読みたいものだけ読む、私の読書きろく。

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本日のお言葉 [2008年05月15日(木)]
まずはお知らせから。

短い期間でしたが、こちらで読書感想文ブログ「としょ・にっき」を書かせていただきました。
読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

このたび、ブログをお引越しすることになりました。
いろいろ、ちまちまと、バラバラに書いていたものをひとつのブログにまとめます。
もちろんコンテンツの中には「としょ・にっき」もあります。

右側の「リンク集」にリンクを張っておきます。
もしよろしければ、引き続きこちらでお目にかかれればと思っております。

ゆたりブログ「まいにちが、記念日」
http://www.yutari.jp/blog/Tsuki/

 
カフェブロでの最後を飾るに相応しい?一冊をご紹介します。
漫画家の川原泉さんの文庫本です。
私は高校時代から川原さんのファンでした。
すごくくだらないようで、でもふとしたところで「人生」みたいなものを感じさせてくれる作品の数々。
今読んでも、楽しめます。

常々思うことは、
「人の言葉にはどんな言葉にも一筋の真実が含まれている」ということ。
たとえ、他愛のない世間話にも、何か一つでも自分にとってピンとくる、あるいはこれからのヒントになるキーワードが含まれていると。

人と会って、
「じゃーね、バイバイ」と別れた直後に、今、もらったばかりの、キラリと光る一言を手帳にメモすることもしばしばです。

この手帳みたいな存在がこの本。
「よぉーし、読むぞ!!」みたいに身構えるのではなく、ふと疲れた時にページをめくるような本なのです。

ちなみに、今日5月15日からの引用。

「あ・・・ボールだ 空色の・・・んにゃちがった
ボールの形をした子供だった・・・」
(この下に、川原さんの漫画が入ります)


Posted at 10:37 | この記事のURL
光村ライブラリー [2008年03月27日(木)]
いやー、まいった。
国語大好きだった人なら、大人買いしちゃいそうなシリーズですよ、これは。
私はお財布の関係(笑)で、月に一冊ずつ買い足していこうかなと思っています。
(ちなみに全18巻です)。

このシリーズは「ライブラリー」というだけあって、
昭和46年から平成12年までの教科書から高い支持のあった作品をまとめたものです。
(帯の解説、抜粋)。

最初に一冊買うなら、どれにしようかな、と何冊かめくってみたのですが、
どの巻にも一つ以上、思い入れの作品が必ず入っていて、「商売上手だなー」と思ってしまいました。

その中で、低学年向けの2巻を購入しました。
これには、私が子供の頃に勉強した「かさこ地ぞう」、講師時代に教材として使った「王さま、でかけましょう」、そしてうちの子供たちが大好きな中川李枝子さんの「そらいろのたね」が入っています。
その他、巻末には教材になった背景などの解説がついていて、「教わった立場」、「教えた立場」、「子供が読んでいる母親の立場」といういろんな立場で読み直すことができます。

びっくりしたのが、低学年の教科書には海外の作品は1学年1作品というきまりがあること。
そうだったのかー。
そう考えると、家での読書にも意識的に増やしてもいいかな、と思ってしまいました。

とにかく、毎月の楽しみが増えました。1年半後には全巻そろいます♪
夢をかなえるゾウ [2008年03月10日(月)]
たくさんの人に読まれている本というのは、きっと「何か」があるのだと思う。
だからベストセラーと言われているものはだいたい読んでいるし、今回読んだ本も美容室にあった週刊誌で「人気!」の言葉に、髪を切って本屋さんに直行したくらい。

で、感想はというと、


「すごくおもしろいから、一度読んでみて〜!」

読んだら最後、ガネーシャマジックにはまること、間違いなしです。

人が夢をみたり、理想を掲げたりするのってすごく素敵なことだと思います。
けれど、夢をみる「だけ」では、理想を掲げる「だけ」ではそこから一歩も進んでいないのですよね。
私もよく陥ってしまうのですが、資格試験の勉強をしていて、「合格したら、あーしてこーして、こんな仕事したりもできるなー♪」なんて、勉強の中味より頑張っている(気分になってる)自分に酔ってしまうのです。

