飛びヘビは実在した!

2007-03-03 18:15:10


子供の頃、あるドキュメンタリー番組を見た。

ヘビを捕って生計を立てる一族の話だった。

途中まで適当に見ていたため、その場所がどこなのかまったく覚えてない。

ヘビでどうやって生計が立てられるのかも覚えていない。

でも、途中から俄然、真剣に見始めた。

自分と同じ位の男の子が登場したからだ。

なんでも、その村?一族?では男の子が10歳になると

一人で狩りに出なくてはならないのだ。

一人で、村を出て、ヘビを捕まえて帰ってこなければならない

それが一人前になるための通過儀礼なのだ。

ヘビが捕まえられなければ、二度と村へは帰ってはいけない

たった10歳の男の子がそんな過酷な試練に立ち向かおうとしていた。

私は男の子に心底同情した。そして応援した。

ところがさらに恐ろしい事実が判明する。

捕まえなければならないヘビとは「飛びヘビ」だったのだ!

この飛びヘビ、名前の通り空を飛ぶ。

映像では飛びヘビの飛ぶ様子を紹介していた。

木から木へ1m20cmほど(つまり男の子と同じくらいの大きさ)の

トビヘビが体をペラペラに広げてびゅんびゅんと飛び移っていく。速い。

また、突然どこからともなく飛んできて、一瞬にして獲物をしとめる

ぎゃあああああ。こわっ!!!!!

ただのヘビだって怖いのに、飛ぶなんて反則じゃあないですかっ!

そんなの捕まえられるわけないじゃないですかっ!ヽ(TдT)ノ

男の子が狩りに出発する日、彼のお母さんは泣いていた。

二度と会えないかもしれない我が子。そりゃ泣くよ。

私も泣いていた。

いったいどーなるのっ?!

・・・が、ここでチャンネルを変えられてしまった。

( ´゚д゚`)えーーー。 こっからが肝心なとこじゃないですか!

勘弁してくださいよー。 必死に抵抗したけど、ダメだった。

夜、布団に入ってからも私はその男の子がどーなったのか

気になって気になって仕方なかった。

翌日、学校で、友達に聞いてみた。

しかし、その番組を見ていた子は一人もいなかった。

それどころか「ヘビが飛ぶわけないじゃん」「うそばっかり」

とまったく信じてもらえず、悔しい思いをした。

中学に入っても、高校生になっても、大学でも

事あるごとに私はそのドキュメンタリーを思い出し

色んな人に聞いた。でもやはり誰も知らなかった。

「夢じゃないの?」

「そんなすごいヘビがいたらもっと大ニュースになってるはずだよ」

「飛ぶヘビって龍のことでしょ」

などなど。

みんな半笑いだし・・・。

とうとう私もあきらめた。もしかしたら本当に夢だったのかも。

そう思うようにすらなっていた。

それが、今日、またふいに思い出して、気まぐれに検索してみた。

「飛ぶヘビ」「跳ぶヘビ」「飛び蛇」「トビヘビ」・・・。

そしたらついに見つけたのだ!!!

そのヘビはパラダイストビヘビという名前だった。

これです!!みなさん!このヘビですよー!!

(飛んでる写真もあったけど怖すぎて載せられません。

東南アジアのヘビだったのかぁ。なぜかアフリカだと思い込んで

探していたから見つからなかったのかもしれない。

それにしても感無量です。君をどんなに探したことか。

あとは、あのドキュメンタリーの男の子のことだけが気がかり。

どなたかご覧になってた方はいらっしゃいませんでしょうか?(・ё・)
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