オールナイトニッポン演劇部(小栗旬・演出)『あの夕日に向かって』ニッポン放送・イマジンスタジオ [2008年04月09日(水)]
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すでにニュースになったり、ワイドショーで放送されたりしているので、ご存じかもしれませんが、俳優の小栗旬さんが初めて演出を手がけた舞台が4月6日(日)に上演されました。
じつは今日の深夜(厳密にいうと明日、ですが)に、この時の模様がラジオ(ニッポン放送『小栗旬のオールナイトニッポン』)で流れます。 というわけで、ちょっとでも放送前に、と思って慌ててアップしている私(笑)。 なんのこと?という読者の方に説明すると、オールナイトニッポン演劇部(以下、演劇部)とは、昨年の番組開始にともなって、小栗さん自らの発案で、リスナーから出演者を募集し、小栗さんが演出家として参加して演劇を上演しようじゃないか、というもの。 ラジオ内で、募集から選抜もおこない、選ばれたリスナーは、中学生の女のコ、高校生の男のコ、社会人の女性の3人。 本当は、昨年の上演をめざしていたのですが、『情熱大陸』なんかで放送されたように、とにかく小栗さんの殺人的な超多忙スケジュールでなかなか実現できず、この時期になった、というのが経緯です。 じつは、『Top Stage』という雑誌でこの演劇部を追い掛けておりまして、演劇部員が決定した辺りから、ここまでの様子を切れ切れではありますが拝見させていただいておりました。 部員の3人は、まずはお芝居に馴れる、ということでラジオドラマに出演し、その様子なども取材させてもらったりして。 そんな訳で、なんだか気持ち的にすごく自分が応援モードだった今回の公演。 だって、この演劇部の3人が、ラジオの中で声だけで選んだとは思えないくらい、ちゃんとしていて、しかも明るくて周りに気も遣えて、ほんとうに素敵な人たちなんです。 へんに気負ったところもなければ、へんな欲もなくて、演劇部への思いが純粋。 小栗さん自身も話しましたけど、本当にいい人たちが集まったな、というのが素直な感想です。 で、公演なんですが…… |
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これが、予想以上の好演(シャレじゃないよ)でした。
作品は、もともとリスナーから募集したプロットを番組の放送作家さんが脚本に起こしたもの。 最初は、15分程度の短い作品として出来上がってきたものでしたが、本読み(出演者が台本を読み合わせする)の段階で、演出家からの希望や意見が入り、かなりボリュームアップ。 本番は30分くらいの小品になっておりました。 こうなったことで、登場人物それぞれのキャラクターに厚みが出たし、ストーリーにも深みが出て、ちゃんと見ごたえのあるものに仕上がったと思います。 もちろん、小栗さんの演出家としての手腕も大きく評価。 今回、スケジュールの関係もあって、本番当日を含めて稽古はたった4日だったのですが、ほんとうに粘り強いし、部員にも作品にもスタッフにも誠実。 芝居はもちろん、音楽から、音量、舞台セット、動き、照明、少ない稽古の間に本当に細かく指示していくんです。 音響さんはラジオのスタッフということもあって、勝手が違って結構苦労したとも思うのですが、わかりやすい説明で、粘り強く、妥協せず。 どこでこんな技術を身に付けてきたんでしょうね。 ほんと、蜷川舞台を経験した若手の役者さんって、驚くほど短期間にすごい成長を見せる人が多いんですが、小栗さんがその筆頭かもしれません。 そして、なんといっても大きかったのは、文学座・横田栄司さんの客演。 終演後の演劇部3人へのインタビューでも「すごく引っ張ってもらった」と口々に話しておりましたが、横田さんが参加したことで演劇部に強固な背骨が出来た感じ。 プロの俳優の芝居、その姿勢に引っ張られるようにして、稽古の間に3人がぐんぐんと力をつけていく様子は、本当に感心を通り越して感激するほどでした。 もちろん、まだまだ荒い部分はあるし、演出家自身も、もっとやりたいことは沢山あったようですが、観てきたこちらからの意見としては予想以上の成功、じゃなかったかと思います。 終演後、演劇部3人、横田さん、小栗さんに取材させていただきましたが、全員が全員、晴れ晴れとした笑顔だったのが、何より物語っていたと思います。 公演はたった1回のみでしたが、その様子と、公演終了後の部員、そして演出家のアフタートークは、本日のラジオにて放送されるので、ぜひチェックを。 ニッポン放送(AM1242) 4月9日(水)25:00〜27:00 番組のHP:http://www.allnightnippon.com/oguri/ |



