子育て支援・親支援の株式会社スマイリーマム社長のブログ  
 

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認定こども園の今 [2007年01月26日(金)]

 認定こども園が去年の10月から施行されて以来、各自治体で条例の調整を進めているようですが、こんな記事を見つけました。

認定こども園:申請、いまだゼロ 既存の幼稚園など二の足/静岡(毎日新聞)

 昨年末より、認定こども園の申請を開始したところ1月23日現在で申請ゼロのようです。それでは、利用者側にニーズがないのかというとそうでもなくて、静岡県内には486人の待機児童がいるようです。(2006年7月1日現在)

 認定こども園には、幼保連携型、幼稚園型、保育園型、特定認可外保育施設の4つのタイプがあります。(詳しくはこちら)その中で今回の条例施行で幼稚園型の認定こども園の申請を見込んでいたところ、現実は今のところ申請がないという状況のようです。

 静岡県には235の私立幼稚園があるのですが、定員充足率は78%と少子化の影響を受け、定員割れが進んでいる状況です。一方保育所は、認可保育所は、約500か所あり定員充足率はほぼ100%で、保育所定員数、利用者数ともに増加しています。つまり、働く人が増えているために保育所に預ける必要がある人が増えているということです。

 その流れからいけば、幼稚園が幼稚園型の認定こども園になり、0歳児から2歳児までの受け入れを拡大すれば待機児童は減少するし、幼稚園の定員充足率も高まると一石二鳥なはずです。ところが認定こども園の申請を行う幼稚園はゼロです。

 理由は、まず0歳児から2歳児までを受け入れるために保育士の資格を持つ職員の雇用による負担、3歳児に関しては職員配置数を保育所と同じ基準にあわすために35人に1人だったのが20人に1人にする必要があるための負担、この2つの理由が幼稚園が申請をためらう理由と見られています。

 しかし上記に関しては、法を施行する前からわかりそうなものだと思いますが・・・ 自治体は、定員割れが進む幼稚園が自ら負担して認定こども園への申請を行うとみていたのでしょうか。こうなると待機児童解消のために施行した条例の意味がまったくないような気がします。いったい誰が得をしたのでしょうか。


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