コムスンの問題 [2007年06月09日(土)]
最近、ニュースを賑わす問題の一つとしてコムスンの問題があります。介護サービス大手の問題としてメディアを賑わしていますが、直接スマイリーブログで取り上げるジャンルの問題ではありませんが、なんとなくブログを書かなくてはという気に駆られました。
まず、福祉という分野に関する民間事業参入の難しさを改めて感じました。コムスンは、決められたルールを破っていたのでもちろんNGです。基本的に福祉色が強い分野は、補助金を前提とした事業計画があると思います。そして、補助金を得られると同時に運営団体に対する様々な制限が課せられます。それは、補助金という国民の税金によって賄われるお金を使っているので仕方がないことです。 大事なことは、運営団体にとってこれはあらかじめわかっていることだということです。そしてその中で事業として取り組むということは、その制限を受け入れて事業を行なっていくということだと思います。そしてコムスンは、今回その基本的ルールを破ってしまいましたので、企業としては言い訳ができないと思います。 私がこのニュースから感じたことは、民間保育事業は大丈夫なのかということです。保育も介護と同様な福祉色が強い分野です。そして、介護サービスほどでは、ありませんが民営化が進んでいる分野です。スマイリーブログでも時々取り上げていますが少なからずとも問題は発生しています。 スマイリーマムという会社を始めた際に、私たちも保育所運営に興味がありましたのでいろいろ調べましたが、民営化といえども制限事項が強いのでやはり事業として行なっていくには難しいと判断しました。そんな中で現在民間により運営されている保育事業は大丈夫なのかという思いと、ちゃんと行なわれている民営化に悪影響を与えないかというある意味、相反する思いをこの一連のニュースから感じました。 介護にしろ、保育にしろ民営化するということは、企業が利益を追従できるのでとは考えてしまいます。制約が強い中での民営化は、今回のコムスンではありませんが、ゆがんだ民営化を招きかねないと思います。民営化するということは、企業がその分野に対して参入でき、利益を上げられるということです。考えなくてはならないのは、利益を十分に挙げられない形の民営化は、結果的に不自然になるというこです。今まで行政によって公的に行なわれてきたことを、民間に委託する際や民営化する際はよく考えてもらわなければいけないと強く感じました。 今回のコムスンのことで、マスコミはコムスンことだけを取り上げていましたが、根底は、なぜ介護サービスを民営化しなくてはならないかということです。行政や自治体に予算がないので民営化するといことであれば、民間の企業が自然に参入できる仕組みをつくらなくてはいけない責任があるのではないかと思います。補助金を当てにして参入する仕組みでは、健全なサービスが提供できなと思います。そして企業に対して、自然に参入する仕組みができないのであれば民営化をしてはいけないと思います。 介護や年金など、社会的に強くない人々が頼ることを司る厚生労働省の問題が最近取りざたされていますが、保育の管轄も同省です。社会的に弱い立場の人たちに関わる省なので、より強い信念をもって望んでもらいたいと切に思います。 親子向けのイベントを色々開催しています。参加者募集中です。 |



