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夜行列車の憂鬱

2007-12-14 23:59:42
地図を眺めていると、東京ー大阪くらいな距離に思えて仕方がない・・・
→バラナシ→デリー

なーんてブツブツ考えたって、結局→寝台列車で13時間かかったわけだから、
デリー方面へ戻るのならば、同じ行程を行かなくてはなりません




次に目指すのは、デリーの南東に位置する アーグラ です
とりあえず、再び 寝台列車に乗るべく やってきた バラナシ駅

(坊ちゃん、なんだかふやけた顔しています。)


到着時と同じように、→ホームには人が溢れています。
それは、出発時間が近づくにつれ、身動きがとれない程まで・・・。

(反対側にあるホームと、異臭が漂う線路)

何がキツいって、線路からムンムン上がってくる 糞尿の臭い!! 


まだ幼かった頃、「新幹線のトイレでしたものは線路に落ちているんだよ
なーんて聞いたことがあって、物心ついた頃にはそんなことはなかった・・・という記憶がありますが。





インドの鉄道、ソレなんです。
列車のトイレの便器を覗くと、線路の石がゴロゴロ見えるので間違いありません!

(この穴の向こうが外界です)

それに、ホームから勇気を出して覗いた線路には、立派な人間の糞がポトリポトリと確認できました





そんな話はここまでにしておいて・・・と、
時間通りに滑り込んできた夜行列車。  この日、私たちが乗ったのは、
A/C 3段寝台 3-Tier Sleeper だと思われます。

2段寝台より、3段寝台の方が空間が狭く、上段の人が寝ていると下段の人は屈んで座る羽目に。
カーテンもなく、子連れ旅行でなくても、居心地はあまりよくない車両でした。






バラナシから アグラー Agra まで、約12時間の列車の旅

・・・のはずが、
朝方、アーグラー手前の数カ所の駅で、動いては停車の繰り返し・・・。これが噂に聞くインドの鉄道なのねー

あまりにも停車時間が長いので、知らぬ駅のホームに降り立ってみました。

(坊ちゃんは小鳥に大喜びなんですけど、周りのインドの人々の視線が“凝視”・・・)
悪気はまったくないんでしょうけど、この凝視 視線にはひどく緊張します・・・





到着予定時間が過ぎて、3時間ほど。
すっかり目覚めて(到着予定は朝7時頃でした)、狭い空間でパワーを持て余してきた坊ちゃん。

上段と、向かい側の席に座る アメリカ人のお姉さんに、絵本を読んでもらい始めました

(ニューヨークから来たバックパッカーのお姉さん2人組)




結局、5時間遅れで、アーグラ に到着
ここで、世界一美しいといわれる世界遺産を堪能します

ブッダの足跡

2007-12-14 23:58:07
日本もタイも仏教国です。 (もちろん他宗教の人もいますが・・・)
だからか、共通する価値観もあったりして、互いに打ち解けやすいこともあります。


ヒンズー教徒が8割 を占めるインドですが、
仏教では重要とも言える場所が、インド・ネパール国境近くに点在しています。




例えば・・・
ブッダが生まれた地、「ルンビニー Lumbini」 (ネパール)
                    →バンコクのルンピニー公園 の名称の由来。
ブッダが瞑想に入った地、「ブッダ・ガヤー Buddha Gaya」 (インド/バラナシの南東)
ブッダが入滅の地、「クシーナガル Kushinagar」  (インド/バラナシの北東)



そして、サルナート Sarnath 。
バラナシの郊外、約10kmの場所にあって、
ブッダが初めて弟子に説法したという、仏教徒にとっては意味深い地です。


(こういった遺跡と仏塔しか残らない、一見何もない場所)

赤いレンガの土台だけが残るのは、修行僧の僧院の跡だそう。




中でも大きくドーンとその姿を残すのは、
ダメーク・ストゥーパ

(6世紀頃の仏塔ですが、これでも破壊された跡の姿とのこと。)



じつのところ、かぁちゃん宗教には熱心ではない、お気軽人間です。
それでも、それぞれの宗教にとって大切な土地をこうやって訪れると、
                          気分が引き締まります・・・。





サルナートで、黄衣の僧に出会いました。       →タイの僧侶
国によって、僧侶の衣の色が違うこともあって、ついタイの僧侶を思い浮かべました。

(坊ちゃんと、気になるその僧侶の近くまで行ってみました)

すると、なんと! なんと!!
その 僧侶は日本人だったんですー!! 

ニッコリ、日本語で話しかけられて腰が抜けそうになりました
インドには、すでに約30年近くいるそうです。


こんな母国から離れたところで出会ったのも縁だなー、なんて思っちゃったりして。






サルナートから→バラナシへは、車で30分くらい
その途中は、この周辺に暮らす人々の生活を眺めることができました。

バラナシでは、移動の手段として大活躍の人力リクシャー」

(乗車料金も安いし、乗り心地も悪くはありません)



町と町、それぞれの集落にある 小さな市場
空気は埃っぽいけれど、野菜や食糧は新鮮に見えましたよ。

(車が行き来する交差点の空き地でも、器用に荷台を停めて商売が始まります)




これまで見聞きしてきた経験のはない、幻想的な世界があったバラナシ。
ここを離れ、次の目的地へ発つべく・・・  駅へ向かいます
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