ゆるベジなキッチン

2008年05月
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ゆるベジコラム3。ゆるベジで、エコ! [2008年05月05日(月)]
こんにちは。

ゆるベジ料理研究家の、浅倉ユキです。
3週連続で、ゆるベジについて、詳しく
ご紹介しています。

さて、今回はエコについて。

ゆるベジライフを始める人の、
たぶん9割以上は、健康のためだと思いますが・・・

でも、ゆるベジで変わるのは
実は、自分のカラダだけはないんです!
日々の、ゆるベジライフスタイルが
大きなエコにつながっている!!
それってなんだか、嬉しくなってきませんか?



1 牛のゲップと温暖化について

例えば、地球温暖化。環境問題の代表選手です。
その温暖化現象に、ゆるベジは、
大きな効果があるんですよ!

温暖化の原因は、
二酸化炭素、メタンガスなどの温室効果ガス。

実は、メタンガス発生の大きな一因に、
牛のゲップ&おなら、というのがあります。
いやいや、これは冗談ではなく、真剣な話!
牛からのメタンガス発生は、なんと
全メタンガス排出量の15〜20%を占め、
酪農大国ニュージーランドでは
家畜のゲップ・おなら税が討議されるほど
深刻な問題とされているんです。

また、ゲップ&おならだけでなく
家畜の排泄物から発生するアンモニアも
酸性雨や水質汚染等の一因として
各地で深刻な被害を招いています。

国連食糧農業機関(FAO)は2006年、
「牛は世界一の環境破壊者」と発表しました。
でも、牛は勝手に増えているわけではありません。
人間が、食べるためにせっせと増やしているのです。

だから、最近、牛肉や乳製品の消費量が減っている
・・・という人は、
それだけでも立派にエコ! なんですよ〜



2 森林について

また、牛や豚を飼うためには、広い土地が必要です。
これを確保するための森林破壊が、
世界中で進んでいるという報告があるのです。
例えば、
世界で最も貴重な天然資源の一つ、アマゾン。
その熱帯雨林さえも、
家畜を放牧するために、どんどん伐採され続けていて、
そのために、熱帯雨林に住む生物は
1年間で約1000種、絶滅しているのです。

アマゾンを保有するブラジルの、牛飼育数は世界一。
豚も世界第3位の飼育数です。
日本でも、外食産業やファーストフードで
さかんと使われています。

ハンバーガーを1個作るのに、
約5平方メートルの森林が犠牲にされているそうです。
1個100円前後のハンバーガーも、
森林や環境などのコストを考えると、
その価値は何百万円に匹敵するともいわれています。

また、牛の過放牧、踏み固め、草原侵食などは、
砂漠化進展の原因のひとつだとか・・・。

そう考えると、
ゆるベジになる(=食肉のニーズを減らす)ことは、
森を守ることでもあるわけですね!



3 飢餓問題について

さらに、環境だけでなく
ゆるベジは飢餓問題とも大きく関わってきます。

世界穀物生産量は、年間約17億トン。
これは約113億人分の食糧にあたる量です。
ところが世界の現状を見てみると・・・
世界人口約65億人のうち、8億5千人が飢えていて、
年間1500万人が餓死している状況です。

世界総人口の2倍が食べていけるだけの
穀物がありながら、なぜ飢餓問題が起こるのか?
その一方で、穀物生産の6割が
肉食用の家畜のエサになっているのです。

牛は一頭あたり10人分もの穀物を食べる
豚は一頭あたり7人分もの穀物を食べる
鶏は一羽あたり4人分もの穀物を食べる

霜降り牛はなんと20人分もの穀物を食べるとか!!

飢餓状態にある子どもの80%が、
食糧輸出国で暮らしているという事実にも、
考えさせられます。
グアテマラでは、5歳以下の幼児の75%が栄養失調ですが、
にもかかわらずこの国は、毎年約1.8トンの食肉を
アメリカ合衆国に輸出しているということです。

もしも、先進国のゆるベジ人口がもっともっと増えたら・・・
より多くの人が、
食べものにありつけるようになるのではないでしょうか。




その他にも、家畜を育てるためのエネルギー消費や
遺伝子組み換え食品との問題など、
ゆるベジになることで、地球にできるいいことは
数え切れないほどあります。
興味のある方は、ぜひ
「ベジタリアン 環境問題」などで
検索してみて下さいね〜


・・・でも、

「ここまで事態が深刻化しているならば
自分ひとりがゆるベジをやったところで
なんの力になるだろうか」

と、ため息をつきたくなるかもしれません。

だけど、

『All or nothing』ではなく、
『Better than nothing』ではないでしょうか♪


まずは自分だけでも、
ゆるベジライフをスタートするのは、できるのです。
いきなりゼロにしなくてもいいから、
少しずつ、ゆっくりとでも。

この現状を、放置しておいていいとは思っていないことを
意思表示する。それだけでも、大きな一歩!!!
未来のためにも、自分のためにも、子どもたちのためにも、
いっしょにゆるゆる、進んでいきましょうね〜〜〜


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と、そんなことも考えながらの
ゆるベジライフスタイルなんです。


はぁぁ。マジメなコラム3連発。
長々と読んで下さった皆様、
本当にありがとうございました。
こんな、こむずかしいコトはあまり言わなくとも
おいしくてヘルシーなベジレシピがあれば
それで実践する人は増える! と思いつつも
一度書いておきたかったので・・・スッキリしました!(笑)

さてさて。
来週の月曜日は久々にレシピをアップします!
どうぞ、お楽しみに!!



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「肉・魚・卵・乳・砂糖・みりん・酒・だし」を
一切使わないベジ料理のレシピは、こちらをどうぞ♪

『あな吉さんの、ゆるベジ料理教室』
浅倉ユキ著 1500円円+税 (河出書房新社)

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プロフィール
料理教室『another〜kitchen』主宰。ブログ『あな吉の、ベジ的ごはん』では、3人の子どもたち&22歳年上の夫との日常や、料理教室の報告などを紹介。料理教室を紹介したTrend Buzzの記事はコチラ
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