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オランダの廃材アート [2007年03月23日(金)] |
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朝、偶然つけたNHKで「こだわりライフヨーロッパ」という番組が放映されていました。
今回、登場されていたのは、オランダ人アーティスト、ピットさんです。
彼は廃材を組み合わせた家具を作りアーティスト。最近では家具製作のみならず、家全体の改築のオーダーも請け負っています。もちろん、使う素材は廃材。
デザイン学校の学生であった頃、ピットさんは廃材の持つ美しさを発見し、以後、廃材を使った家具作りに夢中。自ら廃材置き場に足を運び、気に入ったモノを選び出します。得に塗料が残っているモノがお気に入りで、塗料が残る廃材同士を組み合わせると、色鮮やかに美しさが引き立つからだそうです。
ピットさんはインタビューで、「廃材を使う=リサイクルという考え方では無い。僕はリサイクルは素晴らしい考え方だと思うけれど、美しい物を探した結果が廃材だった。美しい作品が廃材を組み合わせたさくひんだったんだ。」
と言っていた事が印象に残りました。
リサイクルは素晴らしい事。どうしてもボランティア的要素が最初にくる為、今、ひとつ物足りない感じがあるように思います。でも、美しい物の追求の結果がリサイクルであれば、もっと力強く、美しくなるのが不思議です。
順調そうに見えるピットさんですが、学校を卒業した頃は自信も無く、作品はどれもこれも未完成だと思いこんでいたようです。しかし、ある有名なギャラリーのオーナーが彼の作品を見た時「とんでもない。どれもこれも素晴らしく完成している。」と感動。
結果、美術館で個展を開く事ができ、現在に至るとのことでした。テレビでは、その時の個展の様子が写真で放映されました。一つ一つの家具に個性があって、これが廃材でできているの?なんて新鮮で優しいデザインなの。こんな家具が部屋にあったら、楽しい気持ちで毎日過ごせるだろうなぁ。と感じました。
現在、ピットさんは家具製作だけに留まらず、街全体とアートととらえ、建築にまで活動の幅を広げているとの事。無名のアーティストから生まれた作品は、オランダ社会に還元されていくんだなぁ。と感心しました。
既に有名になっている人の作品展もいいけれど、新しいアイデア、新しい感性をもった無名のアーティストにチャンスを与えてくれる懐の深い社会は本当にステキ。 日本社会も、そうなっていって欲しいな。アートのある街に住めたらステキでしょ。
心優しいアーティストの作品は、私達の暮らしを豊にしてくれる。そして、こころのビタミン剤となって、大きな力がわいてくるように思います。
Joey
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Posted at 08:31
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