何の為のオリンピックか、何の為の聖火リレーが良く分からなくなってきている北京オリンピック。
Joeyは、北京が他国の候補市(トロント、大阪市など)に勝手、オリンピックを勝ち得た瞬間を、バンクーバーのテレビで見ていました。
その瞬間、
中国のテレビ中継が放映されて、勝利を祝う瞬間を目にした一方、負けたカナダのトロント市の住民が、しきりに
「Human rights 人権はどうなるのだ。人権問題が無視されてなぜ北京になるのか。」と叫んでいる風景も目にしたのです。
確か2001年の事であったと思います。
あの頃は中国マーケットが世界中を魅了し、人権よりもビジネスが主流になっていたのでは無いでしょうか。
Joey自信もチベットの惨状をダライラマ法王の著書を読みながらも、この問題が、ここまで世界に波紋を投げかけ、オリンピックボイコットまで発展していく可能性を想像する事はできませんでした。
つまりチベットの惨状、中国マーケット(ビジネス)、オリンピック、人権が結びつかなかったのです。
今も大きく記憶に残る事があります。
当時、中国人留学生に一人の友人がおりました。
彼女は最初こそ何も言わなかったものの、次第に歴史問題を私に投げかけるようになってきたのです。
その問題を言われると何も言えなくなる日本人のJoeyがいて、
一方で「チベットは中国よ。」とハッキリ公言する彼女がいました。
人は責めても自分は悪くないという態度は、全く揺ぎ無く、
「あぁ、これは教育という名の、一種の宗教なのだな。」
と思った事が今も強く印象に残ります。
同じ中国系でも、香港や台湾の人達には、同じような経験も印象も全く無かったので、これは人種的な問題ではなく、教育と環境のせいだと思ったのです。
今回、長野の聖火リレーで福原愛選手の前へ、チベット旗を手に飛び出した男性がいました。直ぐに長野県警に取り押さえられましたが、サンケイ新聞の夕刊に以下のような
チベット人男性の談話が掲載されていたので紹介したいと思います。
「私は北京オリンピックに反対している分けではない。ただ、チベットで行われている悲惨な状況を皆にわかって貰いたかっただけなんだ。
私の父は、当時中国当局から死刑宣告を受け、牢獄に閉じ込められていた。しかし、父は一か八か、牢獄の小さな窓から谷底に向かって飛び降りたんだ。父は助かり、母と兄を連れ、ヒマラヤ山脈を越え、インドに辿りついたんだ。」
とありました。
ダライラマ14世が暴力に訴えるな。と指示を出したに関わらず、路上に飛び出た男性の行動は良いことでは無かったと思います。
しかし、そこまでしないと、日本のメディアは取り上げない、日本の政府も何も言わない。彼の悔しい気持ちが伝わってきます。
なんで、すぐにこのブログがJoeyが書かなかったか。なんで今日になって書いたか。理由があります。
今日、あるテレビ番組を見ていると、司会者と一人のタレントが、このチベット人男性の事を
「何で飛び出したんでしょうね。」
と小ばかにしたように話していたのを見たからです。
私一人が何をできる分けでもありませんが、一人でも多くの人にブログを通してJoeyが見た記事を知らせたかった。知らせたい。と思いました。
Joeyはオリンピックそのものには反対はしません。スポーツも好きだし、この日の為に頑張ってきたアスリート達の姿も見たいと思います。
オリンピックは世界の平和の為に行うのであり、主催国は外国からやってくる選手達をもてなす立場。よって主催国である中国は、前代未聞の大掛かりな聖火リレーなども含め、自国を誇示するだけの立場である事は、おかしいはず。
日本政府には、先進国の一員として毅然とした態度を示して欲しいと願います。
Joey
記事を読んでくださって有難うございます。
ハッキリいっちゃいますが福田首相には毅然と対応して頂きたいと思いますが、、、ちょっと心配です。
中国には13億人の人口があり、世代、住むところによって本当に色々な考え方の人がいるんだろうな。とそれは理解できます。
今回、聖火リレーに集まってきていた若い留学生達は、わかっているようで、全然なんにも分かってない一人っ子世代。(頭はいいかも知れないけど。。。)
しかし、、歴史を振り返っても分かるように学生パワー
抗議しずぎるとよけい盛り上がり、ほっておくと過激になるし。。
なんせ人口が多いので、当の中国政府も警戒しているみたい。。。
それにしても、
五輪旗を誰も持っていないのが異常かな。
いい連休を過ごしてね。
Joey