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家事があってよかった

2008-04-02 22:49:44
おととい、昨日と深夜残業でした。これが私の選んだ仕事だ、と分かっていても、疲れてくると、前向きに考えられなくなってきます。昨日は、そろそろ帰れるかな、と思った22時頃、他部門のミスを発見しました。オフィスには私だけ。締め切りが迫っていますので、一人で直すしかありません。「どうしてこの大切な時に確認をしないのかな?」「そもそも理解が不十分なのでは?」と、前夜もほとんど寝ていない上に空腹を抱えた私の頭は、被害者意識で一杯になってしまいました。

ようやく終わったのは深夜0時過ぎでした。こんな時間ですが、何か食べなくてはいけません。冷凍庫には週末作った煮物がありますが、前日食べたばかりなので気が進みません。お弁当屋さんの前でタクシーを止めてというのも恥ずかしいな、と考えます。それに、その日はどうしても洗濯がしたかったのです。ゴミもまとめなくてはいけませんし、やるべき家事はたくさんありました。仕事を終えて家に帰っても、効率よく動く必要がありました。

家事の順序を考えているうちに、さっきまで頭を占めていた人のミスへの恨みが、いつの間にか消えていることに気付きました。仕事と全く関係ない、でもどうしても必要なことを考えていたせいで、頭が切り替わったのです。冷静になってみれば、もっと前に確認をしなかった私がいけないのです。私のミスを、私が気付かないうちに人が直してくれたことは、数えきれないくらいあったでしょう。そんな自分を棚に上げて、いつも自分がしてもらっているたくさんのことに、感謝する気持ちを忘れていました。

やるべき家事があって本当に良かったと思いました。自宅に暮らしていた若い頃、どんなにぼーっとしていても母が食事の用意をし、汚れた衣服も洗ってくれました。私には、ネガティブなことをいつまでも考えていられる時間がありましたが、気持ちは切り替わらないまま、翌朝を迎えていたものでした。生活とは、なんと上手くできているのでしょう。家事には、暮らしを成り立たせると同時に、心を整える機能まであったのです。

奥様に生活を任せきりな男性は、楽をしている代わりに、家事の「オイシイ」ベネフィットを享受できていないかも知れませんよ。だから一杯飲んでから帰宅するのかな。なんでもバランスってあるものですね。今日は早く帰ってこのブログを書けてよかった。最後まで読んでくださってありがとうございました。
Posted at 22:49 | 仕事 | この記事の詳細

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