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ヴェネツィア的生活

自他ともに認めるVENEZIAマニア。
東京に暮らしながら、都市型スローライフ、
おいしいヴェネツィア的生活を実践中。

いつものごはん「春を待つ野菜」
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毎日がびゅんびゅん過ぎていく。あいかわらずFacebookのアップの手軽さに負けて、ブログの更新が遅れ気味です。年明け以来、寒い寒い日が続いています。おかげで野菜が高騰。
でも、いつもいく道の駅や直売場の野菜たちは質も値段も安定しています。寒いながらも、野菜の彩りには少しずつ春を感じます。ということで、野菜を中心に久しぶりにいつものごはんのご紹介です。

最近ときどき見かけるようになったロマネスコ。ブロッコリーとカリフラワーの中間のような味わいですが、なんといってもその造形がすごい。じっとみつめると目眩がしそうな螺旋と細微な構造。みればみるほど、自然の神秘に触れるような存在感です。まずは写真撮影してから、形をキープしたまま丸ごと茹で、オブジェのようにお皿にのせました。食べる時に塩胡椒、そしてオリーブオイルをたらりとかけて。この日はほかにカッテージチーズを添えたスモークサーモンやマッシュルームのニンニクオイルなど。緑と薔薇色の組み合せが美しい食卓になりました。

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打合せを兼ねたランチが続く週でした。火曜日はヴェネツィア風のメニュー。ひしこいわしをみつけたので、久しぶりに鰯のギリシャ風をつくりました。野菜の一皿はほうれん草。今出回っているちぢみほうれん草は、肉厚で甘みも強い。茹でて松の実、干しぶどうをちらし、オルーブオイルとバルサミコで味つけするのがヴェネツィア風です。パスタは赤海老を使ったブザラ風リングイネ。ヴィーノはお気に入りのgran sassoのトレッビアーノ。さんさんと日ざしとヴィーノは、それだけでゴージャスな気分になりますね。

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木曜日は前日に仕込みができる煮込み料理にしました。豚スペアリブのトマト煮込み。前菜はラディッキョのグリルとプロシュットのクロスティーニ。煮込みにはリガトーニを合わせ、プリモのパスタとセコンドの肉を一緒に食べるスタイルです。しっかりした肉のソースには、食べごたえのある太目のパスタが合います。そしてつけ合わせの温野菜は芽キャベツと紅ニンジン。ニンジンは茹でたたけなのに、まるでグラッセしたような驚くほどの甘さでした。緑と紅のビタミンカラーは元気になりそう。

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道の駅にて、あまりの見事さに思わず買ってしまった春キャベツは、1個150円。久しぶりにロールキャベツにしました。私にとってロールキャベツは、シュー・ファルシと呼びたいパリのビストロの味。パリに行くと必ず行く市場近くのお気に入りのビストロの定番メニューなのです。ビストロ風の味つけは濃いめ、マッシュルームとプロシュットのサラダ前菜もワインによく合います。ロールキャベツはカレーと同じく1日経った翌日が旨い。翌日もう一度楽しみました。

2012年1月30日(月) 23:25 [ cucina ]
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亘理の手仕事「FUGURO」
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昨年ボランティア活動で訪れた宮城県亘理町。その時にお目にかかったのがご縁の地元女性たちのグループと一緒に、地域復興のための手仕事プロジェクトをすすめています。
昨年秋から試行錯誤を続け、だんだんと完成度も上がってきました。
ブランドとしてロゴも整え、デビューも近い。「わたりのふぐろ」は郷土に伝わる
ゆかしい風習、大切なものをつつみ贈る気持ちを表現しています。
以下はFUGUROに込められたメッセージです。

〈FUGURO〉
かつて亘理に暮らす人たちは、感謝の気持ちをあらわして、
相手になにかを手渡す時には、
着物の残り布で仕立てておいた〈袋〉に入れていました。
たとえばそれは農家の方がよそへお土産やお返しとして用いた
1升の米であったそうです。
特に定まった呼称はなく、今でも「ふくろ」がなまって、
ただ「ふぐろ」と呼ばれています。
地震により建物を取り壊すことになった亘理町内の呉服店
からゆずっていただいた昭和の時代の古い生地を使い、
「ふぐろ」を再現してみました。昔懐かしいこころづかいも
感じるようにお米を入れてお分けいたします。

