2008年新年早々、シアタールームに新設備が勢ぞろいしました〜

。
今回の内容は一部(全部?)専門的な内容を含みますので、ご容赦下さい。
昨年、2007年のAudio&Visual業界は新世紀に突入しました。
それは、映像のHi-vision(HV)化

と音声のHi-definition(HD)化

です。
具体的に言うなら、
ブルーレイや
HDDVDと呼ばれるものがそれにあたります。
信号の転送スピードや対応フォーマットはやや違いますが、
「フルハイビジョン番組(映画など)をハイビジョンのまま収録する」規格という点では
類似しています。
SONYやPanasonic、SHARPなどはブルーレイ陣営、
東芝はHDDVD陣営に属しています。
現状では、ブルーレイ陣営の方がかなり優勢ででしょうか。
我が家のブルーレイレコーダー、PanasonicBW800。
映像面では、1920×1080解像度の液晶素子が登場し、
液晶テレビ・プラズマTV・プロジェクター共にいわゆる
「フル・ハイビジョン化」
が完成しました。
フル・ハイビジョンの信号を伝送するためには、従来のDVIケーブル、
もしくは新規格のHDMIケーブルが必要で、特にHDMIケーブルは
今後のスタンダードとなっていくと思います


。
HDMIは音声と映像を同時に伝送するという構造上、どうしても
線径に依存してしまいますし、また、その端子形状がとても抜け
やすいものになっているため、端子の接点での接着性を考える
ならば、もうちょっと研究して欲しいと思います。
(一説には、引っ張られた時に抜けやすいように作られている、らしい・・・。)
ピュア・オーディオを楽しむ僕にとって、この端子形状はあまり
嬉しくないですね。
映像は映像端子〜ケーブルで、音声は専用音声端子〜音声
ケーブルで伝送して欲しい。
なぜなら、映像は高周波帯を使って伝送し、音声は中域を使って
伝送するので、どうしても2つを同時に伝送しようとすると、
一つのシース(ケーブルの線材)の内部に2種類の導電体を
入れ込む必要があるからです。
もっと言えば、音声と映像を同じケーブル内で伝送すると、
お互いがノイズを発生し、信号を鈍らせることも知られています。
当然、HDMIケーブル内部には、線材の内部に2重3重にシールド
(遮蔽材)を設けてお互いの信号が干渉しにくいように設計されて
いるのですが、それによって、機器によっては
相性の良いor悪いケーブルがあったりするようになりました。
アナログなら多少伝送能率が悪くても「ちょっと鈍いかな?」で
済んだものが、デジタル伝送は早い話が0か1かですから、
うまく送られるか送られないかの2つに一つ!!
かなり繊細になってしまったと言わざるを得ません。
でも現状では、HV映像もHD音声もHDMI以外の接続では
お互いの認証(certification)が取れず、つまりは、本来の性能
を発揮できません。
現在最高の規格は、HDMI Ver.1.3a であって、これによって
@映像面では、
「DeepColor」(圧倒的な階調度を誇る)
「xvYCC」(拡張型色空間)
「1080/24p」(フィルムと同じ周波数での再生)
の各信号の伝送に対応しました。
A音声面では、「ロスレス音声」と呼ばれる次世代音声
フォーマットのデコードに対応しました。
具体的には、
「Dolby TrueHD」、「DTS-HD Master Audio」というのが
次世代音声にあたり、これによって従来の音声フォーマット
(Dolby Digital、Dolby Digital EX、Dolby ProLogic II、
Dolby ProLogicIIx、Dolby Digital Plus、DTS、
DTS-ES(Discrete/Matrix/Neo:6)、DTS96/24、AACなど)
は「ロスレス」(非損失・可逆性)に対して「ロッシー」
(非可逆性)音声と呼ばれるようになりました。
また、「ロスレス」音声はデコード時にかなりファイルが大きく
なるので、これを扱うチップの性能もそれなりに上がります。
そのため、次世代音声ではあるのですが、
「ロッシー=ファイルが小さくて済む」、DTS-HD High Resolution Audio
なるものまで登場してきました。
次世代フォーマットによって、映像と音声の2つの情報を
以前とは比べ物にならない量と質で伝送することが可能に
なりました!!

ただでさえ以前からDolbyやらDTSやらで規格が乱立して、
ホームシアター分野でのコトバの難解さは目を見張るものだった
のにもかかわらず、今後はもっともっと難解さが増えていきそうな
予感です・・・・

。
ここまで、退屈なくらい長々と書いてしまいましたが、音声面はかなり紙面を取りそうなので(断言

)、まずは映像面からご紹介しましょう。
→ 次回へ続く