クーデター【読書的つぶやき(6)】 [2006-09-21]12:24:03
タイでクーデターが起きましたね。
首相一族の株取引疑惑。
度重なる国王の「忠告」にもかかわらず強引な政治手法を続ける首相の姿勢に対して、
市民の間に一気に不満が高まり、今回のクーデターに発展したそうなんですが…
正直、僕はそういう情勢にはすごく疎いので、
そのことについて、大したことは言えないんですが、
ちょうど僕は今、『竜馬が行く』を読み直しているんですが、
明治維新も幕府に対する、尊王攘夷派のクーデターに近いものですので、
別に何って言うわけではないですが、ほんのり興味が動きました。
TVを見ていると、タイのクーデターは、すごく民衆の支持率が高いようで、
軍の兵士に対して、街の女性が花束を渡している映像を見かけました。
映像に出てくる兵士や、街の人の笑顔の多さに驚きました。
兵士の銃などにも、国王への敬愛を示す黄色いリボンがつけられ、
戦車にも黄色い旗が付けられている。
民選首相へ反旗を翻した軍は「国王への忠誠」を前面に動いている。
明治維新では、大衆を巻き込むことはなかったものの、
無血革命を望む、竜馬の思惑も空しく…
幕府方の兵士や勤王の志士のたくさんの血が流れましたが、
それとこれを比べてはいけないかも知れませんが…
今回のクーデターは、血も流れることがないようで、なんかホッ!としました。
別に自分に直接関わることではないんですけど…
誰であるにしろ、やっぱり同じ人間として血が流れるのは嫌です。

そんなこんなで、『竜馬が行く』
一度読んだのですが、最近、読み返していて、また幕末病が出てきてしまいました。
京都に行きたい。博物館に行きたい。関連本を読みたい。
全部叶えられるものなので、またしばらく続きそうです。

以前、京都伏見の竜馬の常宿『旅籠・寺田屋』を見に行ったのですが、
150年も前の建物が残っていることにももちろん、
ここで、竜馬や維新の志士が過ごしていたかと思うと、感慨深かったなぁ。
寺田屋のある伏見は、酒蔵などが立ち並び、
水路が街中を流れて、落ち着いた雰囲気の風情のある街です。
すごくしっとりとしていて、良いところなんですよねぇ〜。
京都市内も、だいぶ新しい建物も目立つけど、一歩裏道に入ると、
タイムスリップしたような気分になる。
筋の名前も、小説と一緒。
この筋とこの筋の間で、こんなことがあったんだって豆知識も増える。
清水寺へ行く途中の三年坂の途中にある、明保野亭も小説に出てきたし。
市内をめぐる高瀬川沿いにはひっそりと、土佐藩邸跡。
また、京都の旅が楽しくなるなぁ〜