そして、無理と悟ると「こんなにキツキツの時間だもの、勉強足りなくて仕方ない」なんて、
ご丁寧に言い訳までつける始末。。。

夢を現実にするには、遠い先の成功よりも、目の前にある現実を受け止め、感謝することなのだと、ガネーシャが教えてくれました。

どれもこれも、すぐにできる課題ばかり。
私もひとつずつ実践してます。あっさり成功者には200%なれない人種の私が、変われるのか、自分で確かめてみます。

「夢をかなえるゾウ」
水野敬也・著 飛鳥新社

ともだち [2008年03月07日(金)]
子供と一緒に読む、寝る前の一冊はなるべく笑えるものや
軽い内容のものにしています。というか、子供たちがそういうのを選んできます。
昨日は2冊持ってきて、後のほうに読んだのが、この本でした。

あらすじとかは特になくって、散文にちかいのだけど、
読後、二人ともしんみりしていました。
まるで、この本の言葉を心で反芻しているように。


私の「ともだち」の思い出

小学三年生の終わり。
一番仲の良かった友達ののお父さんはギリギリになって異動がわかり、
友達は春休みに慌しく引っ越していってしまいました。
引っ越す一週間前に、春休みに入ってひっそりした小学校の校庭に二人で遊びに行き、
「わたし、ひっこすかも知れないんだ」と告げられました。

友達といえば彼女くらいだった私のショックといったらありません。
寂しい気持ちと、4月からどうすればいいのかという不安。

月日は流れ、彼女と離れてから、いろんな場所でいろんな友達ができました。
距離が離れて、そのままになった人も。
あえなくても、細く長くつながっている人も。
今、同じ境遇だからこそわかり合える人も。

この本の中にありました。
「ともだちは、信じることのできる人」
私はいつだって、私のまわりのともだちと誠実に向き合っていきたいです。

「ともだち」
レイフ・クリスチャンソン・文
にもんじ まさあき・訳
ほりかわりまこ・絵
岩崎書店
青い鳥 [2008年02月06日(水)]
教育って、ある意味「サービス業」なのではないかと思う。
しかも、お客様にサービス業だと悟られないようにしなければならない、デリケートなサービス業。

こんなこと言ったら、世の先生方からお叱りを受けるかも知れない。
けれど、「税金」という名の対価を払い、「信頼」というサービスを受ける、それが今の公立学校なのだと、私は思う。

しかし、管理教育という言葉に象徴されるように、学校は統率して管理し、知識を与えることのみになっているような気がする。
そこに子供たちとの信頼関係はあるのかな・・・。

ムラウチ先生のような大人が学校にいたら、いいなと心底思った。
学校にとって、「面倒な子」というのは、認めて欲しい、受け入れて欲しい、信じて欲しいと思っている。ただただ、寄り添ってくれる大人の存在が彼らの力になっていく。

ムラウチ先生は、黄色信号を出している子供たちを、確実に救っている。
救っていながら、救っているように見せない。
吃音という弱さを見せているのに、とっても強さを感じる。

うまくしゃべれない先生がいたっていいじゃない。
饒舌にしゃべらなくても、伝えたいことが伝えたい人に伝われば。


個人的には、今は学校には何も期待できない。
それでも、子供たちには「学校っていいよー」という。
偽善だけど、仕方ない。
ムラウチ先生になれるのは、親である私だけなのかもしれない。
子供たちの「心の声」をしっかり受け止めてあげなきゃと思った一冊です。

「青い鳥」
重松 清・著  新潮社
建築家になろう [2007年12月05日(水)]
私の最寄り駅は昔ながらのJR単線です。けれど、TXができてからは乗り換えの便利さから、JRはめったに利用していませんでした。
先日3年ぶりくらいにJRに乗る機会があり、窓の外の風景に癒されました。

