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読み終わりました。 [2008年11月12日(水)]

浅田次郎「活動寫眞の女」読み終わりました。

時代背景は学生運動の盛んな京都です。
撮影所のアルバイトで女優の幽霊に出会い、
その女優に恋していまう学生とその友達カップルの
切ない物語といったとこです。
浅田さんの初期の作品のようで、生意気な様ですが、
主たる物語の流れの他に不必要な話が入ってきたりして、
もう少しシンプルな方が良かった気がします。
まさに初期の作品といったところでしょうか。

現在はもちろん違いますか。

さて、次は重松清さんの「カシオペアの丘」です。
この他にも新刊が続々と出ていますので、
また、買い集めたいと思っています。

この作品も泣いちゃうんだろうな・・・

読み終わりました。 [2008年11月01日(土)]

先月はずいぶんと更新をさぼってしまいました。

その間に読書の方も進んでしまい、
ダニエル・キースの「アルジャーノンに花束を」
読み終わりました。
こちらはとても有名なお話なのですが、
1966年に書かれたものなのに、今読んでも遜色が無いですね。

知的障害のある主人公が脳の手術を受け、劇的に知力が向上
して行く様子が、本人の書く経過報告という形で
書かれていきます。
日本語ならではの表現で、最初はひらがなばかりの
経過報告が段々と漢字や言葉使いが変わっていくのが
主人公の感情の変化も一緒に読み取れて行くのが、
「へぇー」と思いました。


次に重松清さんの「永遠を旅する者」を読みました。
こちらはゲーム「ロストオデッセイ」のために
書かれた短編が収まっています。
どちらかというとゲームのストリーボードですので、
重松ファンのボクとしてはあまりおすすめ出来ない
一冊です。

という事で現在は
浅田次郎さんの「活動冩眞の女」を読んでいます。

読み終わりました。 [2008年07月08日(火)]

「となりまち戦争」読み終わりました。

以前読んだ「バスジャック」と同じ様な不思議な世界観の有る
作品でした。

ふっと見た町の広報誌でとなり町との戦争が始まった事を知る
主人公。
町の話題の中に戦死者の人数が普通に出てくる様になったころ、
町から偵察者としての辞令を受け、となり町に潜入するのですか、
そこでも戦争が始まっているという痕跡も無く、普段と同じ生活
が続いている。けれども戦死者の数は日に日に増えてくる。
生活していて戦争のリアリティーをまったく感じないのに、
となり町との戦争は続いていく・・・。

読み終わってみて感じたのは、ぼくらもTVや新聞で知る事件や
戦争など全てにリアリティーを感じていないという事でした。
だれもが映画やドラマを見ている様に実感のないニュースを見て
その時は何か感じるのかもしれませんが、自分にふりかかっていない
事だけに、実感がわかない。

この本はそんな現代の状況となんら変わらない物語なんだなぁ、
と思いこれって危険な事なんじゃないかと思い知らされました。

ちょっと重くなってしまいましたが、皆さんもそうじゃないですか?

さて、次はダニエル・キイスの
「アルジャーノンに花束を」です。

読み終わりました [2008年06月22日(日)]

宮部みゆきさんの「誰か」読み終わりました。
宮部さんの作品ですのでなかなかのページ数です。
おまけにミステリーなので心してじっくり読んだのですが、
結果は思いもよらない方向に話が展開していって終わってしまいました。

人物像やその背景などしっかり書き込まれていて分かりやすく、
登場人物も多くはありませんので、話がどうなっていくのか楽しみでしたが、
ページ数も残り少なくなったあたりで急展開です。

さて、読んでいない方にはなんの感想か分からないと思いますが、
なにぶんミステリーです。
その謎は読んでみて下さい。

さて、次は三崎亜記さんの「となりまち戦争」です。
前回読んだ「バスジャック」が面白かったので購入してみました。

読み終わりました。 [2008年05月30日(金)]

三崎亜記さん「バスジャック」読み終わりました。
7編の短編がおさめられています。

どのお話も日常的なんですが、そのどれにも普通なら
ありえない事が普通に書かれています。

とくにボクは「送りの夏」という作品がよかったですね。
海沿いのひなびた別荘地に突然家を出でしまった母親を
探しに行った少女が、そこで共同生活する人々と母親を
見つけますが、どの人たちももの言わぬ車いすで生活する、
身内や恋人と暮らしています・・・。

