こころに正直に、食欲にド正直に、
好奇心のまま動く日々をつづります。
食べ歩き、お買い物、映画、読書、旅記録などゆるりと更新中♪

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額縁 [2008年02月05日(火)]
京都で連れていってもらったアジア料理店。
そこの店長さんがなんと元書道家さんで、イロイロお話を伺ううちに
展示会で出展されたという作品をいただきました
その作品に合う額縁を探しに心斎橋商店街にある額縁屋へ。
予算は5000円以内で探していたけど、大量生産品のフレームでは
作品の持つ緊張感や格調高い雰囲気を壊してしまう…
可愛い木枠やプラスチック枠がことごとく似合わない。

そこで、目に入ったのがシルバーの枠。
これだとバシッと決まるけど、一緒に見てくれたナカジマちゃんの
ゴールドも似合うんちゃう?」の一言で作品と合わせてみると…



これがばっちり合う〜!!!
シルバーより、柔らかで奥行きが広がったような印象。
ナカジマちゃん、ナイスアドバイスありがとう。
これで決定

次に額縁の作品の間に入れる台紙の色の選択。
エンジか、緑か、アイボリーか…と悩むが
実際注文した大きさの額縁がきて、あわせてみないと
イメージしにくいので後日決めることにした。



作品に書かれている詩は中原中也の詩集
「在りし日の歌」に収録されている詩「幻影」。

幻 影

私の頭の中には、いつの頃からか、
薄命さうなピエロがひとり棲んでゐて、
それは、紗(しや)の服なんかを着込んで、
そして、月光を浴びてゐるのでした。

ともすると、弱々しげな手付をして、
しきりと 手真似をするのでしたが、
その意味が、つひぞ通じたためしはなく、
あわれげな 思ひをさせるばつかりでした。

手真似につれては、唇(くち)も動かしてゐるのでしたが、
古い影絵でも見てゐるやう――
音はちつともしないのですし、
何を云つてるのかは 分りませんでした。

しろじろと身に月光を浴び、
あやしくもあかるい霧の中で、
かすかな姿態をゆるやかに動かしながら、
眼付ばかりはどこまでも、やさしさうなのでした。


青空文庫より引用させていただきました)

全体的薄い墨で書かれていて、柔らかい印象やけど、
びっくりするほど細くて繊細な筆運びが緊張感があり美しい作品…
大切にします。読んだことなかったけど、中原中也の詩集も読んでみよう。
チョコあれば元気


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