私たちの町、宮城県南部に位置する亘理町は先の震災により、
甚大な被害を被りました。ことに海岸地域の家々はすべて
津波により失われてしまいました。
今もなお多くの方々が仮設住宅での不自由な暮らしを余儀なくされて
いるなかで、私たちは「ふぐろ」作りをはじめとした
手仕事を通じ、町の復興を願うあらたな仲間との
コミュニティーを生み出そうと活動しています。 


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伝統的な姿の復刻版と、モダンな要素を取り入れたアレンジ版があります。
どちらもとても丁寧に作られています。手仕事を通じて、地域に人の集まるクリエイティブな場を作り、外と内との双方へ向かって交流していくことを目指しています。

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2012年1月12日(木) 17:27 [ favorite ]
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LIMONCELLO
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新年あけまして、リモンチェッロを作ってみました。リモンチェッロはイタリアはシチリア名産のリキュールです。きっかけとなったのは敬愛する居酒屋マエストロO氏から頂いた自家製リモンチェッロ。昨年秋に訪れたナポリでその旨さにはまり、作ってみたのだとか。自家製リモンチェッロとは、なんと魅惑的なのでしょう。かねてより作ってみたいと思うもののひとつでしたが、その後絶好のタイミングで、自宅の敷地でレモンを栽培している方から、無農薬の素晴らしいレモンが送られてきたのでした。これは作らずばなるまいということになりました。

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*リモンチェッロはきっちり1リットルできました。ミネラルウォーターとナルディーニのグラッパの空き瓶につめました。

さっそくネットでレシピを調べてみたら、思っていたよりずっと簡単でした。材料はレモン、ウォッカ、砂糖、水、たったこれだけ。ただし、ウォッカはアルコール度数が96度という火気厳禁のもの。(ポーランドのスピリタスという銘柄が手に入りやすいですね)作り方がシンプルな分、材料には吟味が必要のようです。レモンの皮をできるだけ薄く削ぎます。皮の白い部分が入ると苦みがでるので要注意です。それをスピリタスウォッカに漬け込み、1週間置いて皮の色と香りを移します。年末から1週間家を空けるので、30日にこの仕込みの作業をしました。年が明けて自宅に戻ればちょうどレモンウォッカが仕上がっているという案配です。果たして計画通り、1週間後にはウォッカはオレンジがかったレモン色に輝いていました。

ウォッカからレモンの皮を取り除き、あとは砂糖を水(ウォッカと同量、ミネラルウォーターを使います)に溶かしたシロップを作り、よく冷ましてからこのふたつを合わせます。シロップと混ぜると透明なウォッカは白濁し、あのとろっとしたレモンチェッロになります。混合してすぐに飲むことも出来ますが、味が熟れて落ち着くまでさらに1週間寝かせます。要するにレモンチェッロとは、レモンの味、香り、色というエッセンスを凝縮させたお酒なのです。ですから、材料になるレモンの良し悪しがそのまま移しとられます。オレンジと見まごうばかりの濃厚な色合いのレモンで作ったリモンチェッロですから、きっとひと味もふた味も違うことでしょう。1週間後のお楽しみ、きれいなレモン色は眺めているだけで幸せな気分になります。

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*シロップ作りや混合はステンレス鍋で。

*写真は左から漬け込み直後 一晩たった状態 1週間後の状態
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*これがO氏作製のリモンチェッロ。なかなかの風格です。
2012年1月8日(日) 19:42 [ cucina ]
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ANNO NUOVO
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厳しかった2011年も過ぎ、淡々と新年が明けました。去年と同じように元旦を迎えたことに感謝です。年賀状というスタイルにはこだわらずメッセージカードを出しました。「ARS LONGA VITA BREVIS」(芸術は長い、されど人生は短し)ラテン語の格言です。ARSとはつまりアートですが、芸術という意味だけでなく、人が創造するあらゆるものを指していると思います。自分らしく、そして1日を大切に生きたいと思っています。
2012年1月1日(日) 17:05 [ vita giornale ]
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