大人をハッピーにするハワイ

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隠れ絶景 [2008年04月24日(木)]


日頃親しくしているハワイ生まれ、ハワイ育ちの女性に
「ポートロックの先に、180度海が見渡せる絶景ポイントが
あるの知ってる?」と聞かれました。

ポートロックというのは、オアフ島の高級住宅地として知られる
ハワイカイ(ホノルルマラソンの折り返し地点ですね)エリアの中でも
高級な豪邸が並ぶ地区として知られるところ。
地区の入り口にあたる道路沿いには
「PORTLOCK」という地名が記されており、
用もないのに車で入っていくのも何だか恐れ多いので、
いつも横目に見ながら車を走らせていたのですが、
その話を聞いて、中に入ってみよう!と思い立ちました。

ただ彼女いわく、その絶景ポイントは地図には載っていないし
かなりの断崖絶壁なので、自分の責任で気をつけて
見に行ってね、とのこと。
(なので、これをご覧になっている方も、
どうぞその点をご留意の上、読んでみてください)

大まかな場所を聞いた上で、地図を見て、
後は車を走らせながら勘を働かせてたどり着いたのは……

道の突き当たりにある、小さな公園でした。
門があり、夜の9時から朝5時までは閉門しているようです。

見たところ、素敵なガーデンという感じだったので、
中に入ってみると、
岬の高台に位置するその公園からでも
海が眺められて、きれい。


しかし、私の目に飛び込んできたのは“危険”の文字。
一見、この場所には不似合いな文字のような
印象も受けるのですが、
どうやら、その先にある海へ降りる場合には
ご注意を!ということらしい。
よく見れば、低木の間に岩場が階段のようになっている
ところがあり、そこから降りられそう。

となったら、行ってみるしかありません!
思い切って岩場を降りてみると……、

なんとも言えない開放感のある風景が待っていました!
ずっと岩棚のようになっていて、
目の前は180度さえぎるものがなく、水平線が見渡せる絶景。
向かい側に見えるのは、ダイヤモンドヘッドです。
いつもワイキキ側から見ているのとは反対になりますね。

実はこの岩の先は、急な崖になっていて、
恐る恐る下を覗いてみましたけど、
高所恐怖症なので、へっぴり腰になってしまいました(笑)。



誰が置いたか、デッキチェアーがポツンとひとつ。
目の前に、ドドーンと広がる海!そして空!
どこかの誰かさんが、いつもこの景色を独占しながら
海と空と対話しているのかもしれません。

その後、色んな人に話を聞くと、
私が訪れたこの場所だけでなく、
このポートロック地区には海岸線に通じる道がいくつかあり、
知る人ぞ知る、秘密の絶景ポイントが潜んでいるんだそう。
うー行ってみたい。
近隣の方々に迷惑をかけない範囲で、
カメラを持って、また出かけてみよう。

幸せという名のケーキ [2008年04月21日(月)]

毎回“大人をハッピーにするハワイ”を紹介していますが、
こんな“ハッピーづくし”の光景に出会いました。
Happyの文字がこれだけ並ぶと、それだけでハッピー。
場所は、この間お話したばかりのファーマーズ・マーケット。

ここのマーケットは、作り手である売り子さんとの会話も
楽しみの一つなのですが、
先日、「ちょっと食べてみませんか?」と声をかけられ、
ふと足をとめたのが、この“Happy Cakes”のテントでした。
「味はどう?」と聞かれたので
「Very crunchyで美味しいね!」って答えたら、
「crunchyなんて言葉を使うところをみると、
君、ハワイに住んでるでしょ?」と言われ、
そこからいろいろと会話が始まったのです。


声をかけてきたのは、このハッピーケーキのオーナー、
Owen(オーエン)さん。
Owenさんがこの仕事を引き継いだのは最近だそうですが、
実はこのケーキ、オアフ島のノースショアへ向かう途中で
家族で食堂を経営していたディック・ロドビーさんによって、
1967年に誕生したそう。
ですからもう40年以上も人々に愛されてきたケーキ
だったのです。
このケーキを愛した人の中には、フランク・シナトラさんや
レーガン元大統領夫妻の名前もありました。
メインランド(アメリカ本土)からも、クリスマスのケーキなどに
お取り寄せする人が多いそうです。

このファーマーズ・マーケットに並んでいる食べ物は
すべてそうであるように、
Happy Cakeは、ハワイ産の原料で作られている、
“ハワイ”がぎっしりつめこまれたケーキ。
ハワイ島でとれたマカデミアナッツが25%も入っているほか、
ハワイ産の甘いパイナップルもごろごろ入っていて、
ケーキを甘くジューシーにしています。
さらにココナッツがハワイらしさを添えています。
持ってみると、ものすごく重い!


