私の背は高いほうです。(約168cm)
その私が一番
「大きい女」の扱いをうけた日のお話をしましょう。
もう十年以上前に勤めていた職場でのことです。
先輩が車

で出勤してきて、
「今日のランチは普段いけないところまで足をのばそう」と誘ってくれました。
もちろん私は即OK。
昼休みを楽しみに午前の仕事をこなしました。
そして、昼休み。
先輩は数人に声をかけたらしく、先輩の車の周りにはほかの先輩方も集まっていました。
先輩の車は軽自動車。
助手席にはチャイルドカーシートが装着してあります。
一人二人と車に乗り込みましたが、どう考えても私の座る場所がありません。
楽しみだったけど、諦めるか・・・。
すると先輩が、
「よすちゃん、早く乗りなよ。」
新手のいじめかと思いました。
あいているのは、助手席のみです。
・・・先輩に言われるがまま、チャイルドカーシートに座りました。
首を必死に曲げても頭がピッタリ天井にフィット。
まさに、
巨大化したアリス状態。
カーブのたび、頭を激しく天井にぶつけながら外を見ると、
「ギョッ」として私を見る人の顔、顔、顔。
二度見する人も一人じゃありませんでした。
外からはチャイルドカーシートは見えないので、かなりの大きさに見えるはずです。
「あたし、巨大な女だと思われてます!」
必死に叫びましたが、先輩方は爆笑するだけで、誰も席を変わってくれはしませんでした。
おなかいっぱいの帰り道、姿勢がさらにきつくなったのはいうまでもありません。