですから、コンディションが今ひとつから酷いものまでといった感じになります。

ですからワインホリックのワインは皆さんの知らないワインが多いと思います。でも私たちは、誇大広告のようにどこの雑誌でどの評論家が高得点を出したようなことはあえてお伝えしません。ワインは飲んでどう感じるかが大切なのです。そして本当に素晴らしいワインは意外なことにあまり有名ではない場合も多いのです。

ある雑誌のインポーターの評価などが代表例ですが、結構雑誌の評価などあてにならないのです。皆さんが飲んでみたい気持ちは分かりますがよく考えてみてください。
今までそのようにワインを買って全てが当たりでしたか?どちらかといえば、こんなモンかとか、外れの方が多いのではないでしょうか。

もしサイトを見てよく分からなかったら、どんどんメールを下さい。疑問にお答えしますよ。おまかせセットで買っていただいてもきっと美味しいワインをお届けできます。

コンディションの良いワインの世界は皆さんが思っているよりもはるかに奥深い世界です。そして単純に美味しいと思えるワインが山のようにあるんです!
家庭でワインのコンディションを保つのにはどうしたら、、。 [2007年07月28日(土)]
 
最近ワインショップにも色々な質問がきます。

その多くがコンディションを保つための質問なのです。

そこで簡単にコンディションを保つためのこつを伝授します。

理想的な保管方法が良いことは言うまでもありませんが、家庭でワインセラーを持っていない方も多いようなので今回はワインセラーのない方のためのテクニックをお教えします。

家庭の中で最も温度管理の出来るところと言えば冷蔵庫です。特に夏場ともなると、よっぽど地方で昔ながらの蔵でも持っていない限り、いくら北側の部屋の冷暗所でも18度以下で保管するのは至難の業です。そうなってくるとやはり冷蔵庫をあてにするしかありません。

冷蔵庫はワインを保管するのには温度が低すぎます。でも常温温度変化にさらしながらワインを放置しておくと間違いなくすぐ熱廃します。

ワインは送られてきたら最低1〜2日は落ち着けないと美味しさが戻りません。冷蔵庫に入れて1〜2日後に飲み始めます。冷蔵庫での保管は最長でも2週間を限度にしてください。それ以上保管すると低温劣化していくことになります。

つまり冷蔵庫保管する場合、理想は10日以内にワインを飲み尽くすこと。こうすれば何とか美味しく飲めます。ただ、赤の場合冷えすぎていますから、飲む1時間前には冷蔵庫から出しておいてください。
インポーターを選ぶだけでは難しい現実があります。 [2007年07月28日(土)]
 
コンディションの良いインポーターのワインを買うことは大前提ですが、最近は同じインポーターのワインでも大きく味わいの差があるという事を良く耳にします。

実はこういったことは以前から当たり前のようにあることを分かっていましたが、こういったことを一般の人から耳にするようになったのは最近のことです。

少しずつちゃんとした感性を持つお客さんが増えてきたと言うことでしょうか。

飲食店でも、酒屋さんでも、同じインポーターのワインなのにこんなに違うというのはどういったことが原因なのでしょう。

今まで比較的ちゃんとしたワインを売っていたのに、急にコンディションが悪くなることもあります。

原因は、ワインの扱い方にあるのです。ちょっとした油断にあるのです。

責任者が誰であるのか、それによってワインのコンディションは大きく変わってしまうのです。

以前ラシーヌの合田さんがいたル・テロワールにおいても同じようなことが起こりました。あれだけ素晴らしいコンディションだったのに合田さんが退職したあとのル・テロワールのワインは悲惨とも言える状況に陥ったのです。

結局は残ったスタッフが、甘く見てワインを輸入し国内管理していたからでしょう。

例えばラシーヌやフィネスのワインが、扱いの悪さによってコンディションが悪くなってしまい、それが一般顧客にワイン自体の評判の悪さとなって伝わることは怖いことです。

インポーターとしても本来は、そういったところに卸したくはないでしょうが、今の日本ではそういうわけにもいきません。

ですから皆さんの的確な判断が必要なのです。ワインは素直に美味しいものなのです。悪いワインとちゃんとしたワインを見極めるのは素直に感じることが必要なのです。固定観念を捨て感性でワインを感じる、そのことによってちゃんとしたワインを見極めてください。

ただでさえワインは不安定な飲み物。ちゃんとしたワインを買ってください。
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