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マレーシアの華人

2008-05-04 23:58:29
マレーシアには、ババ・ニャニャ文化 と呼ばれるものがあるそうだ。
簡単に言うと、マレー文化を取り入れた中国人。(言語マレー語、食や衣服マレースタイル、冠婚葬祭は中国風習)


このマラッカは、15世紀頃からすでに海上交易の要所とされてきました。
そんなマラッカとの関係を強化したい 中国明王朝は、皇帝の娘をスルタン(統治者)へ嫁がせたそう。

側近・侍女数百人従えて嫁いできたと言われていて、
それ以来、マラッカには新天地を求めて華人や商人などが移り住むようになったとか・・・。



その時マラッカに嫁いできた皇女も眠るという
マレーシア最大で最古の華人の墓地、ブキッ・チナがあります。

(当時皇女と侍女たちの住まいとなった広大な丘。今は華人の墓が無数にある)




もう少し詳しく説明すると、
中国人男性とマレー系女性が結婚し、彼らの子孫で男性がババ、女性がニャニャと呼ばれます。

文化が融合して様々なモノが誕生する中、華やかな美しい色調の刺繍や絵柄をいかした
技術が世代を越えて受継がれているそうです。

例えば、こんなサンダル。

(下駄に描かれた絵柄。住宅ではタイルなどに描かれているモノをみることができる)

その他、布製のサンダルでは、細かい刺繍もあります。
ニャニャの花嫁修業のひとつが繊細な刺繍だそうで、それは100年経っても健在だとか。



チャイナタウンを歩けば、ニャニャ料理を味わえる小料理店が軒を連ねています。

(Tukang 通り から古い街並が残る ジョンカーストリートの方を眺める)

見た目には、中華料理風なんですけど、
食べると・・・たしかにどこかしらスパイスのような味が加わっているような。



そして、忘れてならないのが、
華人の参拝者が絶えないという、青雲亭=チェン・フン・テン寺院Cheng Hoong Teng Temple
1646年に建てられたというマレーシア最古の中国寺院で、
すべて中国から運んだ資材で作られたのだそうだ。


(坊ちゃんと本堂へ参拝へいきました)




15世紀に皇帝の皇女が嫁入りしてきたことから、現代も華人が多く住むマレーシア。
周辺を歩くと、モスクはあるし、洋風の建造物はあるし、街全体が文化融合で形成されている感じです。

その後、ポルトガルがマラッカへやってきて、オランダとの戦いへ・・・。
当時の立派な砦 サンチャゴ砦 は、今もその形を留めています。
1511年、ポルトガル軍によって造られた砦。

(列強各国の足跡をみることができます)




大航海時代の渦中に巻き込まれたマラッカ。
そこで数百年経った今も生き続けている華人(+マレーとの融合文化)に、たくましさを感じました。


       マレーシアの旅、続きは→コチラ です。


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