もともとは向かって左の大きなホールサイズ
(2パウンドもの重さがあります。つまり900g!)
だったそうですが、去年の暮れに
小さいおみやげサイズを発売したばかりなんですって。
この大きさでもぎっしり中身がつまっているので、
かなり食べ応えがあります。


ね、パイナップルとナッツがぎっしりでしょ?

ちなみにこのハッピーケーキが手に入るのは、
KCCファーマーズマーケットでは毎月第1土曜日、
この他にはドールプランテーション、アラモアナのMacy's、
シェラトン・ワイキキのプールサイドのコーヒーショップ、
ワード・センター内のRed Pineappleというお店など。

オススメの食べ方を聞いたら、
「少し温めて、冷たいバニラアイスをのせると最高!」。
想像しただけでも美味しそう……。
さっそく試してみます。

ベジタリアンなバーガー [2008年04月17日(木)]


今日、何気なく家の近所にある新しいレストランでランチをとりました。
2月にオープンしたこのレストランの名前は「tango(タンゴ)」。



タンゴと聞けば、頭の中にタンゴの調べが流れ出す♪……けれど、
お料理は全くアルゼンチンとは関係なく、
後で調べてみたら、2人のオーナーの頭文字をあわせたのだそう。

どんなお料理があるのか全く事前の知識がないままに
お店に入ってみたのですが、
まずはお店の雰囲気が落ち着いていて、気に入りました。
ホノルルには、こういったいわゆる食事が気軽にとれる
“カフェ”スタイルのお店が、ありそうでないのです。
プレートランチなど、思いっきりカジュアルになるか、
あるいはレストランでかしこまったランチになってしまうか。

メニューは、スープやサラダ、サンドイッチにメインディッシュと、
一見、他でも見られるアメリカンな内容だったのですが、
その中で一つ、目をひいたメニューを注文してみました。
それは、Grilled Portobello Mushroom “Burger”というもの。

運ばれてきたハンバーガーには、お肉のパテの代わりに、
大きなポートベロマッシュルームがのっていました。



おお、これはヘルシー。
さっそく頬張ってみると、肉厚のポートベロマッシュルームは、
お肉のパテに負けないぐらい食べ応えがあるんですね。
家でもヘルシーなお料理として応用できそう。
ライ麦を使ったしっとりとしたパンもほんのり甘くて美味しい。
こちらのレストラン、素材の新鮮さやヘルシーさを
大切にしているのだそう。

ディナータイムや、土日のみ営業している朝食タイムにも
訪れてみたいと思います。

お店の場所は、アラモアナとワードの中間地点、
カカアコ地区にある高層コンドミニアム、“HOKUA”の一階。



コンドミニアム自体は、こーんなに高くて
ロボットのようにピカピカ光っていますが、
一階にはこの「tango」のほか、
全米に展開するチャイニーズレストラン「P.F.Chang's」、
(最近、ワイキキ・ビーチウォークエリアにも新店舗がオープン)
「Stussy」のお店や、「スターバックス」などが入っていて、
もちろんHOKUAの住民でなくても利用できます。

観光地の喧騒を離れて、ゆるやかな時間が流れる
こんなホノルルもオススメです。

パンケーキばなし その3 [2008年04月10日(木)]


強烈な個性を持っていて、他には出会えない味と、
シンプルで定番なんだけど、また食べたくなる味。
あなたなら、どちらに興味がありますか?

美味しければ、どっちも食べたいですよね(笑)。

そんな両極端のパンケーキに出会ったのは、
「THE ORIGINAL PANCAKE HOUSE」。
場所はアラモアナセンターの近く、カピオラニ通り沿い。



通りからでも店名は見られますが、
お店の入り口はちょっと奥まったところ、
ビルの中にドアがあります。



お店の中は、ところどころカントリー調で、
地元の人がひとりで新聞を広げながら
朝食をとっている姿がしっくりくる、
いかにも“日常的”でアットホームな雰囲気。

パンケーキのメニューは、
素材やトッピングの違う様々な種類があるのですが、
私がここで好きなのは、シンプルで定番な、
“バターミルク”パンケーキ。
基本中の基本ですね。
ここのはとにかくとってもやわらかい!
バターがのっている真ん中の部分が
見る見るうちに下にへこんでくるほどです。