悲しくとても切ないお話でした。

この本を読んで「となり町戦争」も読みたくなりました。

さて、次は宮部みゆきさんの「誰か」です。

読み終わりました。 [2008年05月17日(土)]

恩田陸さん「劫尽童女」読み終わりまた。

うーん。
どうでしょうか?
お話はアメリカの特殊な組織とアメリカ軍、そして特殊な組織から逃亡
している親子、その親子を保護する日本の特殊な組織となかなか現実
場慣れした背景のもとで進んでいきます。
親子の父親はどうやら科学者らしく、この父親が特殊な能力の有る
自分の子供を作り出した?らしい。
また、人間より先に犬でも特殊な能力を持つ個体を作り出すのに成功していて、
この、子供と犬が次第に主役になり、世界規模のお話になっていきます。

ただ、設定や物語そのものにわざと説明不足の部分を作っているので、
どうも消化不良になってしまいます。
恩田さんの作品の中でも、ドミノやQ&Aも同じ作風になっているのですが、
後者の作品の方が物語の内容に合っていて面白かったのですが、
今回の劫尽童女はいまひとつでした。
あくまでもボク個人の感想です。

さて、次は三崎亜記さんの「バスジャック」です。
「となり町戦争」が有名な方ですよね。

読み終わりました。 [2008年04月27日(日)]

浅田次郎さん「霧笛荘夜話」読み終わりました。

物語の中に出でくる風景の描写から
舞台は横浜の山下辺りという感じです。

この辺りはボクも20代のころ遊んでいた
高島埠頭のダクボート置き場や中華街、元町から本牧あたり
の事を思い出し懐かしくなりました。

お話は嵐の晩に埠頭のはずれに有る霧笛荘に男が迷い込み、
そこの大家の老婆から借り主の居ない部屋のエピソードを
語られるところから始まります。

それぞれの部屋の借り主は誰もとても個性的で、
誰もが幸せから嫌われてしまった様な印象の人々ですが、
老婆の語る住人だった人々の話には、人それぞれの幸せの
形が語られています。
少しづつ住人同士がかかわり合いながら、全く別の人間にも
少なからず影響を与えていきます。
抽象的な事ばかりでどんな意味か分からないと思いますが、
是非、読んでみて下さい。
霧笛荘の住人出来事は人ごとではなく思えてくるはずです。

さて、次は恩田 陸さんの「劫尽童女 koujindoujo」です。

読み終わりました。 [2008年04月13日(日)]

池澤夏樹 「カイマナヒラの家」読み終わりました。

カイマナヒラの家というのは、とても有名な
建築家がデザインした大きなお屋敷で実在していた
そうですが、物語ではその家の管理、メンテをしながら
その家に住む現地の青年と日本の青年がサーフトリップで
ハワイで出会い、その後交流を深めていく何気ない日々を
綴ったものです。

芝田満之さんの幻想的な写真が合間に入り、
物語のイメージを膨らませてくれます。

ただ池澤さんの作品ですので、どこにでもありそうな
お話なんですが、どこか不思議な空気が流れている
感じがします。

さて、次はまたまた浅田次郎さんの
「霧笛荘夜話」です。

読み終わりました [2008年04月06日(日)]

重松清さん「明日があるさ」読み終わりました。
重松さんの小説の題材の家族、少年、友達など、
このエッセイ集を読むと原点が分かる気がしました。

この本を読んで重松さんの送ってきた人生のが、
作品に大きな影響があったのが分かりました。
特に最初の「マンモス西を探して」は考えさせられました。

さて次は池澤夏樹さんの「カイマナヒラの家」です。

読み終わりました。 [2008年03月15日(土)]

重松清「小学5年生」読み終わりました。

17編の短編がおさめられています。
どれも20ページほどの短編なのですが、
重松さんはなぜこんなにも子供を描くのが上手いの
でしょうか。
小学5年生という微妙な年齢、子供が少しだけ脱皮
する大切な時、そこにさまざまな問題を抱えながら
成長していく子供達の毎日の、ほんの一瞬を切り取った
様な作品です。
心の振り幅の大きなこの時期が本当にしっかり描かれて
います。
重松さんの作品の中には少年を主人公にした物語が沢山
ありますが、どの作品を読んでも良いものが多かったです。
これもおすすめの作品ですね。

さて、次も重松さんの「明日があるさ」です。
これは以前出版されていた、エッセイ集「セカンドライン」を
改題し再編成したものです。
アマゾンの書評でも好評でした。
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