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クマリと王様

2007-12-27 23:59:54
→カトマンズのダルバール広場には、いくつかの寺院や旧王宮などがあります。

その中でも、ひときわ神秘で妖艶な建物がこちら。

バクタプルでも見ることができる精巧木彫り窓枠が素晴らしい

ここは、クマリの館です。
生き神であるクマリは幼い少女で、実際にここに住んでいます
強靭な女神の化身とされていて、人々に敬われ恐れられる存在だとか。


(ここに身の世話をする老女と暮らします。生活感がある住居。)




何より驚いたのは、クマリを選定する条件。
血統のいい家系の女児であり、血の汚れがなく(怪我無し、初潮前)、目鼻立ちクッキリの美人。

最終的には5人ほどにしぼられた後は・・・
暗室に牛の生首を置き、それを見ても動じない5歳くらいの少女が選ばれるとか・・・。
                    5歳くらいじゃ、普通怖くて泣いちゃうよねー。

(クマリの住む館の間口のひとつ。幼いながら両親から離れ、人々に祈願を行います)



年に一度の祭りでは、ネパール国王もひざまずくという幼女のクマリ。
初潮を迎え、大人になった歴代クマリは、不幸な人生を辿ることが多いと聞きました。
       





そうそう、話はそれますけど
ネパールには国王がいますが・・・、これがまた評判悪い。

ガイドはこう言っていました。
ネパールってどこ?という人が多かったが2001年の事件世界中に知られる国となった」
当時の国王一家を含む約10名の王族が、王太子の銃の乱射によって殺害されたという衝撃事件。




王族のなかでも、現国王ャネンドラ国王一家(前国王の弟)だけ生き残ったという不自然さと、
その後の、議会停止などの専制的な政治がネパール国民の反感をかっているそう。




ガイド談「前国王ビレンドラ国王は民主的だった。尊敬を集めていたほどではないが、現国王よりずっとよかった。」

という言葉を納得させるかのように、
いろんなところで、前国王ビレンドラ国王・王妃の肖像を見かけました。

(前国王のビレンドラ国王と、アイシュワリャ王妃)


去年の議会で、現国王の政治的権力は剥奪され、
すっかり王制も存在感のないもの=(王族は一般人と同じ)になったとのこと。



ネパール紙幣を見てみると、
前国王ビレンドラ国王の紙幣、現国王ギャネンドラ国王の紙幣、最新の紙幣はエベレストのデザイン。





あらためて、タイ国民にこんなにも慕われ尊敬を集めている→プミポン国王
偉大さを、感じずにはいられませんでした

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