バターとシロップがたっぷり染み込んだパンケーキを
口にほおばると、すーっと溶けていくよう。
そして、鼻からほわ〜んと甘い香りがぬけていきます。
なんだか懐かしい甘さ。
強烈なインパクトはないけれど、
何度食べても、ほっとする美味しさです。

単品でも頼めるし、
オムレツを頼むとこのバターミルクパンケーキが3枚
ついてきます。

ここのオムレツは、ちょっと特徴があって、
メニューに”fluffy(ふわふわした) omelette”と
紹介されているのですが、
まさに泡立てたクリームのようにふわふわっとしてます。

しかしこのセットが、食べられそうで、
なかなかひとりで食べきれないんだなあ……
まだまだ私も修業が足りません(!?)。

さて、そんな定番品とは180度変わって、
このお店には超個性派選手がいます。
じゃじゃん。

なんじゃ、この茶色い塊は?! と一見びっくりしますが、
これぞお店のSpecialtiesのひとつ、「Apple Pancake」。

実は何度か注文しては断られ、
ようやく3回目で口にすることができたので、
私は勝手に“幻のアップルパンケーキ”と呼んでいます。
断られたのには理由があり、
それは焼き上げるのに何十分もかかるためなんです。
だから、席についてしばらく悩んでから注文しても、
もう今からでは時間がかかるので無理、と言われてしまう。
閉店間際に駆け込んだ場合も、同じくダメです。

私がようやくありつけた時は、
お店に少し行列が出来ていたのですが、
並んでいる時から、先に「アップルパンケーキひとつ
注文入れておきたいんだけど」と頼んでおき、
席についてから他のメニューをオーダーしたんですよ。
(これでもアップルパンケーキの焼き上がりを
だいぶ待ちました)

そんなこんなでやっと出会えた幻のパンケーキ。
テーブルに運ばれてきた時から、
強烈なシナモンの香りが辺りに漂い、
シナモン好きとしては、かなり期待が高まります。
口に入れると、色んな食感が一度に楽しめる。
一番外側のシナモングレーズはカリッ、
中にぎっしりつまったフレッシュなりんごは
焼き立てでアッツアツのトロトロ。
土台のパンケーキは、パンプディングのような弾力が。

「アツイアツイ」と言いながら頬張っている瞬間が
たまりませんでした。

強烈なインパクトがあるだけに、
そう頻繁には食べられないけど、
忘れられない味のアップルパンケーキ。
ごくごくシンプルだけど、また食べたくなる
バターミルクパンケーキ。
さあ、どっちからせめますか?

パンケーキばなし その2 [2008年04月07日(月)]


またまたパンケーキのお話です。
カイルアに好きなパンケーキ屋さんが2軒あると
書きましたが、もう一軒のお店が「Cinnamon's」。



前回の「Boots&Kimo's」とはうってかわって、
ファンシーでアットホームな雰囲気。
もし家の近所にあったら、新聞や本を持って
一人でのんびり食事をしに行きたいなあという
感じのレストランです。

実際、パンケーキはメニューのほんの一部で、
卵料理からロコモコ、サンドイッチ、肉&魚料理など
ぎっしりとメニューが書き込んであり、
行く度にあれこれ迷ってしまうほどです。
地元の人にとっての心強い台所、なのかな?


例えばこのロコモコも、“ザ・家庭料理”って感じですよね。
常々、ロコモコって野菜不足のメニューだよなあと
思っていたのですが、ここではオニオンとマッシュルームの
ソテーをトッピングできるのが気に入っています。


エッグベネディクトは看板メニューにもなっていて、
カナディアンベーコン、ターキー、マヒマヒ、カルアポーク、
シーフードなど中身があれこれ選べます。
野菜が添えてあって彩りもきれい。
もちろん食べ応えも十分です!

……っと、パンケーキから話がそれてしまいました。
そんな「Cinnamon's」のパンケーキは、
とっても素朴な味わいです。
でも凝りすぎているメニューよりも、
その素朴さがかえって印象に残ります。
冒頭のバナナパンケーキも、家で焼きました!
っていう感じの見た目ですよね(笑)。
バナナが生地と一緒に焼いてあるんですけど、
やわらかく溶けて、パンケーキとグッドマッチング!
(美味しかったので、家でパンケーキを焼くときに
 真似してみました)


こちらはちょっと豪勢なアップルシナモンパンケーキ。
バナナと同じくりんごがふんだんに使われていて
さっぱりとした美味しさです。
私はシナモンが好きなので、アップルシナモンだけでも
食べたい!

