社交的な既婚とシャイな独身
2008-03-30 13:25:14
東京は桜が満開です。私も金曜日に「室内お花見」をしてきました。六本木にある東京ミッドタウンには、桜を見ながら食事できるレストランがあり、男性の先輩が予約をしてくれたのです。残念ながらデートではなく、独身女性2人と既婚男性2人のグループでした。最近、この組み合わせでの外食が本当に多いです。会社や大学など、いろんなところで知り合った人と食事をしますが、不思議と「男は既婚・女は独身」の人達が集います。
かといって、不倫とか疑似恋愛とか、そういったものとは全く無縁です。自分で言うべきセリフではないですが、私たちはそういったことにはとてもお行儀がよいのです。男性は携帯に保存されている幸せそうな家族写真を見せてくれます。そして独身の私たちは、他人の子供の成長に驚いたり、奥様の近況を聞いたり、最近あった出会いについて打ち明けたりします。
こういった関係を、うわべだけのもの、あるいは、きれいごとだと思う方もいらっしゃるかも知れません。実際、恋多き知り合いに、恋愛の可能性がない男性と出かけて、一体何が楽しいの?と聞かれたこともあります。しかし、これは本当に楽しいのです。週末、ちょっとオシャレしてちょっと贅沢な食事をする、あるいは女性同士では行かないような騒がしい焼き鳥屋さんで語り合う、これらは相手が誰であっても楽しいものだと思うのです。そして、お互い仕事の相談をしたり、将来の目標を語ったりするのは、よい刺激になるし、健全な友人関係だと思うのです。
恋愛の可能性がある男性、すなわち独身男性と、食事をすることもあります。この文面から推測していただけると思いますが、私は相当に理屈っぽい性質です。そんな私も、ブログで独身を嘆いたり自己分析しているだけでは、恋愛も結婚もできないと気付いています。友人が紹介してくれた人や、仕事で知り合った人と、時々食事をしているのです。しかし・・あくまで私の体験の範囲では、既婚男性との食事の方が、断然話が弾みます。私と同年代まで独身でいる男性は、しつこいようですが私の出会った方は、本当にシャイで寡黙です。大変に気を遣いますので、帰ってきてドッと疲れてしまうのです。そして、こんなことだったら、無理に結婚しようとしないで独身でいた方がいいのかな、と真剣に考えます。
結婚してもなお、流行のレストランを予約しみんなを集めるような男性は、マメで精力的な人なのでしょう。仕事が充実している、美味しいものやオシャレにお金を惜しまない、自由な時間があったら積極的に行動する、これらの行動パターンは、30代独身女性の特徴とされているものですが、実はマメな既婚男性と重なっているんだと思います。価値観が同じであれば、性別を超えて楽しい時間を共有できます。
帰り道、ワインでほろ酔いの頭で携帯を取り出し、お礼のメールを打ちます。その時、食事中にみた家族の写真を思い出します。小さい子供を抱えた彼の奥さんには、果たしてこんな自由な時間があるのでしょうか?パパは今日仕事、などというウソはついていないでしょうか?いくら恋愛関係にならないからと言って、だれも悲しませていないと断言できるのでしょうか?そんな考えが、ちらっと頭をよぎります。
私は結婚したことがないので、夫の交友関係について奥さんがどのような気持ちを抱くのか、実感をもって感じることができません。たまにはパパがいない方がいいとか、お互い自由な関係が好ましいとか思ってらして、「小さな子供を抱えた妻は不自由」と決めつけることこそ失礼なのかも知れません。それに、彼らと過ごすのは、一ヶ月のうちほんの数時間。男性達は家族の待つ家に帰ってゆき、リタイア後はあまり会うこともなくなるのでしょう。やっぱり結婚しなくちゃな、思い直します。がんばって、「疲れない寡黙くん」を探します。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