TXの沿線は新興住宅街が多く、駅周辺にはどの駅にも同じようなショッピングセンターが隣接しています。
それに比べて、単線のJRの沿線では畑の白菜や、林、広々とした田んぼ、新しい家も多いけれど、その中に混じって昔ながらの入母屋づくりの家が見えます。
庭先には干し柿が干してあったり、「スーパーカブ」が停まっていたりするのです。

あぁ、ほっとする。。。

車からの風景でも同じような場所はたくさんあるのですが、よそ見もしていられません。
電車からの「ことんことん」とした揺れの中で「茨城の冬の風景」をぼんやり眺めました。

いろいろなものがまちをつくっている。
ひとつひとつは小さい存在だけれど、「景観」を大切にしているまちがあったり、景観を意識して家を建てている人がいたりすることを最近強く意識するようになりました。

そこがこの本を選んだ出発点です。
この本には、「家が人をつくり、都市をつくり、社会をつくる」ということが丁寧に書かれています(特に後半)。
建物は暮らすためだけでなく、見られるためにもあるものだということが分かりました。
内部のつくりも大切ですが、環境と調和する建物がまちを作っているのですよね。

また地元の素材を使った建築物にも興味があります。栃木県の大谷石のことなどにも触れられていてとても興味を持ちました。
「地産地消」という言葉が最近よく使われていますが、住環境においても大切にしておきたいと思います。

「建築家になろう 家や町が都市をつくる」
樫野紀元・著 国土社
こどもがはじめてであうせかいちず絵本 [2007年11月11日(日)]
昨年の今頃に大きく取り上げられた、高等学校の「世界史履修不足問題」。
私の頃は世界史は必修ではなかったので(などと書くと年齢バレバレ)、あまりピンとこなかったのですが、「小学校の英語必修化?」の話題を耳にするたびに、真の国際化ってなんだろうという素朴な疑問が湧き上がってきます。

まず、自分はどこにいるのか。
そこが国際人であることの第一歩だと私は思います。

そして、地球がまるいこと。
その地球にはたくさんの地域があり、様々な気候の中で工夫をしてくらしている人々がいるということ。

「一人称エイジ」の子供たちが、客観的に自分を見つめるチャンスです。

高い山がある。長い川がある。
かわった動物がいる。
今は昼間だけれど、この瞬間、夜である場所もある。

予算と時間の都合さえつけば飛行機に乗って世界一周することもできます。
けれど、子供時代に世界に思いを馳せるというのも、かけがえのない時間だと思います。

この本は、そんな子供のロマンをかきたてるようなかわいいタッチのイラストの世界地図絵本です。
絵本なので社会科などで使えるような精巧な地図帳ではないのですが、どこから読んでも(見ても)楽しくて、わくわくしてきます。
そこから、世界の歴史などにも関連づけていくかも知れません。

子供の興味の芽を見逃さない。
そしてもし、気に入ってくれたら、親も一緒になって楽しむくらいの余裕で絵本と接していきたいと思っています。

興味のあることに出会ったら、今度は図書館で類似した内容の本を探してもいい。
子供たちが興味を持たなくても、ニュースで取り上げられた国などを確認するなど、大人用としても役立ちます。

こどもがはじめてであうせかいちず絵本
とだ こうしろう 作・絵 戸田デザイン研究室


さっちゃんのまほうのて [2007年11月10日(土)]
「子供って『天使』のようだよねー」

などと言うことがあります。
純粋で、ストレートな部分を、大人よりも多く持っているせいでしょうか。

しかし、ストレートすぎるあまり、残酷だったりもします。
もちろんその残酷さを通過することも大切な成長のステップだと思うので、大人がうまくフォローしてあげて、残酷さをプラスに変えていくことは必要です。

「さっちゃんのまほうのて」は、子供達のもつストレートすぎるが故の残酷な部分が、さっちゃんの右手を通して優しい気持ちに変わっていく様子が丁寧に描かれています。

障がいをテーマにした本(ノンフィクションも含めて)、は読後「かわいそう」とか「障がいがあってもがんばっていてもえらいなーと思う」とか思いがちです。
しかし、本の中の主人公はそんなことは意図していないと思うのです。

