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バンコクを歩く象

2008-03-05 23:59:52
今日はつぶやきです。

一時あまりみかけなくなっていた(駐妻の出歩くエリアでのことだけど)街中を歩かされている象
スクンビット通りやその大通りから伸びるソイにいることが多かったのですが・・・。


ここ数ヶ月、しょっちゅう交通量の多いスクンビット通りでみかけます。

かぁちゃんはいつも車を運転中に路上で見るのですが、
その度にドカーンと怒りが込み上げてなりません

それは、象がのそのそ歩く事によって渋滞が引きおこされるというどうでもいい問題ではなく、
車が行き交う道を(しかも排気ガス充満)歩かせることは『象への虐待』であるからです。

(→スリンでの、象使いと子象。 もともと象はこのような自然の中で生きる動物です)


よく象を連れ歩く象使い? (なのか ただの飼い主なのか知りませんが) が警察に逮捕されています。
バンコクの警察署がその象を引き取るわけもなく、そのうち釈放され繰り返し状態。


以前お会いした「象保護団体 Friend of The Asia Elephant」 代表のソライダさんは、
働き手としての象の需要が減ってきた現状もあるが、象が不要とされて、
ひどい状況で過酷を強いられるケースもあると話した上で・・・
現在では200頭を越える象がバンコク等の都市を歩かされている と語っていました。


これ、どういうことかというと、
街歩きには子象の方が都合がいいので、 (バンコクで見かけたことある方は思い当たるでしょう)
野生の親子象の母親ゾウを殺し、子ゾウを捕らえ、売られているケースがあるということ。

(本来、親子ゾウは大人になるまで母象と子象は行動を共にします)

余談ですが、母親ゾウの森林伐採の労働にくっついて行った→子象のモーシャ
それで地雷を踏んで片方の前足を失いました。

保護するときは、子象のモーシャだけではなく母親ゾウも一緒に保護しています。
             →母親ゾウと一緒に保護され象病院で治療するモーシャ

つまり、象も親子関係は 人間と同じようなものです。 
バンコク都内で見かける1〜5歳くらいの子ゾウが(母親ゾウと離され)街を引き回されているのは、
それだけで象にとっては悲惨なこと。    体格が大きく見えても、まだまだ子ゾウです。




繰り返しになりますけど、
象使いも象も、働き手としての需要がなくなって失業状態で生きるため (エサのため)
やむをえない手段だという意見もあります。 

彼らは、昼間 (逮捕されやすいのであまり出歩かないが) や夜間、
都会を歩く象を見て「さすが象の国、タイっぽい」とか言い、エサを買い与えてるのは外国人or 観光客が多く、
そんな人達が行き交う場所を象を連れてうろつきます。

これは警察での証言の一部だそうですが、 
1日、象はこの都市を20km以上も歩かされるそうです


→アユタヤで観光客を乗せて歩く象や、→象園で 一芸を披露してエサ代を得ることが
できる象は、まだ恵まれた環境といえるのかもしれません・・・。

(かわいい挨拶を披露してくれたお礼にチップを受け取る子ゾウ)





じゃ、私たちに何ができるのか。

動物虐待防止の活動をする協会では、
象使いたちが都市に象をつれてこないためには、「エサを買い与えない」こと だと

象を近くで見たいのなら、タイではいくらでもそのような場があります。
また、象を援助する方法はいくらでもあります。 →ランパーン象保護センター



そんな苦境に立たされた、象使いや象たちも、生きていくために試行錯誤しています。
          →象糞からつくる自然にやさしい紙作り




ちょっと熱く語ってしまいましたけど・・・
バンコクで象が歩く姿を見かけたら、
その背景にあるものを少し考慮してもらえたらいいなー、 と思います。
Posted at 23:59 | 暮らし | この記事の詳細
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