オーダージャケット詳報[2007年05月21日(月)]
旅行のときに着て行くためのジャケットを皆さんはお持ちですか?
スーツではなくて、ジャケット。 スーツはスーツで欧米の紳士達のように、普段から (仕事じゃなくても)着ていて、体に馴染んでいればいいのだけれど、 僕みたいに普段スーツを着る習慣がない、 逆に、着ていると「あれ?今日なんか学会ですか?」と変な目で見られる 場合、なかなか新調するというチャンスに恵まれません・・・。 以前にこのブログで、ジャケットを一着オーダーする計画があることを お話しました。 その後、名古屋ヒルトンのB1Fにある、「ラフィネリア名古屋」で、紺色のバンブー 素材のもので作ってみようと思っていました。 価格は、仕立て、仮縫い込みで、148000円(セミオーダー)。 ダルクォーレやガエタノアロイジオ、といった一流サルトの技術を使ったものから、 軽くセミオーダーものまで・・・。 ここでは、フルオーダーの価格は約50〜60万円でした・・・。 旅行のときや、食事のときに「羽織る」ために着るジャケットなので、動きやすくて なおかつ、食事の際に窮屈でないこと、肩周りにストレスがないことが 求められます。 この間の週末(土曜日)、名古屋の一番の繁華街、栄に食事に行く機会が あったので、安くても技術が高いと評判の、「オーダーサロン タナカ」 に寄ってみました。 ![]() ここは、主にロロ・ピアーナとエルメネジルド・ゼニアの生地を反物の状態で 仕入れ、実際に採寸した寸法でその生地に鋏を入れてスーツや ジャケットを仕立ててくれます。 お店に入っていくと、そこには店主の田中さんの他には、 レディースオーダー担当の方が一人いるのみ。あと、奥には ミシンをひたすら踏んで壁に向かっている頑固そうな職人さんが1名。 だいだい:「こんにちは。」 店主: 「どんな洋服をお探しですか?」 だいだい:「ちょっと食事とか旅行とかでエレガントに纏えるような ジャケットが欲しいんですよ。」 店主: 「そうですか。色は何色が良いんですか?」 だいだい:「そうですね〜。夏から秋を見据えて紺か黒かで考えています。」 そんなやり取りをしたのを覚えています。 そのとき僕が着ていたジャケットの肩や袖、裾周りを一瞥した後、 店主の田中さんは・・・ 店主(田中さん):「じゃあ、これをまず着てみてください。」 ![]() 色や柄はあくまで「見本」なので参考にはなりませんが、着心地が分かった。 はっきり言って「オジサン臭い」。 田中さん:「オッサン臭いでしょ?でも、ここから胴回りを○cm詰めて、 袖や丈を○mm詰めると、こうなるんですよ。」 ![]() これもあくまで「見本」ですが・・・。 実際に着てみたが、少しタイトな感じはするが、袖や肩、胸周りはとても 動きやすい ![]() 田中さん:「こんな感じ(で作っていくんですよ)です。」 だいだい:「じゃあ、採寸お願いします。」 ・・・と、 気づいたらオーダーしちゃってました(笑)。 採寸の合間にもいろいろな話をしたのですが、言葉の端々でとても 造詣が深いことが伝わってきましたし、生地に対する愛情も深い。 イタリアの名門サルトは、人と人とのコミュニケーションを特に 大事にするそうですが、確かにこうやって店主の愛情が注がれ 思い入れがたっぷりある生地を使って、店主自ら裁断してくれて 丁寧に仕上げてくれるのなら仕上がりに間違いがあるはずがない! そう思わせるような何かがその店内には漂っていました。 「秘めたる自信」というものでしょうか? あとは、襟のゴージの高さや、ボタンの数、種類、袖の処理(本切羽)、 ポケットの形から裏地の種類まで、いろいろな変更点(これはすべて 標準仕様。オプション料金なし!!)を相談しながら、たったの40分位で オーダーが完了していました 。これだけ、こだわりのジャケットで、なんとお値段は・・・・・、 58000円 。最初の予算より10万円安!!! ナポリのフルオーダーの10分の1!! ![]() 3週間後には、縫いあがってきます 。早くそのときにならないか、とても楽しみ ![]() ![]() |
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