厚労省の「こんにちは赤ちゃん事業」 [2006年08月24日(木)]
厚生労働省が「こんにちは赤ちゃん事業」を来年度が実施すると発表しました。とても乱暴だが、簡単に言えば赤ちゃんがいる家庭への専門家による家庭訪問ですね。 この事業自体は、とってもいいもので相談する人がいない初めてのお母さんにとっては、とっても心強いものになるのではないかと思います。ただ、ちょっと気になったのが、この事業の目的が幼児虐待を防ぐというところです。 2つほどひっかかる点があります。まずは、訪問の回数が少なくとも1度ということです。すべての家庭を回るとなれば、当然そんなにひとつの家庭を何回も訪問することは難しくなるので1回の訪問で終わってしまう可能性もあると思います。そうするとその1回ではたして幼児虐待が発見できるのかなという疑問がわいてきます。悪意のある親が、訪問スタッフが訪れた際だけ、いい顔をすれば幼児虐待を発見するのがとても困難になるような気がします。 もう1点は、実際に家庭を訪問する人たちは、保健師や看護師、子育て経験がある元自治体職員といった人たちの予定だそうですが、もし虐待の兆しがあったり、親ともめたりした場合どうなるのかなという点です。訪問スタッフがどこまで問題時に踏み込めるのかなどを明確にしておかないと、消化不良になり、逆に訪問スタッフにプレッシャーやストレスがたまるような気がします。 「こんにちは赤ちゃん事業」自体は、いいものだと思いますが、もし幼児虐待防止を掲げるならより、綿密なマニュアルが必要になるでしょうね。決して起こって欲しくないことは、訪問スタッフが責められるような状況ですね。 参考記事:asahi.com 赤ちゃんがいてもお食事OKのお店を探すなら スマイリーマム |