さっちゃんには右手がない。
それ以上でもそれ以下でもない。
さっちゃんは、さっちゃんなのだから。
ありのまま受け止め、一緒に「友達」として、「家族」として時間を共有していくだけ。

そして、もし右手がないことでさっちゃんが困る場面があったら。

そばにいる人が、手を「添えて」あげればいい。

福祉行政とか、堅苦しいことも大切です。
なにしろ生きるのには(障がいがあってもなくても)お金がかかりますから。
でも、基本は、共に生きる仲間というスタンスを誰もが忘れないということだと、私は思います。

それから。
さっちゃんは、きっといいお母さんになれると私も思います。

「さっちゃんのまほうのて」
田畑精一・作  偕成社
みゆきちゃん まちへいく [2007年11月07日(水)]
少し前、我が家のオーブンレンジが壊れました。
庫内はひんやり、外はアツアツ。火事になる寸前(爆)まで働いて、
家電量販店で新しいレンジとバトンタッチ。

「12年間、お疲れさまでした」
そんな気分になりました。

新しいレンジは特に高価だったわけでもないのに、グリル機能までついています。
そして憧れの角皿。庫内はターンしません。
感動につぐ、感動!
温めも、ものすごく早い!
グラタンやピザなど、必要以上に作りまくっていました。

が、それが最近では感動が薄れ始めています。
確かに便利、ありがたい。
でもその便利さ、ありがたさが、「日常」に溶け込みつつあるのです。

人は便利には圧倒的に早く慣れます。
不便に戻る時は、ものすごく大変ということも忘れ、快適さへ突き進んでいきます。

道具が進化することは、むしろ喜ぶべきことなのだけれど、あえて「不便さ」を感じながら暮らしていきたい・・・。
この本を読んで、改めて思いました。
「創意工夫」という、人間であることの強みが退化してしまいそうでこわいのです。

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みゆきちゃん一家は、北海道の開拓地に住んでいます。
春に、みゆきちゃんが一年生になるので、大都会、札幌へお父さんとみゆきちゃんは、ランドセルを買いに行きます。

馬車で駅までお母さんが送ってくれました。
そして汽車に6時間も揺られながら。

大都会の人ごみ。
初めて見る電車。
デパート。
みゆきちゃんは、赤いランドセルを買ってもらいました。

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素朴に感動するみゆきちゃんの姿が、茨城の片田舎に住む私と重なります。
無理に背伸びをしなくても、お金で買える欲しいものなんて、実はわりと簡単に手に入ります。
今、見えているものこそが、本当に大切なものなんだとみゆきちゃんんが教えてくれました。


「みゆきちゃん まちへいく」(こどものとも)
水口 健・作 坂本直行・画  福音館書店

結婚一年生 [2007年11月03日(土)]
できたてのホヤホヤ。先月末に出版された本です。

私の師匠(と勝手に呼ばせていただいている)、芳賀裕子先生の専門分野である収納についてもしっかり書かれています。
読ませていただいたところ、私が講習会で学んだエッセンスが凝縮されている上、「かゆいところに手が届く」芳賀先生オリジナルの収納術も掲載されています。

「収納」というと、「しまいこむこと」と捉えがちですが、「使うためにおさめておく」。
つまり、ものをスタンバイ状態にしておくことなのです。
そして必要なものの適性量を決める。この「必要なもの」や「適正量」は一人一人違います。
だから雑誌の収納特集でマネをしても元にもどってしまうのではないかな、と思います。

この本を読むと、自分のライフスタイルから客観的に見られるようになります(キッパリ!)。

もちろん収納以外にも、お金に関すること、マナーに関すること、料理、洗濯にいたるまで、結婚したらイヤでも通らなければならないあれこれの知識やコツが凝縮されています。
結婚一年生どころか、結婚して10年以上もたつ私ですが、傍らに置いて、困った時の一冊にしています。
漫画で描かれているので(しかもカワイイ♪)、気分転換にもオススメです。


結婚一年生
入江久絵・著 サンクチュアリ出版
Posted at 08:21 | 暮らし系 | この記事のURL
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