昨年の今頃に大きく取り上げられた、高等学校の「世界史履修不足問題」。
私の頃は世界史は必修ではなかったので(などと書くと年齢バレバレ

)、あまりピンとこなかったのですが、「小学校の英語必修化?」の話題を耳にするたびに、真の国際化ってなんだろうという素朴な疑問が湧き上がってきます。
まず、自分はどこにいるのか。
そこが国際人であることの第一歩だと私は思います。
そして、地球がまるいこと。
その地球にはたくさんの地域があり、様々な気候の中で工夫をしてくらしている人々がいるということ。
「一人称エイジ」の子供たちが、客観的に自分を見つめるチャンスです。
高い山がある。長い川がある。
かわった動物がいる。
今は昼間だけれど、この瞬間、夜である場所もある。
予算と時間の都合さえつけば飛行機に乗って世界一周することもできます。
けれど、子供時代に世界に思いを馳せるというのも、かけがえのない時間だと思います。
この本は、そんな子供のロマンをかきたてるようなかわいいタッチのイラストの世界地図絵本です。
絵本なので社会科などで使えるような精巧な地図帳ではないのですが、どこから読んでも(見ても)楽しくて、わくわくしてきます。
そこから、世界の歴史などにも関連づけていくかも知れません。
子供の興味の芽を見逃さない。
そしてもし、気に入ってくれたら、親も一緒になって楽しむくらいの余裕で絵本と接していきたいと思っています。
興味のあることに出会ったら、今度は図書館で類似した内容の本を探してもいい。
子供たちが興味を持たなくても、ニュースで取り上げられた国などを確認するなど、大人用としても役立ちます。
こどもがはじめてであうせかいちず絵本
とだ こうしろう 作・絵 戸田デザイン研究室