毎日が分かれ道
2008-03-11 21:42:12
「男性にたった一人のパートナーとして選ばれたい」、これが私の今の願いです。でも、こんな私でも、一度だけプロポーズに近い言葉をいただいたことがあります。それでも今なお私が独身なのは、その時の、小さな小さな決断の結果なのだと思っています。もう、とても昔の事なので、懐かしく思い出すばかりです。
まだ20代前半だった頃、ある男性とおつきあいしていました。そして付き合って3ヶ月で、「僕に毎日料理を作ってほしい」と言ってもらいました。しかし、その頃の私には、未来の時間がたくさんありました。「まだつきあったばかりだから、簡単に返事できないな。」としか思いませんでした。
すぐに応じなかったのには、知り合って日が浅いという理由ばかりではなく、彼の実家が、家族経営の自営業だったということもありました。サラリーマン家庭で育った私には、そこに飛び込む決心がついていませんでした。もちろんその人のことは大好きで、ゆくゆくは実家をお手伝いしようという気持ちもあったのです。しかしまだ友達もほとんど独身だったその頃、楽しいレジャーを投げ打って、自営のお嫁さんになるのは、なんだか勇気のいることだったのです。そして、あとちょっと、本当に1年くらい遊んだら、その男性のおうちに入ろう、なんて思っていたのです。
遊びたい盛りの女性にありがちな躊躇かも知れません。でも彼と彼のご家族にとっては大変失礼な話です。その証拠に、二度とその時は訪れませんでした。彼とはその後5年もおつきあいして、最後は私が「結婚して下さい」とお願いする側になっていましたが、彼が承諾してくれることはありませんでした。口に出さずとも、私が最初に感じたためらいが彼に伝わってしまったのでしょう。
その後、彼は別の女性と結婚し、お子さんもいると聞いています。そして皮肉なことに、彼は家業を継ぎませんでした。ご両親の代で畳んでしまわれたのです。私が彼に「料理を作って」と言われたとき、「うーん・・・」と曖昧な返事をしたのは、本当に軽い気持ちでした。いつでも撤回できる「うーん」だと思っていたのです。でもそこには、目に見えない分かれ道があったんですね。私は誰に指示されたわけでもなく、自分の意思で、彼とは別の人生を選んだのでした。そしてその時はそのことに気付いていませんでした。
毎日は選択の連続です。今日、何気なく発した言葉や、無意識にしたことの何かが、後になってみると分岐点だったりするのかも知れません。そう気付いたんだから、明日から、もっと丁寧に生きなくちゃいけませんね。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
まだ20代前半だった頃、ある男性とおつきあいしていました。そして付き合って3ヶ月で、「僕に毎日料理を作ってほしい」と言ってもらいました。しかし、その頃の私には、未来の時間がたくさんありました。「まだつきあったばかりだから、簡単に返事できないな。」としか思いませんでした。
すぐに応じなかったのには、知り合って日が浅いという理由ばかりではなく、彼の実家が、家族経営の自営業だったということもありました。サラリーマン家庭で育った私には、そこに飛び込む決心がついていませんでした。もちろんその人のことは大好きで、ゆくゆくは実家をお手伝いしようという気持ちもあったのです。しかしまだ友達もほとんど独身だったその頃、楽しいレジャーを投げ打って、自営のお嫁さんになるのは、なんだか勇気のいることだったのです。そして、あとちょっと、本当に1年くらい遊んだら、その男性のおうちに入ろう、なんて思っていたのです。
遊びたい盛りの女性にありがちな躊躇かも知れません。でも彼と彼のご家族にとっては大変失礼な話です。その証拠に、二度とその時は訪れませんでした。彼とはその後5年もおつきあいして、最後は私が「結婚して下さい」とお願いする側になっていましたが、彼が承諾してくれることはありませんでした。口に出さずとも、私が最初に感じたためらいが彼に伝わってしまったのでしょう。
その後、彼は別の女性と結婚し、お子さんもいると聞いています。そして皮肉なことに、彼は家業を継ぎませんでした。ご両親の代で畳んでしまわれたのです。私が彼に「料理を作って」と言われたとき、「うーん・・・」と曖昧な返事をしたのは、本当に軽い気持ちでした。いつでも撤回できる「うーん」だと思っていたのです。でもそこには、目に見えない分かれ道があったんですね。私は誰に指示されたわけでもなく、自分の意思で、彼とは別の人生を選んだのでした。そしてその時はそのことに気付いていませんでした。
毎日は選択の連続です。今日、何気なく発した言葉や、無意識にしたことの何かが、後になってみると分岐点だったりするのかも知れません。そう気付いたんだから、明日から、もっと丁寧に生きなくちゃいけませんね。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。