店名に「シナモンズ」とあるように、
いくつかシナモンを使ったメニューが並んでいるのも
シナモン好きとしては気になります。
シナモンロール、シナモントースト……

他にもパンがあれこれ選べるフレンチトーストや、
ポルトギース・ビーン・スープなど、気になるメニューが
まだまだあります。
これからもこまめに通わないと。

パンケーキばなし その1 [2008年04月03日(木)]


ハワイで暮らすようになって1年半。
その間、ハワイを訪れた友人・知人を数え切れないくらい
あちこち案内してきましたが、
ふと「一番多いリクエストは何だろう?」と考えてみると、
それはやっぱり“パンケーキ”なのです。

そこで、私が好きなパンケーキをあれこれご紹介
してみようと思います。

“パンケーキ”と聞いて私が思い浮かべるのはカイルアの町。
ここには好きなパンケーキ屋さんが2軒あるんです。
中でも真っ先に頭に思い浮かぶのが、これ。
真っ白なソースがたっぷりとかけられた、このパンケーキは
「Boots&Kimo's」の看板メニュー、
パンケーキのマカデミアナッツソースがけ。




それが証拠に、お店の看板にも
“マカデミアナッツパンケーキソースでおなじみ”と
書いてあります。
パッと見たところ、どろーっとして甘みもきついソース
なんだろうなあ……と思いがちですが、
その予想は裏切られます。
空気をたっぷり含んだような、軽い口当たりなのです。
例えるなら、甘みを抑えたバニラアイスが少し溶けたものを
ホイップしたような、ふわわんとしたソース。 
パンケーキ自体も
弾力がありながらもしっとりやわらかくおいしい。
お皿に残ったソースを残らずつけて食べてしまいます。

お店には他にもパンケーキの種類があったと思うのですが、
ここへ行くと、結局いつも同じものを頼んでしまうので、
ごめんなさい、これしか分かりません。
でも、ふと「あのパンケーキ食べたいな」と思わせる一皿です。

と言っても、甘いものだけだと飽きてしまうので、
バランスをとるためにもう一皿注文するのですが、
こちらもいつも決まっていて、チリ&ビーンズのオムレツ。
(ということは、いつもこの2皿の組み合わせ!)


もともとチリ&ビーンズは大好きなのですが、
このオムレツは、卵部分が薄くてアッサリしていて、
まるでクレープのようで、最高のバランス!
添えてあるポテトのカリカリ具合もいい。

パンケーキ屋さんというと、ファンシーな作りのところが多い中、
このお店の外観はいたってシンプル。
いくつかお店が並ぶ軒下にある看板だけが目印です。
中に入ると、スポーツカフェという雰囲気で、
なぜかスポーツ関連グッズが盛りだくさん。
お店の人も、格段ニコニコしているわけではなく、
淡々と(笑)注文をとるだけですが、
この気取らなさというか、ざっくばらんな感じも
妙に居心地がよかったりします。

それほど席数が多いわけではないので
時間帯によっては、また祝日と重なった日なども、
ローカルと観光客とでお店の前に順番待ちが
出来るほどの混雑になりますが、
そんな行列が似合わないほどマイペースな雰囲気。
Rubber Sippers(ラバー・スリッパー。ハワイではビーチサンダル
をこう呼びます。まさにゴムぞうり)を履いて、
ふらーっと気軽に立ち寄りたいお店です。

プロフィール
プロフィール
柴田玲
(しばたれい)
フリーアナウンサー
1971年11月17日生まれ
1995年〜2006年まで、TOKYO FMアナウンサーとしてラジオ生活にどっぷり浸るも一転、ALOHAスピリットに惹かれて2006年9月よりハワイ・オアフ島に拠点を移し、単身赴任生活と仕事をスタート。ハワイ初心者の視点で見たハワイの暮らし・文化を様々な日本のメディアを通じて伝えている。

●ハワイからお届けするFM番組

・JFN系列34局ネット (TOKYO FM)
『SKY CONNECTION FROM HAWAII』
毎週金曜 AM6:15〜6:25
 
・FM NORTHWAVE(北海道)
『ISLAND BREEZE FROM HAWAII』
毎週日曜 AM8:00〜9:50
 
・K-MIX(静岡)
『SATURDAY MORNING LOMI LOMI 』
毎週土曜 AM7:00〜8:00

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