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リストランテの夜

2008-05-10 22:15:38
「チョコレート」から、続けざまに、
また好きな映画に出会えた 「リストランテの夜」です。



ストーリーは
アメリカで正統派イタリア料理店を開店し、
成功を夢見る兄弟。兄はシェフ。弟は経営とサービスを担当。

でも、現実は厳しく伝統的な故郷のイタリア料理はアメリカ人にウケが悪く、
今日もお店は閑古鳥。

そんな中、弟のセコンドは、ひと勝負かけないかという
大繁盛店のオーナーから誘いをうけるけれど…


理想を貫く職人気質の兄と、現実のはざまでゆれる弟、
ふたりの思いがたがい、激しくぶつかる度にハラハラする。
それでも弟は兄を一流のシェフだと絶対的な信頼感を寄せ、
なんだかんだとても誇りに思っているところがイタリア的でいい。

素敵なのが、兄弟が一晩の大勝負に出た晩餐会の夜に
繰り広げられるイタリア料理の数々…!
そこでみせる兄弟の底力に、魅入ってしまう

が…映画で展開する現実は厳しく、苦い。
兄弟でまかないの卵料理を分け合って食べるシーンは
ただただ見入ってしまった…

それでも好きなのは、最後のシーンから、
兄弟の明日が見える気がしたから。
もひとつ、職人肌の兄の料理に対する愛ある発言は
めちゃくちゃかっこよく、しびれます

チョコレート

2008-05-02 00:43:30
ハルベリーと、ビリー・ボブ・ソーントン(元アンジェリーナジョリーの夫)主演の
「チョコレート」を見た。

ストーリーは

「死刑囚の夫と幼い息子を相次いで亡くした女(ハル・ベリー)と、
愛を注ぐことを知る前に息子(ヒース・レジャー)を目の前で失った人種差別主義者の
孤独な男(ビリー・ボブ・ソーントン)。それぞれの家族の死をきっかけに、
交わるはずのない二人が心を通じ合わせていく…。
深い喪失の淵から、愛を知ることによって人生を取り戻す男と女の新たな出発を描いた、
心に染み入るビターなラヴ・ストーリーが本作である。」

GAGAサイト「チョコレート」ストーリーから引用)


しょっぱなから、人種差別シーンが無遠慮に出てきて
衝撃。ビリー演じるのが刑務所の看守をしているハンク。
ハンクの父親が救いようのない爺で、黒人の男の子2人が
家の庭に遊びに入っただけで「おい、あいつらを追い出せ」とハンクを促す。
ハンクは銃を片手に「出て行け!」と言えば
「ソニー(ハンクの息子)に会いに来ただけ」と子供たちは目をしばしば。
ハンクは全く聞こうともせず、
銃射撃で子供たちを脅し、出ていかせるシーンがあり、
血の気の多い私はもうそれだけで
こやつが主役やったら、どうやって最後まで観てられよう
もし、ストーリー展開で仮にいい奴に変身しても今更そんなんいらんわ
さらに気分を悪くしたところに、ハンクが息子ソニーを殴りまくるシーンも
出てきて、言葉失う。しかもその翌日ソニーはなんとハンクの前で銃自殺をはかる…

ここから、ハンクの内面に少しづつ変化が出てくる。
そこに同じ痛みをもつハルベリー演じるレティシアに
ひき合うべくして出会ってからのハンクが切ないのよねん…

最初の怒りはどこへやら、自然にハンクにも気持ちが入っていった。
嫌味なく変化していく様子がすんなり受け入れられる。

人間は、人によって傷つけられ、人によって再生することもあれば、
どうしようもない結果で終わることも多い。
でもチョコレートを観たら人による再生力の方を信じたくなった。
好きな映画です
ネットワーク (8)






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